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(→平行移動・拡大縮小・回転) |
(→平行移動・拡大縮小・回転) |
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144行: | 144行: | ||
− | + | ■拡大縮小 | |
<ymath> | <ymath> | ||
( | ( | ||
160行: | 160行: | ||
) | ) | ||
</ymath> | </ymath> | ||
− | + | ■2行2列 単位行列 | |
<ymath> | <ymath> | ||
\begin{pmatrix} | \begin{pmatrix} | ||
167行: | 167行: | ||
\end{pmatrix} | \end{pmatrix} | ||
</ymath> | </ymath> | ||
− | + | ■回転 | |
<ymath> | <ymath> | ||
( | ( | ||
199行: | 199行: | ||
− | $ \theta $ が 0 のときはゼロ度の回転を意味していて、結局回転しないわけですが、回転の変換行列は左上が $ \cos \theta = \cos 0 = 1 $ で1になります。右上は$ \sin \theta = \sin 0 = 0 $ | + | $ \theta $ が 0 のときはゼロ度の回転を意味していて、結局回転しないわけですが、回転の変換行列は左上が $ \cos \theta = \cos 0 = 1 $ で1になります。右上は$ \sin \theta = \sin 0 = 0 $ で 0 です。左下は、同様にして 0、右下は 1 になります。拡大が1倍のときの形です。左下と右上が 0 なら、左上の値が x 倍、右下の値が y 倍の変換に相当することも確かめられます。この cm オペレータはそのような行列値の指定と、原点の移動を示すオペランド値で機能していることがわかると思います。このようにコンピュータグラフィックにおける数値指定によって変換がされたりする仕組みを提供するオペレータのような役割をするものがある場合、このような科学技術演算が駆使されていて、そこの深い理由が存在しているということを把握できれば十分だと思います。すべてを理解するのは面倒です。 |