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:HD2ではない、ただのHDは1/4XLR(4分の1インチのXLR=TSorTRSフォンプラグ)プラグ入力とUSB出力とGain調整ホイールと入力音量LEDインジケータというシンプルな構成でサイズも小さい。 | :HD2ではない、ただのHDは1/4XLR(4分の1インチのXLR=TSorTRSフォンプラグ)プラグ入力とUSB出力とGain調整ホイールと入力音量LEDインジケータというシンプルな構成でサイズも小さい。 | ||
− | + | ※TSフォンプラグはステレオだとTRSフォンプラグと呼んでいます。本体のメス側の部分自体の名前はプラグではなくて、TSフォンジャックとかTRSフォンジャックと呼びます。ここでは、TRSフォンプラグを差し込むところがあるという意味でプラグと言っています。フォンプラグは標準バランスとも呼ばれます。 | |
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+ | XLRはフォンプラグの太さに相当する円周上に120°づつの間隔で3つのプラグがさせる形状で外側にも溝がある形状です。よくマイクロフォン用の有線接続の端子として使われます。両方を兼ね備えた形状のコネクタなので標準コンボとも呼ばれます。TRSフォーンを繋いだらモノラル・バランス接続。TSフォーンを繋いだらモノラル・アンバランス接続になります。バランス接続ではノイズを消すために、出力側で2つの信号線に対して反転した電圧がかかるよう処理されてケーブルに信号が流れます。途中でのノイズは2つの信号線で同じ電圧で揺らぎます。 | ||
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+ | そうすると、終点である入力側でこの二つの内のひとつをもう一度反転させて、二つの信号線をくっつけるとノイズの部分がとれるという感じに構成されています。TRSフォン XLRタイプコネクタ同士の接続でモノラル接続する場合はTRSケーブルやXLRケーブルを使うとアンバランスよりも更にノイズが取れるということです。TSフォンを差した時のモノラル・アンバランス接続でも、外側にシールドがあるのでノイズは入りにくいようにはなっています。ケーブルは少し高いですが、ケチらずに性能を活かすとよいと思います。TSにしか対応していないコネクタにTRSを差しても問題にはならないです。逆は少し問題がありますが、規格に準拠している一般製品では問題にならないです。ショートしたときは無効になるように安全機能が働きます。自作でエフェクターとかアンプを作った場合は危ないかもしれません。 | ||
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+ | Tはチップ(反転させない信号線)、Rはリング(反転させる信号線) Sはスリーブ(0[V]線)の略になっています。 | ||
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+ | ギターのパッシブピックアップはHiインピーダンス出力なのでインピーダンスの高い受け口に挿す必要があります。アクティブピックアップはロー気味ですがHiインピーダンスの受け口に挿した方がいいと思います。アンプについているHiZというボタンがある場合はHiZを押しましょう。ローに変換されるエフェクターやボリュームといったギアをとおったあとはローインピーダンスの信号に変換されているので、ローインピーダンスである普通のアンプの受け口に渡してもいいです。インピーダンスは抵抗のことです。同じ電流が流れる信号線において、抵抗が高いと電圧は大きくなりますが、電圧が大きい分ノイズもおおくなります。この大きな電圧が、ローインピーダンスの受け口を想定しているものに挿すと信号が少し無くなってしまいこもった印象の音に変化します。どうしても直接ローインピーダンスしか入力を受け付けないコネクタに接続したい場合は、インピーダンスを変換する専用のDI(Direct Injection)という機材を使うという手もあります。DIは結構高い機材ですので、違う方法で変換したいですね。入力のインピーダンスはHi Lowの区分けの他、各機材の入力部抵抗値を仕様書で見るという手もあります。0.6~数KΩならLow扱い。Hiは250kΩ~1MΩくらいになっています。できればHi同士・Low同士でもオス出力側の抵抗値<メス入力側の抵抗値になるのが望ましいですが、なかなかそこまでうまく突き合わせることもできないかもしれないです。 | ||