WDM プリンタINFファイル解析一般 新しいページはコチラ
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(→INFファイルの読み解き) |
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INFファイルはINIファイルともよくている構造になっています。両方に共通することもありそうです。まずはファイルの先頭あたりから理解していきます。 | INFファイルはINIファイルともよくている構造になっています。両方に共通することもありそうです。まずはファイルの先頭あたりから理解していきます。 | ||
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+ | ==== ''' Version '''==== | ||
*<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">4行目:[Version]</span> | *<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">4行目:[Version]</span> | ||
: [Version]のような記述がタイトルのようになって表記されます。これをセクションと呼んでいます。区分ですね。たしかに、[Version]のような記述ごとに分けられて記述があるように感じます。納得できる。 | : [Version]のような記述がタイトルのようになって表記されます。これをセクションと呼んでいます。区分ですね。たしかに、[Version]のような記述ごとに分けられて記述があるように感じます。納得できる。 | ||
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*<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">12行目:DriverVer=05/12/2006,1.0.0.0</span> | *<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">12行目:DriverVer=05/12/2006,1.0.0.0</span> | ||
: INFファイルによってインストールされるドライバの更新日付とバージョン番号に関する情報です。例では、5月12日で2006年の更新日でバージョン番号としては1.0.0.0が付与されています。ドライバインストーラー自体は更新されることが少ないので、1.0.0.0のまま終わることも多いと思います。 | : INFファイルによってインストールされるドライバの更新日付とバージョン番号に関する情報です。例では、5月12日で2006年の更新日でバージョン番号としては1.0.0.0が付与されています。ドライバインストーラー自体は更新されることが少ないので、1.0.0.0のまま終わることも多いと思います。 | ||
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+ | ==== ''' Manufacturer '''==== | ||
+ | <span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">17行目:"Scansoft" = Scansoft,NTamd64</span> | ||
+ | : 先述のAUTHORのように%MANURACTURERNAM%のように変数を記述して[Strings]セクションでその実態を%MANURACTURERNAM%="製造元名"として表記することができます。変数を使わずに直接、二重引用符で製造元名を記述しても良いです。ここでは"Scansoft"=となっているので二重引用符で製造元名を指定しています。右辺値にはプリンタモデルについて記載されるセクションの値を記入する必要があります。CPUのモデルやOSのバージョンによってプリンタモデルのセクションの適用箇所を自動的に判別して、必要なプリンタモデルを選択できる仕組みがあるため、製造元名=の右辺値は複雑な決まりがいくつかあります。次の段落では右辺値のメカニズムについてを簡単にまとめたものを記述します。 | ||
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=== ''' NTPRINT.INI '''=== | === ''' NTPRINT.INI '''=== |