2004年12月29日

_第3回紅白FLASH合戦(10日目)

10日目かここまでで100作品以上みてきたことになるか。すげっす。
とりあえずペタペタ

第1戦は絵で魅せる和風PV対決といったところかな。u=jiさんのは線を使ってき
れいに描かれた、和を基調とした絵が満載でした。カッコイイです。絵の見せ方、
マスクがちょっと似合わないような感じでしたが、ひとつひとつクォリティが高
くて丁寧な仕上がりです。描かれた絵の数が多いので、作業量をとても感じるも
のでした。花札の周囲にちりばめられた動きも見事ですし、それぞれの動きも和
風ならではのバランスのよい動きのように感じました。ちょっと残念なのは花札
がラスターでかつちょっと荒いものであったことですね。花札は主役なので、もっ
と力を入れたほうが印象はよくなったんじゃないかなぁって思います。あとは花
札の役割とかそれぞれの札の意味みたいなところにももうちょっと踏み入った要
素にまで届くようなお話の深さがあるとよかったっていうかそういうのを期待し
ていました。欲張りすぎ?PVとしては完成度の高いものでした。楽しめました。
コオリさんのは動きが豪快で、そのパターンも多く、女の子が着物姿でおどって
いるシーンなんかはものすごくかんがえられているというか、きちんと舞ってい
るところで魅せられました。音楽ともものすごくあっている振り付けで、適当に
おどらせたんじゃないようなそんな味わいの深いところまで追求されていること
に驚きました。ムービーの時間も結構長いものなのですが、最後まで動きのある、
流れのある仕上がりでした。しいてあげるなら、配色があざやかではないという
か地味というか、その辺りをもっと鮮やかに表現してほしかったなぁって思いま
した。地味な配色できちんとまとまりはあったので、いろの彩度をもっと高いも
のを選んでもおもしろかったんじゃないかなぁって思います。なんていうか華や
かな動きが華やかではない色でひょうげんされていることで損をしているように
感じました。全体的には力作感もあって、みていてすがすがしかったです。怪し
い雰囲気をもとめていたからあのような配色になったのかなぁ。

第2戦は2chAAアニメーション最終戦?でした。
まる坊さんのは渋いという路線だったように思います。銃とかが登場します。今
話題の銃ですよ!オクサン!カラシニコフでしたっけ?上手く描かれていたと思いま
す。音楽はなんか聴いたことありますCrankyさんのですね。しっている曲だけに
音との同期具合が気になりすぎました。ちょっと同期具合は不足気味っていう感
じがしました。動きはPVというよりはアニメーションっていうほうに近いぐらい
良く動いておりました。やろうとしたことをだいぶ形にできていると思いました。
ところどころ、ギクシャクしているなぁって思う部分はあったように思いますが、
かなりの枚数の絵をかかれたことだと思います。かなりの枚数を使っていますが、
欲を言うともっとこまを多く使って中割りっていうかその数をふやしてなめらか
にしたほうが、今回のやりたかったことがより忠実に再現できたのではないかと
思うのであります。
ちゃおるさんのは、ものすごいコマアニメだと思いました。今回のAAアニメーショ
ンの中ではかなりハイレベルなコマアニメになっていると思います。ちょっとし
た動きにもおおざっぱにならず丁寧に一こま一こまを繋げているように思いまし
た。よねっとの中では本大会No1の2chAAコマアニメでした。物語りもわかりや
すくて楽しめました。「安全マン」いいよいいよw。ヘルメットがぬげてしまう
あたりは、かわいらしくていいですね。2chAAの神髄的な設定とFBでみたAturn
さんのきゃらのような感じの悪役をだしてくるあたりも、これまでいろんなもイ
ベントをみたりしてきた自分にはなじみの深い感じがしてはいりこみやすかった
です。おもしろいです。しいていうなれば、そのよく動いている絵の微妙なバラ
ンスがすごくかわいいでもなくすごくカッコイイでもなくというあたりがあった
ように感じます。決して下手なのではないです。なんといいましょうか万人に魅
力をかんじさせる域にたっしていないといいましょうか。きびしいことをいいま
すがそんなところです。そういったところをもっと切り詰めると、話題騒然の作
品にもなりえたのかなって思います。よねっとは、総合的にも内容的にも、もの
すごくよかったと感じています。特段、褒め称えたい作品でした。このあたりの
作品がよねっとのつぼです。今後も頑張って下さい。よねっとにほめたたえられ
たからってそんなに嬉しくない罠orz

第3戦は自分の対戦でもありますがオリジナルアニメーション対決です。壬生犬
さんのはサイトでも告知していたとおり、続き物アニメーションでした。まいど
おなじみのキャラクター、サクラが最後の願い事をかなえてあげるという感じの
設定のストーリーです。最後に彼女の正体をばらして、なるほどぉとさせる物語
の展開はいいですね。「ジャンヌダルク」彼女はイギリスの戦況を転換させたと
るすあの英雄だったのだ。ジャンヌダルクは女の子としても生きたってことなん
だな。実際のお話とリンクさせてみる構成はわかりやすくていいかもしれません
ね。それ以前にジャンヌダルクを知らない場合、ちょっと厳しい展開にもなりう
るという危険も伴う諸刃の(ryです。みぶけんさんは自分の対戦相手なのでどう
いうスタイルでどういう活動をされている方なのかよくわかっているのですが、
なんていうか、めっちゃ量産されているかたで今回の紅白もあんまり力はいれこ
んでないというか、かるくこんなのも仕上げてみましたっていう余裕のある作品
なのです。きっと。絵は物凄き描きなれていて、なんか今やりたいことを、一定
のレベルでバランスよく放出している感じです。これからの活動に期待します。
たぶん自分の相手でなかったら、多くのいけんでもあった続き物はちょっと難解
だなっていうグループに属していた危険もあります。
でよねっとさんは自分なので割愛です。
絵がまじでヘタクソなのでもっとうまくなって下さいっ!!!デッサンから始め
ろって何年前からいわれてるんや君はw進歩が少ないぞっ!!!たわけが!!い
いところは、その無駄な努力をやったってことだけだな…自分乙。

第4戦は格闘モノオリジナルアニメーション対決ですね。
もんぐ犬さんのはすんげぇハイクォリティつうか長くて、描き込みがすごい。ど
んだけ動かすんやってくらいにやりつくしている。超がつくくらい力作だと思っ
た。あえていうなれば走るシーンがちょっとバランスが悪かったかも。ストーリ
ーは怖いっす。あらかじめアナウンスあったとおりちっとブラックな理不尽な展
開。実は悪者だったのかっていうどんでん返し。そりゃ正義の味方もお手上げや
わなw。コマアニメをやる点では、尺が長い分、ひとつひとつのクィリティがい
つもよりほんの少し低めになっていたかなって感じましたが、絵が緻密にかかれ
ているので、それだけでも動かすのはものすごく大変なことになることで、やっ
ぱすげーですよね。色の使い方もちょっとダークな感じで統一されていて、いつ
ものもんぐ犬さんとはちがった表現の幅の広さをかいまみれました。あー実はこ
んなこともやってみたいって思う方だったんですね。
あのよろしさんのはふかーい構想のある緻密な物語になっていました。キャラク
ターや登場人物は素直にうごきまわっていましたが、背景の描きこみがちょっと
足りないかなぁって思いました。カメラのおきかたとかをみてもなんかやりたい
表現みたいなものを感じました。緊迫感というかそういうものを感じました。尺
が長いので、緻密な映像を期待するのが無理難題ですね。物語でやりたいことと
そこそこの描画というか人物や中心的な表現になるものはそれでも緻密に描か
れている部分が多くて、ものすごい作品だと思いました。文章がめちゃめちゃ多
い感じのもので、なんていうか大人向けの物語っていうんでしょうか。よねっと
の目にはよく表現されているように感じました。文字をきちんとよんで物語の世
界にはいりこんでみてみるのが、この力作感ある作品へのマナーかと思います。一
部セリフが「わかた」になってるところがあったので修正したほうがよいかもで
す。あれだけ力作なので、そこの部分で評価がさがってしまうのは勿体無いとお
もいませんか?いやー作業量を考えるとぞっとさせられるものでした。お疲れで
す。

第5戦はほのぼのオリジナルストーリー対決かな。
チョータさんのはちょっとおどろいた。ああいう描写方法で物語をみせるとは思っ
ていなかったので、意外だった。カッコイイ線でかっここよくとかかわいらしい
表現でとかそういう世界を描ける人はその域から出て行かない場合が多くて、な
にかを表現するために絵の描き方をああいう具合にするというのは凄いとおもっ
た。最初のロゴや、アイコンとはまったく違う描き方で、しかも今回のストーリ
ーにはものすごくマッチするものだと思いました。ある程度、絵が描けるように
なるとだいたいいつもおなじような作風になりがち(まんねり)になると思うの
ですが、いろんな表現ができるというのも強みだなって思います。なにかひょう
げんするときにかっこばっかりつけない、自然なスタイルのように見受けてしまっ
たのですがどうなのでしょうか?いやアイコンやロゴは別の人が作ったものですっ
てことなら、よねっとの思い過ごしってことなるのかもしれません。もし自分が
カッコイイ絵やかわいらしい絵をかけるようになったとしたら、こんなふうに表
現する幅の広さをわすれないでいたいなって思いました。素敵な作品でした。主
題の虹の部分は曲線的にのびていくほうがよかったと思うのですが、やっぱフラッ
シュで簡単に表現するにはちょっと苦労しちゃうんだろうな。トゥイーンって便
利ですもんね。凝らない場合にはそれを表現できればそれでいい場合もあるのか
もしれませんね…
takenoko?さんのはぃょぅを扱った、「のどかな」物語でした。ぃょぅ村のちょっ
とした悪夢?なのかな。風景画が独特な雰囲気をかもし出していると思いました。ぃょぅ
を含めた各種キャラクターにおいてそれほど難しい動きはなかったですが、背景
を独自のやりかたで、且つ物語の流れともとても合っている描き方で丁寧にしあ
げられていたのが、この作品のポイントだったのではないかとおもうほどに背景
は重要な役割をしているように思いました。のろのろした動きもこのものがたり
の暖かさを生み出していますね。しいていうなれば、よくなかったかなぁって思
うところは、物語の核となる部分がよくわからなかった所です。よねっとの理解
力不足なのかもしれませんがぃょぅ村でおきたことはいったいなんだったのかと
か、そういったあたり展開がよく読み取れなかったです。この物語で、なにを表
現しようとしたのかがちょっと謎でした。自分、かなり理解力に乏しいみたいで
す。(つД`)ヤタロウアンチでもよんで理解しようっと。

第6戦はハイクォリティアニメーション対決という感じ?あまり共通する部分は
みつけられません。
naeさんのは、やっぱ絵がきれいだね。いろの淡い感じが統一感があって見やすい
し無難な感じになっております。設定上のこともあって、あんまりはげしい動き
こそありませんが、うごかすべきところでは、きちんと丁寧に作りこんでありま
す。ロゴとかの作りこみがすごいですね。ワイプとかも凝っていて、あんまりキャ
ラクター達が動き回らない分そういった動きの部分が緻密につくりこまれていま
した。よくないところというとやっぱ物語の展開方面をつっつくしかないと思わ
れます。なんか先が読めてしまうのがひねりがないという印象。急な展開もなかっ
たように感じました。そしてその先が読めたとおりに物語が本当に進行してしま
いました。余計な詮索(・Δ・)イクナイだったんでしょうか。物語の予測をしながら
みてしまったのがいけなかったかも。ボウリングの玉をおとす部分は疑問符だけ
がかすめて、わらいという方向にはいかなかったですね。絵がきれいだったから…
笑いを物語の中でもとめていなかったのかもしれないです。とはいったものの、
ほんとつっこみどころの少ない、良質の絵本のような作品でした。
エジエレキさんのは、それとは対象によく動いた。みごとなまでに動いた。なん
の違和感もなく…戦闘モノだったので、うごきも激しいし、必殺技みたいなとこ
ろの表現も楽しませてくれます。でもよく動いた分、労力はかかっているわけで、
作品もちょっと短めだったのであります、ちょっとものたりな感がありました。
(またこの人ぜいたくなこといってるよw絵もnaeさんと同様、綺麗に描かれてい
て、クォリティの高さを感じました。そういえばおふたりともいろのつかいかた
というか輪郭線の書き方が似てるなぁ。絵が似ている対決でもあったのかな。あ
とは唐突にはじまるのでやりたいことだけやったって感じがしてしまいます。も
う少し時間を割いて意味合いをもたせてもよかったのではないかと思います。

いよいよあと1日か…

投稿者-> yo-net at 2004年12月29日 23:10 | TrackBack(0)
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