2007年05月20日

_ぼくのべスパもそろそろ潮時かもしれんよ

毎日のようにスクータ(べスパ)を使っています。よねっとです。

20歳のときにべスパをかって、かれこれ10年。1万5000kmに到達しました。題名のとおりでして、最近、エンジンが不調です。やたらとスパーク時が煩いのです。ひょっとしたらプラグが合っていないだけなのかも知れんけど、最近、急に煩くなったので、なにか危険信号をだしているのかもしれないと思う今日この頃。でも、これまでにも使ってきたプラグだし、そんなに劣化してないはずなんだけどなぁ。

おかしい。

やっぱ、べスパで一度転んでからというもの見た目には気を使っていない状態で、
錆とか、汚れ具合とか放置してきたから機械がおこっているのかもしれないなぁ。

そろそろボアアップとかしてみようかなぁ(気に入らなくなったら交換、こういうのはタチが悪いね)。やるなら自分でやりたいなぁ。

でも、工具とかもってないし面倒なんですよねぇ。
たぶん特殊な工具(ショップの人の話によると専用の工具がないとクラッチとかフライホイール外すのは大変らしい)もいると思うし、かといってあのボロ、べスパを他人に触らせたくは無い。どうしょうもないやつほど、自分で面倒をみたくなるもの。

とはいっても、これまでやってきたこと
イスの交換
方向指示ランプの交換(5〜6回)
ミラーの交換
プラグの交換(おぼえてないくらい何回かやった)
ミッションオイルの交換(おぼえてないくらい何回かやった)
タイヤの取り替え(3回)そして、なぜかスペアタイヤ盗まれる。

幸い
オイルシール劣化で後輪のブレーキパッドの交換を1回やったくらいで、今まで、大きなトラブルはなかったなぁ。前輪のブレーキパッドもそんときに交換したなぁ。

こんだけ走って、一度もワイヤーが切れたことも無ければ、へたったりもしていない。
乗り方がうまいんかなぁ。ワイヤー切れはVintage50sの風物詩だと思ってたんだけど。
たぶんべスパを購入したショップの人の調整がうまかったんだろうけど、
今はもうそのお店もなくなってしまったわけで・・・・

それ以来、他人にはサワラさせていないのであります。

だから、ボアアップも自分でやりたい。道具を買わねば。
研磨するやつとか、電動系のもの、専用のレンチとか、こういうのが必要だと思ってます。やっぱ、自分が今持っているようなさきっちょだけを取り替えて使うような奴だと、ボアアップ作業ともなると心もとないです。あとラジコン用の小型の道具しか持ってない…。

それ以前にボアアップのキットそのものを買わなければならないのでした。
当然のことながら、パワーを生み出すボアアップそのものに貢献するシリンダ部分のキットが必要だし、できれば103ccがいいなぁ。3万円くらい?
パワーがあっても、それを回転数に変換できなければ意味はないわけで、ギア比を
かえるための部品が必要です(ラジコンでいうところのモーター側につけるギアだったり、エンジン側につける歯が少ないギアを1つ、高くても5000円ってところか?お安いもんかな。1次ギアっていうのかなぁ)。それと回転数が上がるとクラッチが劣化しやすくなるので、強化クラッチと呼ばれるものが必要なのです。これも5000円もあれば買えるようなもの。
あー、あとエンジンのラジコンでいうところのビッグキャブが必要かも。空気を取り入れる量を多くするものです。

5万円(キット)+3万円(工具)と労力が必要かなぁ。

やっぱ、めんどいよなぁ。


べスパの醍醐味は壊れる寸前のボアアップなんですよねぇ。それで2輪の免許をとりにいったこともあったけど途中棄権したのもあったし、そこらへんから計画が狂って来てるんです。
電装系がシンプルだからこそ理解できるべスパの仕組みが、意欲を駆り立てるんです。

電装系がシンプルだからこそ、非力なデメリットもおもしろい。
そして、とにかく全てが面倒で手間がかかるのです。

バッテリが無いのもすごいし、充電もしない。エンジンの回っているときだけ必要な分だけ発電する原始的なシステム。弱弱しいフォーンの音。キックスタータによるエンジン始動。

それに付け加え、ガソリンメータも無し、ガソリンコックで何処まで使うかを設定するんです。通常時は残り1Lは残すモードで走って、残り1Lを切ると一度走行不能になり、そこからはさらに使い切るモードでガソリンスタンドを目指すのであり。ゆっても最後の1Lで40Kmくらいは走ります。

そして、なかなか始動しないシビアなエンジン。燃料噴射量を自動で制御するような機構はないので、最初は燃料を多めに出すためのチョークというものを引いて、燃料を多めにしてキックスタートさせるんです。

それだけにとどまらず
エンジンオイルもガソリンに混ぜるという原始的なやり方で、ガソリンをいれる耽美に軽量カップで、いつも携帯しているオイルを注ぐ。カストロールの2Tならガソリンの量に対して5%を入れるのです。昔はペンゾイルっていうのを10%いれてたんだけど、無くなっちゃったね。

左手で操作するミッション機構
クラッチレバーを握りながらハンドルを回すというべスパ独特の機構。だからこそクラッチワイヤーが重要な役割を果たすわけですね。ワイヤーの動きでギアを選ぶのです。そういえば最初は硬かったなぁ。手にマメができたのが懐かしい。でも、握力は上がったと思う。左手はべスパに鍛えられ、右手はギターで鍛えられるというバランスのよさ。絶妙です。

ギアチェンジは自分も最初は不安だったけど、やってみたら意外とできるものです。それどころか足でやるより、手の方がやりやすいようにさえ思えてくる。1と2の間のニュートラルに入れることが出来なかった初期の頃は、信号が赤の間、ずっとクラッチレバー握ってたりしたなぁ。クラッチの回転が硬いだけならまだしもクラッチレバーも硬いのが、相乗効果的に辛さを倍増させるのであります。クラッチを繋いでいる状態から負荷のかからないニュートラルに入れる場合にはクラッチを握る必要が無く、ギアがNにチェンジできるのを覚えたときは感動したものです。完全にとまる前にNにさえ入れれば、よいわけで、停止寸前あたりでNに入れやすい。ある程度スピードがのっているとNを通り越して2にも行きやすくなるのは注意が必要。
停止中にクラッチを握ってNから1に入れさえできれば。アクセルを開けながら、クラッチを繋ぐことで動き出し、こうなったら、もうこっちのもの、動いてさえ入れば、クラッチはいくらでも小さな力で回せるのです。

なんだかんだ書きましたが、
結局のところ、ボアアップが面倒なのではなくて、
べスパそのものがめんどくさいのかもしれないです。

でも、いろいろ面倒だけど、べスパに順応した身体になったから、スクータはべスパ以外は乗れないなぁ。足にあるブレーキは病み付きです。

よし、今年こそはボアアップ!


投稿者-> yo-net at 07:27 | コメント (0) | トラックバック(0)
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