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:[[ファイル:20181024 Win32ClsNew2.png|600px|thumb|none|プロジェクトの新規作成Win32コンソールアプリ2]] | :[[ファイル:20181024 Win32ClsNew2.png|600px|thumb|none|プロジェクトの新規作成Win32コンソールアプリ2]] | ||
− | : | + | : '''プリコンパイル済ヘッダーファイル'''ってのは、拡張子pchとつくファイルで、これを使って、コンパイル処理を速くするという仕組みです。普通はチェックを入れておきます。 |
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+ | : '''Security Development Lifecycleチェック'''というのは、セキュアな関数だけを使っているかチェックするというもので、文字列操作関数なんかで準備されているxxxx_sという関数をちゃんと使って、文字数を指定して関数を利用してバッファをオーバーして文字列を代入するような関数の利用を禁止するためのチェックを行うということを意味しています。メモリの使い方をきちんと制限して文字列を代入するような仕組みにしているかチェックすることで予期せぬ、文字列代入によってシステムを悪用されるプログラムにならないことを目指すものです。 | ||
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+ | == '''プロジェクトのビルド''' == | ||
+ | : ビルドというのは、makefileというコンパイルからリンクまでの流れを記述したアプリケーション生成のための一連コマンドを記述したファイルを実行するようなことを意味していて、ビルドによってVisual Studioで指定した各種コンパイルオプションやリンカーオプションを適用しながらコンパイルとリンク処理がなされます。プロジェクトには複数のプロジェクト構成が含まれることがありまして、x64 64ビットアプリのReleaseバージョンであったりDebugバージョンであったり、x86 32ビットアプリのReleaseバージョンであったりDebugバージョンを構成しているもので、他にもソリューションに複数のプロジェクトがあれば、それらも一気にビルドしたりと、これらの複数の構成を一気にビルドするバッチビルドというものも存在しています。更新されたプログラムの差分だけをビルドによって生成するのが普通で、最初から全てをビルドする必要がある場合にはリビルドという作業を実施します。リビルドはビルドよりも時間がかかる作業になります。 | ||
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+ | :*'''ビルド''' | ||
+ | :Ctrl+Shift+B もしくは メニューの「ビルド」-「ソリューションのビルド」で実行できます。 | ||
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+ | :*'''リビルド''' | ||
+ | :メニューの「ビルド」-「ソリューションのリビルド」で実行できます。 | ||
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+ | :*'''バッチビルド''' | ||
+ | :メニューの「ビルド」-「バッチビルド」でバッチビルド ダイアログが起動し、各構成アイテムのビルド欄のチェックボックスをONにしたものを対象に、ダイアログにあるビルド ボタンでビルドが、リビルド ボタンでリビルドができます。 |