Pythonista3 Matplotlib style 新しいページはコチラ
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(→matplotlibの*.mplstyleによるstyle適用) |
(→matplotlib version1.4.0のstyleキー一覧) |
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+ | [[Pythonista3]]に戻る | ||
==matplotlibの*.mplstyleによるstyle適用== | ==matplotlibの*.mplstyleによるstyle適用== | ||
Pythonista3では、初期状態では5つのstyleセットが準備されています。最新版では20を超えるセットが用意されています。styleセットは*.mplstyleファイルによって定義して追加できますが、pythonista3では簡単にstyleセットが増やすことは出来ないため、その手順を以下に示します。 | Pythonista3では、初期状態では5つのstyleセットが準備されています。最新版では20を超えるセットが用意されています。styleセットは*.mplstyleファイルによって定義して追加できますが、pythonista3では簡単にstyleセットが増やすことは出来ないため、その手順を以下に示します。 | ||
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1.stashを導入する。 | 1.stashを導入する。 | ||
+ | 対話型コマンドで以下のような命令文を実行することでstashが導入できる。 | ||
− | 2.”mplstyleファイルをpythonista3でpython module>site-package-3>matplotlib> | + | <syntaxhighlight lang="python"> |
+ | import requests as r; exec(r.get('http://bit.ly/get-stash').text) | ||
+ | </syntaxhighlight> | ||
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+ | 上記のコマンドによりpythonista3のthis iPadフォルダにlaunch.pyというファイルが作成され、このpyファイルを実行することでコンソールViewよりstashにて提供されるシェルコマンドが実行できるようになる。 | ||
+ | |||
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+ | 2.”mplstyleファイルをpythonista3でpython module>site-package-3>matplotlib>stylelibに作成する。ここではexample.mplstyleとします。 | ||
3.stashで以下のようなコマンドを実行する | 3.stashで以下のようなコマンドを実行する | ||
− | cd site-package-3/matplotlib/ | + | cd site-package-3/matplotlib/stylelib |
− | cp example.mplestyle ~/.matplotlib/ | + | cp example.mplestyle ~/.matplotlib/stylelib/ |
==matplotlib version1.4.0のstyleキー一覧== | ==matplotlib version1.4.0のstyleキー一覧== | ||
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例えば | 例えば | ||
− | axes.prop_cycleというキーは使えないため、それに対応するキーはaxes. | + | axes.prop_cycleというキーは使えないため、それに対応するキーはaxes.color_cycleとなります。 |
+ | |||
+ | 対応するとはいえ機能は異なり、使い方が違います。prop_cycleでは | ||
+ | |||
+ | |||
+ | cycler() | ||
+ | |||
+ | |||
+ | という関数で定義し、RGB_hex_value_xというのがffffffのような16進数カラーコードや赤ならrもしくはredというようなカラーキーワードならば | ||
+ | |||
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+ | 例えば | ||
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+ | axes.prop_cycleというキーは使えないため、それに対応するキーはaxes.color_cycleとなります。 | ||
+ | |||
+ | 対応するとはいえ機能は異なり、使い方が違います。prop_cycleでは | ||
+ | |||
+ | |||
+ | cycler() | ||
+ | |||
+ | |||
+ | という関数で定義し、RGB_hex_value_xというのがffffffのような16進数カラーコードや赤ならrもしくはredというようなカラーキーワードならばaxes.prop_cycleというキーワードに対しては | ||
+ | |||
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+ | axes.prop_cycle : cycler(color=[‘RGB_hex_value_1’, ..., ‘RGB_hex_value_n’],line=[‘line_style_marker_simbol’])) | ||
+ | |||
+ | |||
+ | という形式で、[]内はオプションの設定です。色とマーカーシンボルの形を同時に指定出来ます。このような複数の色を順番に使って行く形式で色を設定出来るキーワードは幾つかあります。グラフの色に統一感を与えるならば必須の設定だと思います。マーカーシンボルは'-'とか'--'のようなシンボル用のキーワードが入ります。別にカラーと対になっている必要もないです。Styleが指定値で繰り返されるだけです。 | ||
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+ | color_cycleはシングルクォートも使わず | ||
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+ | axes.prop_cycle : RGB_hex_value_1, RGB_hex_value_2, ..., RGB_hex_value_nという値を設定します。 | ||
このように使えるキーが異なることに注意が必要です。 | このように使えるキーが異なることに注意が必要です。 | ||
− | + | 利用できるキーは以下のようなものです。これはデフォルトで設定されている内容。もうちょっと設定できるキーやパラメータあります。 | |
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値はデフォルト値 | 値はデフォルト値 | ||
<syntaxhighlight lang="text"> | <syntaxhighlight lang="text"> | ||
169行: | 212行: | ||
ytick.minor.width: 0.5 | ytick.minor.width: 0.5 | ||
</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
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+ | [[Pythonista3]]に戻る |