WDM プリンタINFファイル解析一般 新しいページはコチラ

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(INFファイルの読み解き)
(Manufacturer)
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<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">17行目:"Scansoft" = Scansoft,NTamd64</span>
 
<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">17行目:"Scansoft" = Scansoft,NTamd64</span>
 
: 先述のAUTHORのように%MANURACTURERNAM%のように変数を記述して[Strings]セクションでその実態を%MANURACTURERNAM%="製造元名"として表記することができます。変数を使わずに直接、二重引用符で製造元名を記述しても良いです。ここでは"Scansoft"=となっているので二重引用符で製造元名を指定しています。右辺値にはプリンタモデルについて記載されるセクションの値を記入する必要があります。CPUのモデルやOSのバージョンによってプリンタモデルのセクションの適用箇所を自動的に判別して、必要なプリンタモデルを選択できる仕組みがあるため、製造元名=の右辺値は複雑な決まりがいくつかあります。次の段落では右辺値のメカニズムについてを簡単にまとめたものを記述します。
 
: 先述のAUTHORのように%MANURACTURERNAM%のように変数を記述して[Strings]セクションでその実態を%MANURACTURERNAM%="製造元名"として表記することができます。変数を使わずに直接、二重引用符で製造元名を記述しても良いです。ここでは"Scansoft"=となっているので二重引用符で製造元名を指定しています。右辺値にはプリンタモデルについて記載されるセクションの値を記入する必要があります。CPUのモデルやOSのバージョンによってプリンタモデルのセクションの適用箇所を自動的に判別して、必要なプリンタモデルを選択できる仕組みがあるため、製造元名=の右辺値は複雑な決まりがいくつかあります。次の段落では右辺値のメカニズムについてを簡単にまとめたものを記述します。
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 製造元名=に続く値は一つ以上のセクション名が必要ですが、セクション名と同一のセクションが後述のINFファイル内に存在しなくても良いです。無い場合は、すべてのCPUアーキテクチャーについてのセクションが必要となります。
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 セクション名と同じものを含む場合
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<syntaxhighlight2 lang="INI">
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[Manufacturer]
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"Scansoft" = Scansoft
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[Scansoft]
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……
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……
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</syntaxhighlight2>
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 右辺値がセクション名と同じものを含まない場合
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<syntaxhighlight2 lang="INI">
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[Manufacturer]
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"Scansoft" = Scansoft,NTx86,NTamd64,NTia64,NTarm,NTarm64
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[Scansoft.NTx86]
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……
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[Scansoft.NTamd64]
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……
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[Scansoft.NTia64]
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……
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[Scansoft.NTarm]
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……
 +
[Scansoft.NTarm64]
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……
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</syntaxhighlight2>
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 上記のように対応するアーキテクチャーすべてについてのセクションが無いとすべてのWindowsシステムへのドライバインストールを網羅はできません。共通のインストール処理で問題ない場合は、上記の例で[Scansoft]というセクションを配置して、セクションの中で必要なドライバインストール指示を記述します。
  
 
 
 
 

2021年4月20日 (火) 00:00時点における版



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