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(左にくるページが奇数ページになるようにページ番号を追加しよう)
(何処でズレたか、素早く検出できるようにしよう)
 
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[[ファイル:2020-10-01 21h57 05.png|400px|thumb|none|こんな感じ]]
 
[[ファイル:2020-10-01 21h57 05.png|400px|thumb|none|こんな感じ]]
  
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 もうちょっとだな。
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 以上で設定は完了です。あとは小説を書く作業をするだけかな。文章の書くときの工夫が必要な部分があるので、時間があるときに説明をつくろうかな。
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==='''原稿用紙設定にして縦書きの等幅にしよう'''===
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 この状態では、文章を書いていくと、プロポーショナルフォントのようになって、詰めたり、広がったり、何を基準にしているのかよくわからないけど、ぐちゃぐちゃした状態です。
  
 
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 設定の詰めの一手として、以下のように設定します。
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[[ファイル:2020-10-14 20h33 22.png|400px|thumb|none|詰めの一手]] 
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 「ページレイアウト」リボンのタブを選択して、右下角のマークをクリックして表示される(角のマークの図はこれまでにやってきたので詳細は省略、詳しくは[[Word 小説作成設定#ページサイズと余白と行間を設定しよう|ここに戻ると思いだせる]])ダイアログで「文字数と行数」タブを選択して、「文字数と行数の指定」のところのラジオボタンを「原稿用紙の設定にする」に合わせます。次に文字数を「42」行数を「17」に設定します。
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 これで、かなりいい感じになったと思います。フリガナのルビとか、2桁の数字を一つのマスに並べて書く縦中横とかの付け方はまたおいおいですね。
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 あと、もう少しかな。
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==='''カーニングと字詰めの体裁を等幅向けの設定にしよう'''===
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 これでも、まだ横にラインがズレる。なんでなん?って思う感じ、わかります。Wordは、本当にやりたいことを分かってくれない。ナカナカ、感が悪い。ずらそうずらそうとしてくる。させない!って感じが恐ろしい。もうInDesign使った方が早くね?ってなってくる。やるなWord!
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 以下のように「ファイル」-「オプション」の「体裁」というカテゴリの設定が必要です。
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 まずダイアログの出し方はちょっと前にやったので、わかると思いますが、絵を張っておきます。
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[[ファイル:2020-09-18 14h43 21.png|400px|thumb|none|ファイル→オプション]]
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 そしたら、
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[[ファイル:2020-10-15 18h08 23.png|400px|thumb|none|文字間に関する隠れた要素の設定]] 
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 体裁の「カーニング」を「半角英数のみ」にしておきます。これなら、句読点が字詰めされる心配はないでしょう。それから、「文字間隔の調整」を「間隔を詰めない」に設定します。なんでこんなところにこんな設定があるん?まぁ気にしない。通常の横書き文書作成でも、等幅にしたい時に気づきにくい要素かなと思います。これは知っておくと仕事でも生かせるかもしれない。
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 ついでに、禁則文字の設定もユーザ設定にして、全部消しておいてもいいかもしれない。Wordのお世話にならなくても、自分でこれは不味いなって気付ける人間であってほしい。そうすれば意図的に変わった文字から始めたいときに困らない。
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 なんしか、まだあるよ。
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==='''フォントの設定でカーニングを解除しよう'''===
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 まだありました。流石はWord。フォントの設定にも、これまでの設定を否定するようにカーニングを掛けようとする設定があります。もうカーニングありきなん?このアプリケーション。等幅にさせたくないとしか思えない。
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[[ファイル:2020-10-15 18h32 46.png|400px|thumb|none|フォントのカーニング設定も切る!]]
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 文字を選択した状態でホームリボンのタブを選択した状態でフォントカテゴリーの右下隅をクリックするとフォント設定ダイアログが開きます。
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 したら、
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[[ファイル:2020-10-15 18h37 46.png|400px|thumb|none|フォントのカーニング設定OFF]]
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 「詳細設定」タブを選択して、「カーニングを行う」のチェックを外す!複数のフォント設定がされている場合はチェックボックスの中に■マークが表示されて、一回クリックするとレ点状態に変わり、もう一回クリックでようやっとで外れる仕組みです。
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 で、もうちょっと、踏み込みましょうか。
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==='''何処でズレたか、素早く検出できるようにしよう'''===
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 あとは、字がどこでズレたかを検出できるように目配せ(めくばせ)する設定にしよう
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 まずは、ページレイアウトを表示します。何回か、このダイアログ表示していると思うので、説明はいらないかもしれませんが、詳細は[[Word 小説作成設定#ページサイズと余白と行間を設定しよう|ここに戻ると思いだせる]]ですね。
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[[ファイル:2020-10-15 18h49 51.png|400px|thumb|none|グリッド線のダイアログ表示]]
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 上記のように、「文字数と行数」のタブにある「グリッド線」というボタンを押しましょう。すると以下のようなダイアログが表示されます。
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[[ファイル:2020-10-15 20h32 54.png|400px|thumb|none|グリッド線を表示するに変更]]
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 グリッド線の表示エリアの文字グリッド線を表示するにチェックを入れます。そして、「文字グリッド線を表示する間隔(本)」を「2」にします。
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 これで、グリッド線が表示されたはずです。このマスに1文字づつ入れていく感じで文章を書くのがベストです。ルビとか縦中横(たてちゅうよこ)の設定でも、またズレが生じ始めます。これをうまく回避していくのにも、グリッドは役に立つと思います。時々、グリッド線の表示を取り消して、文章の出来栄えを確認すると、読者にとってどのように映るかを確認できます。文章の中身も大事ですが、全体の眺めというのも大事な要素だと思います。じゃWordなんか使うなっていう人もいるかもしれませんが、まずは手持ちのツールで小説っぽいことをやる手段ですから、そこらへんを頭の片隅において行くとよいと思います。
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 縦中(縦の文章の中)に横を入れるから、縦中横か?あまり、しっくりこない。
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 以上で設定はほぼ完了です。あとは小説を書く作業をするだけかな。文章の書くときの工夫が必要な部分があるので、時間があるときに説明をつくろうかな。
  
 
=='''関連記事'''==
 
=='''関連記事'''==
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*[[Word 小説作成 文章作成]]
 
*[[小説制作 ページ設定]]
 
*[[小説制作 ページ設定]]
 
*[[小説制作 docx→epub/mobi変換]]
 
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