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(プロジェクトのビルド)
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:*'''バッチビルド'''
 
:*'''バッチビルド'''
 
:メニューの「ビルド」-「バッチビルド」でバッチビルド ダイアログが起動し、各構成アイテムのビルド欄のチェックボックスをONにしたものを対象に、ダイアログにあるビルド ボタンでビルドが、リビルド ボタンでリビルドができます。
 
:メニューの「ビルド」-「バッチビルド」でバッチビルド ダイアログが起動し、各構成アイテムのビルド欄のチェックボックスをONにしたものを対象に、ダイアログにあるビルド ボタンでビルドが、リビルド ボタンでリビルドができます。
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== '''プロジェクトのデバッグ''' ==
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: 先の項目でプロジェクトの構成にはReleaseとかDebugとかっていうのがあると説明しましたが、Releaseは作成したプログラムを人に配布してとか、自分で実際に使うとかするときに、ビルドして作成するプログラムで、動作させるためだけに特化した、いたってスリムな構造のプログラム、いわば作られたプログラムを使用するにあたって最適化されたバイナリの状態のプログラムを出力するバージョンと言ってもよいと思います。DebugはReleaseの反対語みたいなもので、余計なものを含んだプログラムでして、余計なといってもプログラムが完成する前の段階で、動作に問題が起こらないかをチェックすることができる構造を含んでいると言ってよいと思います。プログラムのサイズも少し大きいです。何よりも動作の途中で、プログラムをとめて、その状態で各種変数にどういう内容が保持されているかをチェックしたり、Debug用にイミディエイトウィンドウとよばれる出力ウィンドウにどういう動作をしたかをテストプログラムの中で文字列として出力させる指定をして、どんな風に動いたかを知るための仕組みを保持しているバージョンになります。
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: Releaseバージョンとしてビルドするまでは、開発ではずっとデバッグバージョンで開発を進めることになりますので、基本はデバッグバージョンだけをビルドするという作業が多くなるはずです。ひとからもらったプログラムをビルドするだけの人なら、デバッグは一切しないかもしれませんが…。そういう人は、あんまり、ここには来ないと思います。
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: で、そのDebugバージョンのプロジェクトの構成を使っているとして、思ったところでプログラムをいったん止めて、変数の中身を確認するという作業をどうするか?そして、とめたあとにプログラムを1命令づつ動かして、どういう動きをしているかを追っていく方法とか、いわゆるデバッグ作業の方法を基本的な使い方の記事の最後の項目として記述しておきたいと思います。デバッグは基本的なことっていうことです。あ、デバッグっていうのは、プログラムのバグ=不都合・虫をデ=取り除くという意味合いでして、プログラムのチェック作業自体をデバッグというようになっています。こんな僻地にたどりついた人は、知ってる人の方が多いかもしれませんが、念のため。

2018年10月30日 (火) 00:00時点における版



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