PDF 内部構造 構造の概念 簡単な説明 新しいページはコチラ

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(概要)
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== '''概要''' ==
 
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 ファイルの構造の大まかな分類があるので、その分類をここで説明します。PDF内部構造の用語にもなれていかないといけません。この記事では最初の一歩に必要な内容を記述したいと思います。
 
 ファイルの構造の大まかな分類があるので、その分類をここで説明します。PDF内部構造の用語にもなれていかないといけません。この記事では最初の一歩に必要な内容を記述したいと思います。
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 endobjというキーワードで対になっています。これがオブジェクトという単位です。まだオブジェクトの中身はわからなくていいです。まずは全体を見渡しましょう。数字は先頭からオブジェクト番号、世代番号と呼ばれています。オブジェクト番号はファイル内で唯一の番号(ユニークな番号)になっている必要があります。最後のendobjのある42行目からはx x obj ~ endobjという対がおわり
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 endobjというキーワードで対になっています。これがオブジェクトという単位です。まだオブジェクトの中身はわからなくていいです。まずは全体を見渡しましょう。数字は先頭からオブジェクト番号、世代番号と呼ばれています。オブジェクト番号はファイル内で唯一の番号(ユニークな番号)になっている必要があります。連番である必要がありそうです。最後のendobjのある42行目からはx x obj ~ endobjという対がおわり
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 endobj xref<br />
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 …<br />
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 startxref<br />
  
  
 endobj xref</br>
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 のような構造があります。この部分は相互参照テーブルと呼ばれています。オブジェクトは文書の中身を記述して構成していく要素ですが、相互参照テーブルは、そのオブジェクトがどこにあるかを記述したりします。実はファイルを開いたときは、たいていの閲覧ソフトは、この部分を探します。いまから見たいページがどこにあるかが記録されているからです。オブジェクトはフォルダのようなツリー構造になっていて、それぞれのオブジェクト内で、何がぶら下がっているか、どこにぶら下がっているかという情報をもっています。相互参照テーブルはその頂点であるルートのオブジェクトがどれかを保持したり、オブジェクトがいくつあるかという情報も保持しています。
 0 6</br>
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 …</br>
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 startxref</br>
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 のような構造があります。相互参照テーブルと呼ばれています。
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 そして、最後に

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