レベル7 宮部 みゆき

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概要

 レベル7の書籍版についてです。

 この作品が書かれたのは1990年頃らしいのでまだインターネットも一般には手の届かないモノであったため作品中でのやり取りがローテクで、犯罪のレベルが低いというか雑というか、それでもバレない時代なんだなって思いました。


 作品の核心に触れない程度の説明をします。

 事件に巻き込まれる2人の男女は出来事を記憶する役割の叙述的記憶を無くした状態でマンションの一室で目覚める。登場人物それぞれが色々な形式で、巷で耳にするレベル7というキーワード。2人の手首にもレベル7という刺青がある。


 この2人は一体何者なのか、自分は一体何者なのか、自分探しと部屋に残された犯罪を匂わせる物は不可思議な状況を示唆している。この状況が意味する真実への探求。


 一方で、「レベル7まだ行ったら、もう戻れない」と日記に書き残した少女が失踪するも母親は失踪が重大な事件に巻き込まれた訳ではないと言うがそうは思わなえない立場の主婦。主婦は職場を通して出会ったお友達である彼女に何かが起こった筈だと孤軍奮闘する。

 離れた二つの場所で起こった出来事はレベル7というキーワードでやがて交錯していく。


 1年前に起きた架空の都市千葉県潟戸市での幸山荘での二家族にまたがる殺人事件は仙台市を拠点とする家族が被害者で、被害者関係者もまた、このレベル7に巻き込まれて行く。


 謎のキーワードレベル7が意味するモノの実態のやるせ無さ


 関わる人々を更なる恐怖に陥れようともする展開


 こういう作品です。

 


商品リンク

レベル7(新潮社)

 

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