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== '''概要''' ==
 
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 ファイルの構造の大まかな分類があるので、その分類をここで説明します。PDF内部構造の用語にもなれていかないといけません。この記事では最初の一歩に必要な内容を記述したいと思います。
 
 ファイルの構造の大まかな分類があるので、その分類をここで説明します。PDF内部構造の用語にもなれていかないといけません。この記事では最初の一歩に必要な内容を記述したいと思います。
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:: ややこしい感じで設定されていますが、/FBaseというユーザ定義のフォント書式が定義されている上でフォントの設定を実際に3つ指定しているという形式です。/BaseFontで実際にフォント名をしていして、使うフォントを定義しています。英字フォントはフォント名にハイフン「-」で連結させるようにしてBold(太字)やItalic(斜体)を使うという指定ができるものが多いです。フォント名には英字フォント名というのがあるので、その値を設定します。/Subtypeもややこしいですが、フォントにはいくつかの形式があります。標準Type1(ASN Developer ProgramサイトからもダウンロードできるAdobeFontMetricsFileFormatファイル)は以下のとおりらしいです。
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:: ややこしい感じで設定されていますが、/FBaseというユーザ定義のフォント書式が定義されている上でフォントの設定を実際に3つ指定しているという形式です。/BaseFontで実際にフォント名をしていして、使うフォントを定義しています。英字フォントはフォント名にハイフン「-」で連結させるようにしてBold(太字)やItalic(斜体)を使うという指定ができるものが多いです。フォント名には英字フォント名というのがあるので、その値を設定します。/Subtypeもややこしいですが、フォントにはいくつかの形式があります。標準Type1(ASN Developer ProgramサイトからもダウンロードできるAdobeFontMetricsFileFormatファイル)は以下のとおりらしいです。Obliqueは斜体です。Italicと同様の意味です。
  
 
   Courier, Courier-Bold, Courier-Oblique, Courier-BoldOblique<br />
 
   Courier, Courier-Bold, Courier-Oblique, Courier-BoldOblique<br />
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:: streamからendstreamの間でテキストを描くペンを移動させるため 1. 0. 0. 1. 50. 50. cm のようにします。この表記はもっと意味深いのですが、1(X方向の倍率), 0, 0, 1(Y方向の倍率), 50(X方向移動), 50(Y方向の移動)を意味しています。このときの cm を<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">オペレータ</span>、1, 0, 0, 1 は<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">オペランド</span>といいます。これについても、のちほど触れたいと思いますが、cm オペレーターは単純に移動をするためのものではなく、空間座標変換というような簡単にはわかりにくい機能をもっています。ここでは、cm オペレータはそういう機能があるんだなっていうことを把握しておいてもらえればいいと思います。
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:: streamからendstreamの間でテキストを描くペンを移動させるため 1. 0. 0. 1. 50. 50. cm のようにします。この表記はもっと意味深いのですが、1(X方向の倍率), 0, 0, 1(Y方向の倍率), 50(X方向移動), 50(Y方向の移動)を意味しています。このときの cm を<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">オペレータ</span>、1, 0, 0, 1, 50 , 50 は<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">オペランド</span>といいます。これについても、のちほど触れたいと思いますが、cm オペレーターは単純に移動をするためのものではなく、空間座標変換というような簡単にはわかりにくい機能をもっています。ここでは、cm オペレータはそういう機能があるんだなっていうことを把握しておいてもらえればいいと思います。
  
  
 
:: BT~ETがテキストの始まりと終わりを示すオペレータです。Tf はテキストサイズを設定するオペレータです。第二オペランドにポイント(72分の1インチが1ポイント)という単位のテキストサイズの大きさ値を設定します。第一オペランドにはテキストフォント書式を設定したテキスト名前(こういうのをフォントリソースの名前と呼びます)を設定します。ユーザが好きな名前を付けていいものに、ある一定の役割があるものを関連付けてある必要があるというパターンはよくあります。Tj は第一オペランドで設定した文字列を出力するということです。
 
:: BT~ETがテキストの始まりと終わりを示すオペレータです。Tf はテキストサイズを設定するオペレータです。第二オペランドにポイント(72分の1インチが1ポイント)という単位のテキストサイズの大きさ値を設定します。第一オペランドにはテキストフォント書式を設定したテキスト名前(こういうのをフォントリソースの名前と呼びます)を設定します。ユーザが好きな名前を付けていいものに、ある一定の役割があるものを関連付けてある必要があるというパターンはよくあります。Tj は第一オペランドで設定した文字列を出力するということです。
  
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[[フォント TrueType 構造解析]]
  
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