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最近はスラーの扱いがPostScriptによる描画に変更されたそうで、METAFONTによる簡易スラーに縛られない作りになっています。したがってSampleMusix.texというファイルをPDFにするには以下のようなコマンドを順番に実行しなければならないでしょう。 | 最近はスラーの扱いがPostScriptによる描画に変更されたそうで、METAFONTによる簡易スラーに縛られない作りになっています。したがってSampleMusix.texというファイルをPDFにするには以下のようなコマンドを順番に実行しなければならないでしょう。 | ||
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− | * | + | *'''eupTex''' SampleMusix.tex |
− | * | + | *'''musixflx''' SampleMusix.mx1 |
− | * | + | *'''eupTex''' SampleMusix.tex |
− | * | + | *'''dvips''' SampleMusix.dvi |
+ | *'''ps2pdf''' SampleMusix.ps | ||
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+ | という感じですね。 | ||
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+ | 3なんちゃらコマンドとかという基本概念はもちろんかわりません。小節の幅の計算をするのに一度描画してmx1ファイル(小節の終端処理してないファイル)をつくって、そんでmx2ファイルを作って、そしたらdviファイルを作るっていう手順です。 | ||
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+ | specialのpsslurs.proのようなスラーを使う場合、dviファイルを閲覧することはできません。閲覧しようとすると、エラーになって、スラーが描画されない状態のものが仕上がります。お気をつけあそばせ。つまりdvipdfmxってやるとUnknown Tokenとかいう警告になってSlur@Dictという定義がわからなくて描画できませんでしたみたいなことになります。まずはポストスクリプトに変換しないとダメですね。直接、dviファイルで開いても/Undefinedfilenameというエラーがいっぱい表示されるというね。そういうことです。楽譜を描くためのコマンドを打つのに相当な時間がかかりますから、最後の仕上げに5回コマンドを打つのはご愛敬ですかね。途中での確認が面倒ということもありそうですが…それも含めてご愛敬ご愛敬。 | ||
== '''Windows10 64bit Home Editionの問題?''' == | == '''Windows10 64bit Home Editionの問題?''' == |