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(Windows10 64bit Home Editionの問題?)
(Windows10 64bit Home Editionの問題?)
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:gsx:'''"C:\Program Files\gs\gs9.21\bin\gswin64c.exe"'''
 
:gsx:'''"C:\Program Files\gs\gs9.21\bin\gswin64c.exe"'''
 
:gdat:'''C:\TEMP\gdat'''
 
:gdat:'''C:\TEMP\gdat'''
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== '''MusixTex''' ==
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TeXで楽譜を作成しようとするねじ曲がったプロジェクトです。ねじ曲げれる力ってのは凄いですね。楽譜と文書をいっしょくたんに考える発想から始まったのかもしれません。楽譜は楽譜専用のエディタでというのが便利そうなのですが、同時に書けちゃうというね。それなりに制限はあります。作成者は合唱とかクラシックとか西洋の古典音楽のようなものには精通されていたみたいですが、バンドにはあまり興味がなかったのか、バンドスコア+ギターのTAB譜のようなものは、簡単には作れません。大改造が必要です。クラシックギター向けなのかもしれませんがギターコードを5線譜の上にダイアグラムをちょこちょこ記載する形式のものは作れるようになっています。TAB譜を作るには5線譜ではなく6線に変えるという変更からはじまり、TABという記号とか、指番号による音符表記あるいは、特殊奏法の表記の追加なんかもふくめて、なかなかの改造になります。新しいマクロ程度の作業量ではなさそうな感じです。なんつううかMusixTexにテコ入れするぐらいのプログラミングをしないとダメかもです。TuxGuitarとかいうアプリもありますが、あれでもイマイチなっとくいくようなスコアは作れません。バンドスコアをつくっている会社内部で使われているプログラムを一般に出回っているOS向けのアプリにして売り出してもらわんと…ってそこまでする必要…ないな。本当に欲しくなったら、自分でイチカラ作りましょかね。そのときはアプリ単独ではなく、TeXとも連動できるようには考えておきたいものです。どうやって?
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話は本題に移ります…。
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最近はスラーの扱いがPostScriptによる描画に変更されたそうで、METAFONTによる簡易スラーに縛られない作りになっています。したがってSampleMusix.texというファイルをPDFにするには以下のようなコマンドを順番に実行しなければならないでしょう。
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*eupTex SampleMusix.tex
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*musixflx SampleMusix.mx1
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*eupTex SampleMusix.tex
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*dvips SampleMusix.dvi
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*ps2pdf SampleMusix.ps
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という感じですね。specialのpsslurs.proのようなスラーを使う場合、dviファイルで閲覧することはできません。閲覧しようとすると、エラーになって、スラーが描画されない状態のものが仕上がります。お気をつけあそばせ。
  
 
== '''Windows10 64bit Home Editionの問題?''' ==
 
== '''Windows10 64bit Home Editionの問題?''' ==

2017年8月2日 (水) 00:00時点における版



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