Python matplotlibで学ぶ…グラフ描画プログラム 新しいページはコチラ
提供: yonewiki
(→概要) |
(→19行目) |
||
158行: | 158行: | ||
=== '''19行目''' === | === '''19行目''' === | ||
− | < | + | <syntaxhighlight2 lang="python"> |
ax = fig.add_subplot(1, 1, 1, zorder=0) | ax = fig.add_subplot(1, 1, 1, zorder=0) | ||
− | </ | + | </syntaxhighlight2> |
グラフは四角形の中に挿入されるイメージでとらえてもらえれば、fig.add_subplotというのは納得しやすいと思います。でもなんでsubplot?と思うかもしれません。fig.add_plotじゃだめなの?って思ってしまうかもしれませんが、一つのfig(図形)の中にいくつもグラフを配置することが出来るからsubplotという小さな単位で追加するという概念になっています。1個しかグラフを置かない場合でもsubplotとして追加します。グラフを追加する関数の引数に、その挿入するグラフの位置を指定することになっています。1,1,1という引数は1行1列のグラフの1番目の位置という意味になります。add_subplotは追加していくので、もとのグラフがあった場合は上書きされていきます。 | グラフは四角形の中に挿入されるイメージでとらえてもらえれば、fig.add_subplotというのは納得しやすいと思います。でもなんでsubplot?と思うかもしれません。fig.add_plotじゃだめなの?って思ってしまうかもしれませんが、一つのfig(図形)の中にいくつもグラフを配置することが出来るからsubplotという小さな単位で追加するという概念になっています。1個しかグラフを置かない場合でもsubplotとして追加します。グラフを追加する関数の引数に、その挿入するグラフの位置を指定することになっています。1,1,1という引数は1行1列のグラフの1番目の位置という意味になります。add_subplotは追加していくので、もとのグラフがあった場合は上書きされていきます。 | ||
180行: | 180行: | ||
セルの結合のように、複雑な結合のグラフを配置することも出来ます。plotを生成する最初のところで、 | セルの結合のように、複雑な結合のグラフを配置することも出来ます。plotを生成する最初のところで、 | ||
− | < | + | <syntaxhighlight2 lang="python"> |
fig = plt.figure() | fig = plt.figure() | ||
grid = plt.GridSpec(3, 3, wspace=0.3, hspace=0.3) | grid = plt.GridSpec(3, 3, wspace=0.3, hspace=0.3) | ||
− | </ | + | </syntaxhighlight2> |
のように設定して、3行3列のグラフとして定義した上で左上を起点に[縦,横]という関係において[0,0]~[2,2]の3行3列のグリッドを作ります。そして、 | のように設定して、3行3列のグラフとして定義した上で左上を起点に[縦,横]という関係において[0,0]~[2,2]の3行3列のグリッドを作ります。そして、 | ||
− | < | + | <syntaxhighlight2 lang="python"> |
ax1 = fig.add_subplot(grid[0, 0]) | ax1 = fig.add_subplot(grid[0, 0]) | ||
ax2 = fig.add_subplot(grid[0, 1:])#ax2を横に1と2を結合した | ax2 = fig.add_subplot(grid[0, 1:])#ax2を横に1と2を結合した | ||
195行: | 195行: | ||
ax6 = fig.add_subplot(grid[2, 1]) | ax6 = fig.add_subplot(grid[2, 1]) | ||
ax7 = fig.add_subplot(grid[2, 2]) | ax7 = fig.add_subplot(grid[2, 2]) | ||
− | </ | + | </syntaxhighlight2> |
[[ファイル:Subplot pattern2.png| | |none|subplot_pattern2]] | [[ファイル:Subplot pattern2.png| | |none|subplot_pattern2]] | ||
と、このように複雑な結合を行うことが出来ます。1:の後ろの数字は終わりまでという意味で省略していますが、1:2と明記しても良いですし、ax5やax7を定義しないで、歯抜けのままにしても良いです。 | と、このように複雑な結合を行うことが出来ます。1:の後ろの数字は終わりまでという意味で省略していますが、1:2と明記しても良いですし、ax5やax7を定義しないで、歯抜けのままにしても良いです。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | === '''22行目/23行目''' === | ||
+ | <syntaxhighlight2 lang="python"> | ||
+ | </syntaxhighlight> |