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提供: yonewiki
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</Syntaxhighlight2> | </Syntaxhighlight2> | ||
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+ | 自分は64bit版ですが、64bit版を生成するのが面倒な人はQtの32bit版のLibraryを導入して新規作成するとよいね。Qtの64bit版を使ってるつもりで説明します。ところどころ32bit版の人向けのコメントも添えます。 | ||
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+ | まずはプロジェクトの設定を変えて、freetypeが使える状態にします。 | ||
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+ | インクルードファイルのありかを設定します。ライブラリを使うときはまずはヘッダファイルで関数の全ての情報が必要です。標準関数でさえ#include <stdio.h>って設定するもんね。同じこと。 | ||
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+ | ソリューション構成をDebug、ソリューションプラットフォームをx64<span>(</span>32bitに人はWin32<span>)</span>に設定します。ツールバーのリストを選ぶところですね。次に、メニューの[プロジェクト]-[プロパティ]を選択します。 | ||
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+ | [VC++ディレクトリ]の項目の中の[外部インクルードディレクトリ]に以下を追加します。 | ||
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+ | C:\…\…\…\…\freetype-2.9.1\include | ||
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+ | [VC++ディレクトリ]の項目の中の[ライブラリディレクトリ]に以下を追加します。 | ||
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+ | C:\…\…\…\…\freetype-2.9.1\objs\x64\Debug | ||
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+ | 絶対パスなので、…の部分はそれぞれの、freetypeの配置した場所に、freetype-2.9.1となっているところもそれぞれのバージョン番号だったり、名前を変えてfreetypeにしたりしてる場合も合わせて下さい。64bitの場合はx64ですが、32bitのQtアプリの場合はx64ではなくWin32です。 | ||
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+ | 構成のRelease版も合わせて変更しておくとよいでしょう。インクルードディレクトリは同じで、ライブラリディレクトリはDebugがReleaseに代わります。 | ||
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+ | そうするとうまく設定できたかを確かめるために、少しだけプログラムを記述してビルとして確かめてみます。 | ||
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+ | <Syntaxhighlight2 lang="cpp" line=1> | ||
+ | #include <QtCore/QCoreApplication> | ||
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+ | int main(int argc, char *argv[]) | ||
+ | { | ||
+ | QCoreApplication a(argc, argv); | ||
+ | FT_Library library; | ||
+ | int error; | ||
+ | |||
+ | error = FT_Init_FreeType(&library); | ||
+ | |||
+ | if (error) { | ||
+ | fprintf(stderr, qPrintable("")); | ||
+ | exit(1); | ||
+ | } | ||
+ | |||
+ | return a.exec(); | ||
+ | } | ||
+ | </Syntaxhighlight2> | ||
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