WDM プリンタINFファイル解析一般 新しいページはコチラ
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(→INFファイルの読み解き) |
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: 製造元情報はプリンタインストール後にもプリンタのプロパティとして参照できる値ですので、この仕組みを実現するためにあると思われます。マイクロソフトが製造元の場合はProvider=%msft%と指定され、[Strings]セクションでmsft="microsoft"と指定されるような構造になっているのを見かけます。 | : 製造元情報はプリンタインストール後にもプリンタのプロパティとして参照できる値ですので、この仕組みを実現するためにあると思われます。マイクロソフトが製造元の場合はProvider=%msft%と指定され、[Strings]セクションでmsft="microsoft"と指定されるような構造になっているのを見かけます。 | ||
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+ | *<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">7行目:LayoutFile=ntprint.inf</span> | ||
+ | : LayoutFileは共通するINFファイルの情報を読み込んだりするためにあります。windows2000、windowsXPで使われていたようで、現在では使わないことが推奨されています。INCLUDEというキーワードでntprint.infを取り込むのが主流のようです。Windows10でもpaperportのプリンタインストールはうまく出来ているので、使えなくもない指定方法なのかなと感じます。公式の解説文書はあまり深く言及していない、謎だわぁ。LayoutFileはDisplayドライバのインストールをするときには利用することにはなっているみたいです。なので、[Version]セクションではLayoutFileの指定をせず、INCLUDEキーワードでntprit.infの読み込みを指定するのが正しいやり方のように感じます。それが証拠に45行目でもINCLUDE=NTPRINT.INFと指定されています。 | ||
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+ | : ntprint.infって何?って感じですが、マイクロソフトユニバーサルプリンタドライバ (Unidrv) をインストールして、独自のドライバと併せて動かすことができます。 |