PDF 内部構造 CMap 新しいページはコチラ

提供: yonewiki
移動: 案内, 検索
(概要)
(/CMapName)
132行: 132行:
 
 CMapFont名の任意の辞書文字列を設定します。CIDFont名の正式名称ような形式になっていることが多いです。例では /Adobe-Identity-UCS となっています。
 
 CMapFont名の任意の辞書文字列を設定します。CIDFont名の正式名称ような形式になっていることが多いです。例では /Adobe-Identity-UCS となっています。
  
 
 
  
 +
==== '''begincodespacerange ~ endcodespacerange''' ====
 +
 辞書ではないので def を最後につける必要はありませんが、終了の対になっている値のあるオペレータです。オペレータは、前置オペランド 開始オペレーターbeginXxx 後置オペランド (前置オペランド)xm 終了オペレーターbeginXxx 後置オペランド のような形式です。
 +
 +
 +
 CMap文字コード設定をする範囲を指定しています。beginやendを省いて分解すると、codespeceのrangeと解釈できるものです。
 +
 +
 +
 前置オペランドや後置オペランドを必要とするオペレータで、オペランドは引数とも呼べます。このオペレータの場合、仕様書の中では以下のように表現されます。
 +
 +
 +
 int begincodespacerange -
 +
 srcCodeLo serCodeHi endcodespacerange -
 +
 +
 +
<Syntaxhighlight2 lang="text">
 +
1 begincodespacerange
 +
    <0000> <FFFF>
 +
endcodespacerange
 +
</Syntaxhighlight2> 
 +
 +
 +
 int が 1 という整数に対応していて、終了オペレータの前にあるオペランドの数に対応しています。<0000> <FFFF>の1回分になっています。
 +
 +
 +
 srcCodeLoが<0000>、srcCodeHiが<FFFF>に対応します。Loは範囲の始まり、Hiは範囲の終わりです。0000~FFFFの65536種類が
 +
 +
 +
 
  
 
[[PDF 内部構造 テキスト#/ToUnicode|PDF 内部構造 テキスト]]へ戻る。
 
[[PDF 内部構造 テキスト#/ToUnicode|PDF 内部構造 テキスト]]へ戻る。

2022年8月5日 (金) 00:00時点における版



個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ツールボックス