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(管理人ギターでの回路図)
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青い四角いのはトグルスイッチ3Wayでオレンジ色x2と銀色x1のトーン調整用キャパシターの<br />
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青い四角いのはトグルスイッチ3Wayでオレンジ色x2と銀色x1のトーン調整用キャパシターのセレクターです。どれかを一つのキャパシターを無効(ギボシコネクタを取り外し)にして、オレンジ色の塊からぴょろっと出てるギボシコネクタに新しいキャパシターを入れれば、違うトーンも楽しめる設定です。それぞれ容量が違うので音の明るさを違った形で変化させることができます。ココが自分のギターはスペシャルなんですね。
セレクターです。どれかを一つのキャパシターを無効(ギボシコネクタを取り外し)にして、<br />
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オレンジ色の塊からぴょろっと出てるギボシコネクタに新しいキャパシターを入れれば、違うトーンも<br />
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楽しめる設定です。それぞれ容量が違うので音の明るさを違った形で変化させることができます。<br />
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ココが自分のギターはスペシャルなんですね。<br />
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上の方にある2回路5Way(2回路あるので、A回路とB回路とします。)スイッチから出ている3本をギターのピックアップ 白色の信号線に接続します。<br />
 
これもギボシ平型コネクタで接続できるようにしました。<br />
 
  
ボリュームポッドから出ている赤色の線は電池のプラス側とのギボシ接続を行う線です。<br />
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上の方にある2回路5Way(2回路あるので、A回路とB回路とします。)スイッチから出ている3本をギターのピックアップ 白色の信号線に接続します。これもギボシ平型コネクタで接続できるようにしました。
  
ボリュームポッドから出ている黒い線はピックアップ3個から出てきている灰色の線をまとめて接続するギボシコネクタです。<br />
 
  
画像の左下の黒い線はTRSプラグ(ギターについてる穴にアンプとかと接続するためのケーブルを突っ込むプラグです。)の<br />
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ボリュームポッドから出ている赤色の線は電池のプラス側とのギボシ接続を行う線です。
接続のアース側に接続するギボシコネクタです。<br />
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この写真にはありませんが、TRSプラグのメス側がFGIテクノロジーのセットとして付属していますが、ステレオタイプのプラグを<br />
 
指すのと同じタイプになっていますが、ここにモノラルのTRSプラグを指すのが普通で、電池のスイッチの代わりになっています。<br />
 
なのでアース側には2本の黒い線がついてます。もう片方は、電池端子のマイナス側と接続します。これも自分はギボシコネクタにしています。<br />
 
  
トーンコントロールのポッドの「真ん中」と「ポッドのつまみを上にした状態で真ん中よりひとつ右にある端子(※1)」は短絡させます。<br />
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ボリュームポッドから出ている黒い線はピックアップ3個から出てきている灰色の線をまとめて接続するギボシコネクタです。
  
フロントトーン用ポッドの※1の端子は、2回路5WayのスイッチのA回路に対して、スイッチを前側に倒したときにだけスイッチがつながるところの端子(※B)と半田付けでつなぎます。<br />
 
このとき、常時つながっている端子を※Aとします、A回路の端子は全部で4端子なので、残りの二つは短絡させておいてまとめて※Cとします。<br />
 
ミドル&ブリッジエンド用ポッドの※1の端子は※Cと接続します。これがA回路側です。A回路の常時つながっている端子※AはB回路の常時つながっている端子※Dと短絡し、<br />
 
5Wayスイッチの2回路が連動するようにします。
 
5Wayスイッチを一番前に倒したときにだけ接続される端子E端子がフロントピックアップと接続する必要がありますし<br />
 
5Wayスイッチを真ん中にいれたときにだけ接続される端子F端子がミドルピックアップと接続する必要がありますし<br />
 
5Wayスイッチを一番後に倒したときにだけ接続される端子G端子がバックエンドピックアップと接続する必要があります。<br />
 
  
アクティブサーキットはピックアップに電圧をかけ信号を増幅させることが出来る仕組みですので電源の供給が必要になります。<br />
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画像の左下の黒い線はTRSプラグ(ギターについてる穴にアンプとかと接続するためのケーブルを突っ込むプラグです。)の接続のアース側に接続するギボシコネクタです。
それが9Vの箱型の電池ということになります。ライブとかで電池なくなると痛いので常に2個から3個の電池を持っておく必要があります。<br />
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ピックアップそのものがアンプの役割を担うことができるため、小さな信号もキャッチできるし、雑音を取っ払う回路も仕込まれているので、<br />
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アクティブサーキットは音が綺麗になる方向へ働きます。コンデンサマイクみたいな感じです。コンデンサマイクもファンタム電源とよばれる<br />
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電源が必要になりますので、同じですね。<br />
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こういう回路は自分でいくらでも改造できるので、改造しやすいようにギボシコネクタのようなもので、接続できるように工夫しました。<br />
 
また、新しい回路を組み込みたいときは、簡単に外せるので、やる気にはなれます。<br />
 
こういう作業はめったにするものではありませんが、全部半田接続をぶちきるとかやってると疲れますからね。<br />
 
思いついたアイデアを具現化するための工夫をしておいた感じです。おそらく、半田接続された状態よりはやる気がわくと思います。<br />
 
デメリットとしては、重たくなる&電気回路収納部分がパンパンになります。特に着脱性をふまえるとギボシの部分がかなり容積を食います。<br />
 
電気回路収納部分はパズルのようになっていまして、うまいことやらないと、収まらないです。不要な部分でショート短絡が起こらないようにも<br />
 
工夫しておく必要があります。<br />
 
  
キャパシタを選べるスイッチは割かし微妙なニュアンスのものですので、聞く人の感性が大事になる部分くらいの変化です。<br />
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この写真にはありませんが、TRSプラグのメス側がFGIテクノロジーのセットとして付属していますが、ステレオタイプのプラグを指すのと同じタイプになっていますが、ここにモノラルのTRSプラグを指すのが普通で、電池のスイッチの代わりになっています。なのでアース側には2本の黒い線がついてます。もう片方は、電池端子のマイナス側と接続します。これも自分はギボシコネクタにしています。トーンコントロールのポッドの「真ん中」と「ポッドのつまみを上にした状態で真ん中よりひとつ右にある端子(※1)」は短絡させます。
知らず知らずのうちに心地よい音になっているということはよくあると思いますので、おもしろ試みかなって思います。<br />
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トーンコントロールはボリュームが最大になる方向に回すと(抵抗値が下がると)高周波域をキャパシタに逃げてるので、低周波域の低音が協調されて、音量もすこし大きく太い音になります。<br />
 
逆にすると高温域が逃げないので、雑味もなくなるし、クリアな明るい音でやや小さい音になります。キャパシタの容量が大きいと、高周波域を逃がす量が変化するので変化スピードもゆっくりに<br />
 
なります。容量が小さいと変化する量は小さいけど、音が安定するまでの速度は速いです。<br />
 
  
OrangeDropは昔から愛用されてきたキャパシタでもあり、歴史もあるディスクリートパーツです。銀色は異端児のVitamin-Cと銘打たれたキャパシタです。<br />
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フロントトーン用ポッドの※1の端子は、2回路5WayのスイッチのA回路に対して、スイッチを前側に倒したときにだけスイッチがつながるところの端子(※B)と半田付けでつなぎます。このとき、常時つながっている端子を※Aとします、A回路の端子は全部で4端子なので、残りの二つは短絡させておいてまとめて※Cとします。ミドル&ブリッジエンド用ポッドの※1の端子は※Cと接続します。これがA回路側です。A回路の常時つながっている端子※AはB回路の常時つながっている端子※Dと短絡し、5Wayスイッチの2回路が連動するようにします。5Wayスイッチを一番前に倒したときにだけ接続される端子E端子がフロントピックアップと接続する必要がありますし5Wayスイッチを真ん中にいれたときにだけ接続される端子F端子がミドルピックアップと接続する必要がありますし5Wayスイッチを一番後に倒したときにだけ接続される端子G端子がバックエンドピックアップと接続する必要があります。
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アクティブサーキットはピックアップに電圧をかけ信号を増幅させることが出来る仕組みですので電源の供給が必要になります。それが9Vの箱型の電池ということになります。ライブとかで電池なくなると痛いので常に2個から3個の電池を持っておく必要があります。ピックアップそのものがアンプの役割を担うことができるため、小さな信号もキャッチできるし、雑音を取っ払う回路も仕込まれているので、アクティブサーキットは音が綺麗になる方向へ働きます。コンデンサマイクみたいな感じです。コンデンサマイクもファンタム電源とよばれる電源が必要になりますので、同じですね。
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こういう回路は自分でいくらでも改造できるので、改造しやすいようにギボシコネクタのようなもので、接続できるように工夫しました。また、新しい回路を組み込みたいときは、簡単に外せるので、やる気にはなれます。こういう作業はめったにするものではありませんが、全部半田接続をぶちきるとかやってると疲れますからね。思いついたアイデアを具現化するための工夫をしておいた感じです。おそらく、半田接続された状態よりはやる気がわくと思います。デメリットとしては、重たくなる&電気回路収納部分がパンパンになります。特に着脱性をふまえるとギボシの部分がかなり容積を食います。電気回路収納部分はパズルのようになっていまして、うまいことやらないと、収まらないです。不要な部分でショート短絡が起こらないようにも工夫しておく必要があります。
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キャパシタを選べるスイッチは割かし微妙なニュアンスのものですので、聞く人の感性が大事になる部分くらいの変化です。知らず知らずのうちに心地よい音になっているということはよくあると思いますので、おもしろ試みかなって思います。
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トーンコントロールはボリュームが最大になる方向に回すと(抵抗値が下がると)高周波域をキャパシタに逃げてるので、低周波域の低音が協調されて、音量もすこし大きく太い音になります。逆にすると高温域が逃げないので、雑味もなくなるし、クリアな明るい音でやや小さい音になります。キャパシタの容量が大きいと、高周波域を逃がす量が変化するので変化スピードもゆっくりになります。容量が小さいと変化する量は小さいけど、音が安定するまでの速度は速いです。
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OrangeDropは昔から愛用されてきたキャパシタでもあり、歴史もあるディスクリートパーツです。銀色は異端児のVitamin-Cと銘打たれたキャパシタです。

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