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があります。アイデンティティ。固有の。というとかっこいいですが、CMapの名前としては、そのまんま。っていう意味合い強い。-Hとついているのは、水平のH<span>(</span>Horizontal<span>)</span>。水平方向のためのCMapつまり横書き。Vは垂直<span>(</span>Vertical<span>)</span>で縦書きですね。ちゃんと準備されているフォントならば水平と垂直ではフォントが保持している文字間情報の数値が異なっていて、字詰めの美しさが違います。記号の向きとか、「」とかはあきらかに違う表示がされるように工夫されています。" " とか。いいだしたらきりがないと思える数々についてすべて対応している。フォントって凄絶<span>(</span>せいぜつ<span>)</span>ね。
 
があります。アイデンティティ。固有の。というとかっこいいですが、CMapの名前としては、そのまんま。っていう意味合い強い。-Hとついているのは、水平のH<span>(</span>Horizontal<span>)</span>。水平方向のためのCMapつまり横書き。Vは垂直<span>(</span>Vertical<span>)</span>で縦書きですね。ちゃんと準備されているフォントならば水平と垂直ではフォントが保持している文字間情報の数値が異なっていて、字詰めの美しさが違います。記号の向きとか、「」とかはあきらかに違う表示がされるように工夫されています。" " とか。いいだしたらきりがないと思える数々についてすべて対応している。フォントって凄絶<span>(</span>せいぜつ<span>)</span>ね。
  
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 Identityはフォント内部の番号をそのまま使いますという意味です。フォントファイルに別の意味のCMapがあって、それで扱った方が早い場合でもIdentityは使えます。最強です。人間が文字コードと図柄を突き合わせて読むために必要な情報を構築するのには骨が折れます。
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Identityと同じ扱いなのにもっとべつCMapを使って整合性をとって文字を選んだりするおそろしいとおまわりをするプログラムが作ったPDFでなければ、法則を見つけて、プログラムで文字コードの体系に置き換えたりすることは可能だと思います。いづれにしても人間の手でやっていたら終わりませんけど。
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 このIdentity系が使われている場合 テキストエディタから印刷生成されてフォントのことはよく知っているアプリが吐き出した感じがします。フォント内部で扱われている番号そのものをPDF生成のPostScriptにデータを渡しています。フォントの生データから、文字を抜き出していますからね。縦書きか横書きかくらいまで把握していて、フォントを使っている時点でCMap空間を把握して利用している。
  
 
 他にも見たことある名前をあげるとしたら
 
 他にも見たことある名前をあげるとしたら

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