METAFONT 単位 新しいページはコチラ

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::字面の縦の長さを決めるのに使う単位です。Mという文字が正方形に近いことからMの文字の大きさとも言えるということからemという単位の名前が付いたとされています。METAFONTではemの大きさを数値で指定することで、フォントの横幅の大きさの基準が定義され、それぞれの単位を使った大きさがひとつに決まる仕組みになっています。もうひとつは、x_heightという単位で高さが決まります。em および、x_heightによって1文字の大きさが決まり、それぞれの文字毎にフォントメトリック定義を使って、横幅を狭く使う文字や、ある特定の文字が続く場合のみ使われる文字の入れ替えが定義されたりして、等幅でないフォントは定義が足されていく感じです。
 
::字面の縦の長さを決めるのに使う単位です。Mという文字が正方形に近いことからMの文字の大きさとも言えるということからemという単位の名前が付いたとされています。METAFONTではemの大きさを数値で指定することで、フォントの横幅の大きさの基準が定義され、それぞれの単位を使った大きさがひとつに決まる仕組みになっています。もうひとつは、x_heightという単位で高さが決まります。em および、x_heightによって1文字の大きさが決まり、それぞれの文字毎にフォントメトリック定義を使って、横幅を狭く使う文字や、ある特定の文字が続く場合のみ使われる文字の入れ替えが定義されたりして、等幅でないフォントは定義が足されていく感じです。
 
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::METAFONTでは1倍という単位サイズに'''1[pt]=2.7674で1mm=7.87402'''という値が定義される仕組みになっています。
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::METAFONTでは1倍という単位サイズ(200[dpi])に'''1[pt]=2.7674で1mm=7.87402'''という値が定義される仕組みになっています。
 
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::たとえば、\mode=proof;mag=1;なら解像度は2601.72dpiで1ptは36dotになります。36[dot]*72.27[pt]=2601.72という値になりますから、72.27[pt]は1[in]ですから、1inchは2601.72dotということで、解像度によって1ptあたりの数値が決定されます。このとき1mmは102.42995dotで表現されます。こういう体系において、1emを何ptにするのかということは、プログラマが決定するべきことです。例えば1emを10ptとすると、このとき決定した1em(字面の横幅)値によって、そのフォントは10ptのフォントということになります。よくフォントファミリーにもゴシック10ptとか9ptとかが作られますが、まさにこの1emを何ptとして作ったフォントタイプであるのかということを示します。
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::たとえば、\mode=proof;mag=1;なら解像度は2601.72[dpi]で1[pt]は36[dot]になります。36[dot]*72.27[pt]=2601.72という値になりますから、72.27[pt]は1[in]ですから、1[inch]は2601.72[dot]ということで、解像度によって1[pt]あたりの数値が決定されます。このとき1[mm]は102.42995[dot]で表現されます。こういう体系において、1[em]を何ptにするのかということは、プログラマが決定するべきことです。例えば1[em]を10[pt]とすると、このとき決定した1[em](字面の横幅)値によって、そのフォントは10[pt]のフォントということになります。よくフォントファミリーにもゴシック10ptとか9ptとかが作られますが、まさにこの1[em]を何ptとして作ったフォントタイプであるのかということを示します。
  
 
  fontsize 10pt#;
 
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2017年6月28日 (水) 00:00時点における版



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