Dynapad N72 ファイル救出 新しいページはコチラ

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(概要)
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3.回復ドライブを作成を選択
 
3.回復ドライブを作成を選択
  
 上記のような作業で使うUSBは容量が小さめのドライブで十分。回復ドライブ作成でメモリの中身やmicroSDの中身はごっそり消えてしまいますので、必要なデータがない状態にして実行する必要があります。
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 上記のような作業で使うUSBは容量が小さめのドライブで十分。回復ドライブ作成でメモリの中身やmicroSDの中身はごっそり消えてしまいますので、必要なデータがない状態にして実行する必要があります。リカバリーメディアを取り込むか?という選択肢が現れますが、最小構成でいいので、そういったものは作らない回復ドライブを作りましょう。
  
  
 しばらくすると回復ドライブが出来るので、これをDynapad N72のmicroUSBコネクタに挿す。USB TypeAオスのカタチになっている
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 しばらくすると回復ドライブが出来るので、これをDynapad N72のmicroUSBコネクタに挿す。USBドライブのコネクタはUSB TypeAオスのカタチになっているのものが多いので、microUSBオス to USB TypeAメスの変換ケーブルか変換器が必要になると思います。変換器でやるときは、画面に対して横から挿すため重さで下に傾き信号線がズレて認識が途切れたりすることもあるので、できれば短めのケーブルが良いと思います。変換器でやるなら重さに負けないように、マスキングテープで表面だけでよいので一直線に張っておくだけでも下向きに落ちるのを防ぐことができます。作業中に揺れたりして、いきなり画面がブラックアウトする可能性が少なくなります。
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 ぐらぐら問題を解決したら、回復ドライブでの起動です。どうやったらUSBドライブのソフトウェアを起動できるかというと [電源ボタン]+[音量の+ボタン]を同時におして電源をいれます。画面の電源が付いたら音量ボタンだけを押したままにして、電源ボタンから手を離します。
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 そうするとBIOS設定画面のような表示になります。ここでUSBドライブを選択すると回復ドライブの中身が起動されます。
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 コマンドプロンプト起動を選択して C: とコマンドを発行します。次に dir とコマンドを発行します。
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 これでCドライブの中身が確認できるようならば、Cドライブの中身を取り出すことが出来ます。
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 次は本格的に救出処理をするためのUSB駆動のOSを作成して、Cドライブの中身をコピーする処理を行います。
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 その前に豆知識です。BIOS(Basic Input Output System バイオス)という言葉を知っている人はパソコンの自作とかをやったり、パソコン買った時の説明書をよく読んでいる人だと思いますが、BIOSは基本となるOS(OperatingSystem)のようなものでWindowsのようなOSがパソコンに備えられた装置のあれこれに働きかけてくれてPCを利用できていますが、OSを起動するときにOSを理解し、うまく制御できるように基本的な動作方法を指示するのにつかわれるのがBIOSです。日付時間とかどの装置からOSを起動しようとするとか、設定を変更するのに必要なパスワードを覚えたりもできます。BIOSの設定を変えることがないのでパスワードは設定していない人が多いかもしれません。
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 このあたりのBIOSの話をしっている人がいる中でも、UEFIというのを知らないという人はいるのかもしれないと感じています。ここ最近に登場した技術です。UEFI BIOSの設定に各種デバイス認証機能を付けたものです。よくわからない装置やソフトウェアを取り付けて起動しようとしないようにする仕組みです。BIOSのパーティション構造はBMR。UEFIのパーティション構造はGPTもしくはBMRです。Dynapad N72もUEFIになっています。UEFIの場合、loader.efiのhash値を登録して起動する仕組みになっています。*.efiは起動イメージが含まれたものです。先に作った回復ドライブにもloader.efiが含まれています。

2021年3月18日 (木) 00:00時点における版



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