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(サンプル2.)
(サンプル2. 公式サイト版 のQtConsolApp)
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}
 
</Syntaxhighlight2>
 
</Syntaxhighlight2>
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出力結果ファイル
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[[ファイル:FreeTypeStep02Test.bmp|400px|thumb|none|実行結果]]
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 今回は公式サイトの最初のチュートリアルをQtConsoleApp版にしたものです。うごきも少し違う工夫がなされていて下から上に書いていくチュートリアルになっていました。解説はしません。あと勉強になったのは2点
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*プログラムの最後の方にある。オブジェクトの消滅作業ですね。
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: Initによる初期化で動的に生成されたオブジェクトをこの二つの方法で綺麗に掃除しています。これが行儀のいい書き方なのですね。もっと大きいソリューションとして構築する場合はデストラクタとかで処理するようにしたいものです。
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*グリフ番号を取得しなくてもFT_Load_Charで、ユニコード番号だけで、グリフのビットマップが得られる方法がある。
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: 最初のチュートリアルでグリフ番号を取得してグリフのビットマップを取得していました。PDFを作るという目的においては重要ですが、グリフを描画するという処理だけならあまり意識はしたくない処理が省けるというのもいい感じです。おもしろい。
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 freetypeで独自のフォントの変形処理を作るのが醍醐味なのかもしれません。ここまでのチュートリアルがわかっただけでも、相当いろいろな変形処理が作れそう。任意の半径の丸い円弧状にそって文字を配置したりもできるようになりそうです。出来栄えを確かめたりする作業をもった素早くするには、それなりのユーザインタフェースを作らないと駄目ですね。ややこしそう。画像をあやつる一歩を踏み出した感じ。いいね。この例にも文字を変形させる処理があります。FT_Set_Transformという関数とそのちょっとまえのFT_Matrixというクラス変数のmatrixというオブジェクトの準備作業が必要なようです。angleの計算の割り算の優先度を上げているところでカッコの中の数字のどちらかに小数点がないと、なにをやっても計算結果が整数の 0 になって、angleは常に 0 になってしまいます。注意されたし。
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[[フォント TrueType 構造解析]]に戻る。
 
[[フォント TrueType 構造解析]]に戻る。

2022年8月14日 (日) 00:00時点における版



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