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(コマンド)
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:サイドバーにあるUbuntu Oneみたいな名前のボタン(デフォなら一番上にあると思われる、茶色の背景に白色の円盤みたいな柄です。)からterminalというアプリを検索して、そのterminalアイコンを起動することで、コマンド入力のためのウィンドウが起動します。
 
:サイドバーにあるUbuntu Oneみたいな名前のボタン(デフォなら一番上にあると思われる、茶色の背景に白色の円盤みたいな柄です。)からterminalというアプリを検索して、そのterminalアイコンを起動することで、コマンド入力のためのウィンドウが起動します。
  
== '''コマンド''' ==
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=== '''コマンド''' ===
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==== '''ファイルの編集''' ====
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/etc/rc.local というファイルにOS起動時に実行するコマンドを記述できます。いわゆるシェルスクリプトってやつを書く感じです。
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例えば/home/vagrantっていうvagrantという名前のユーザのホームディレクトリ(コマンドを起動したときにそのユーザのログインしたときやターミナルの起動時の基点となるディレクトリ)にstart_jupyter.shというシェルスクリプトを作っておいた場合は、rc.localには以下のような方法でシェルスクリプトを追加します。
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sudo vi /etc/rc.local
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とするとviエディタが起動します。viエディタを知らない人はファイルの中身が出てきても一筋縄には編集できないと思います。なぜならファイルの中身が開いた時点ではキーボードで文字を打ち込んでも文字が入力されるわけではないからです。どうすればいいか、viエディタは以下のような操作を最低限覚えないと利用できません。
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*カーソル位置の変更は 矢印 キーで ご自由に!
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*カーソル位置から文字入力開始をするには i  キーを押す!
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*カーソル位置の次から文字入力を追記するには a  キーを押す!
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i キーや a キーを押した後は文字が入力できるモードになっています。この状態を編集状態と呼びましょうか?それで、このモードから出るには esc キーです。esc キーを押した後の状態をここでは制御状態と呼ぶことにしましょう。
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*編集状態から制御状態に遷移するには esc キーを押す!
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あとは保存と編集の終了ができないと、どうにもなんないっすね。
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*編集した内容を無視して、viエディタをから抜けるには : を入力した後に q! と入力すると強制終了。
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上記の手順で:を入力した時点でカーソルがファイルの最後尾に移動して:が最終行に入力された状態で待ち状態になります。
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*編集した内容を保存して、viエディタをから抜けるには : を入力した後に wq と入力すると保存して終了できます。
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これだけ覚えれば最低限の操作はできるようになったと思います。より便利の作業するためにはもっと色々な便利なキー入力とその意味を覚えなければならないでしょう。
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「viエディタとかっていうけど、なんかスッゲメンドクサクね?」という人はいると思います。でもよく思い出してみてください。この上記の一連の操作で一度でもマウスを使いましたか?使っていないですよね。そういうことです。マウスを使わずにファイルを保存したり、ファイルの編集を始めたりするにはそれなりの工夫が必要なわけです。いくつかのコマンド制御ができないとGUIのテキストエディタでマウスで操作するような作業と同じことはできません。慣れている人はviエディタのようにマウスを一切使わずにテキスト編集ができた方が楽だと言います。ずっと手をキーボードから動かすことなく、作業ができるからでしょうかね。

2017年3月31日 (金) 00:00時点における版



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