Cpp プリコンパイル済ヘッダーファイル 新しいページはコチラ

提供: yonewiki
移動: 案内, 検索
(使い方)
 
5行: 5行:
 
<tr>
 
<tr>
 
<td style="width:1px;"></td>
 
<td style="width:1px;"></td>
<td class="mbox-text plainlist" style="">本来の表記は「<b><span id="RealTitle" style="font-size:large;">C++ プリコンパイル済ヘッダーファイル</span></b>」です。この記事に付けられた題名は{{記事名の制約}}から不正確なものとなっています。</td>
+
<td class="mbox-text plainlist" style="">本来の表記は「<b><span id="RealTitle" style="font-size:large;">C++(Cpp) プリコンパイル済ヘッダーファイル</span></b>」です。この記事に付けられた題名は{{記事名の制約}}から不正確なものとなっています。</td>
 
</tr>
 
</tr>
 
</table>
 
</table>
11行: 11行:
 
<br />
 
<br />
 
== '''プリコンパイル済ヘッダーファイル''' ==
 
== '''プリコンパイル済ヘッダーファイル''' ==
 プログラムは複数のファイルに分けて書くことができます。特にクラスを多用するC++では、ヘッダファイル部(関数の定義だけ)とプログラム部(定義された関数の実際の処理内容)とのペアが沢山出来上がります。大きなプロジェクトほどファイル数は膨大になり、50ファイル~500ファイル、あるいは5000ファイルとかもあり得ます。このメディアWikiのようなDBに記事内容を登録して、各ページごとにテキストを処理してHTMLとしての表示をするというプログラムでもファイルほどで構成されています。PHPという言語ですが…もっと複雑な処理を必要とするwindowsのようなGUIアプリケーションなら、販売向けプログラム製品では膨大なファイル数になることは容易に想像がつきます。ですが、毎回、全部のファイルをコンパイルしていたら、もの凄くコンパイル時間がかかって、1回のコンパイル・リンク処理で15分~1時間くらいかかって、デバッグとかで繰り返し、試しに動かして見るということが、コンパイルの待ち時間にいくらでも耐えれて、集中力があって、時間が無尽蔵にあって、開発スピードは求めていない人でないとやりきれないです。個人でもウィンドウズアプリケーションを作る場合にはWindows.hファイルのような巨大なヘッダファイルを読み込むので、数十秒くらい時間がかかっていることを体感できると思います。いくつものファイルから呼ばれるヘッダファイルは、呼び出しをしているファイルが更新される都度、呼び出されたものの、まったく変更されていないにも関わらず、コンパイルしなおそうとします。この無駄なコンパイルを少し減らそうというのが、プリコンパイル済ヘッダーファイルの役目です。但し、何度も変更するファイルがプリコンパイルの対象に含まれるとプリコンパイルファイルを作成する機会が多くなり効果が目減りします。なのでプリコンパイルの対象は、#あらゆるファイルからよく呼び出される、#あまり変更する必要がなくなった、#規模が大きい。そのようなファイルだけを一度プリコンパイル済ファイルを作っておくということをします。そういった作業をするために1つのヘッダファイルに、プリコンパイルしたいヘッダファイル群を呼び出すように作成して、プリコンパイル済みヘッダーファイルのオブジェクト(.pch)を作成します。
+
 プログラムは複数のファイルに分けて書くことができます。特にクラスを多用するC++では、ヘッダファイル部(関数の定義だけ)とプログラム部(定義された関数の実際の処理内容)とのペアが沢山出来上がります。大きなプロジェクトほどファイル数は膨大になり、50ファイル~500ファイル、あるいは5000ファイルとかもあり得ます。このメディアWikiのようなDBに記事内容を登録して、各ページごとにテキストを処理してHTMLとしての表示をするというプログラムでも3500ファイルほどで構成されています。PHPという言語ですが…もっと複雑な処理を必要とするwindowsのようなGUIアプリケーションなら、販売向けプログラム製品では膨大なファイル数になることは容易に想像がつきます。ですが、毎回、全部のファイルをコンパイルしていたら、もの凄くコンパイル時間がかかって、1回のコンパイル・リンク処理で15分~1時間くらいかかって、デバッグとかで繰り返し、試しに動かして見るということが、コンパイルの待ち時間にいくらでも耐えれて、集中力があって、時間が無尽蔵にあって、開発スピードは求めていない人でないとやりきれないです。個人でもウィンドウズアプリケーションを作る場合にはWindows.hファイルのような巨大なヘッダファイルを読み込むので、数十秒くらい時間がかかっていることを体感できると思います。いくつものファイルから呼ばれるヘッダファイルは、呼び出しをしているファイルが更新される都度、呼び出されたものの、まったく変更されていないにも関わらず、コンパイルしなおそうとします。この無駄なコンパイルを少し減らそうというのが、プリコンパイル済ヘッダーファイルの役目です。但し、何度も変更するファイルがプリコンパイルの対象に含まれるとプリコンパイルファイルを作成する機会が多くなり効果が目減りします。なのでプリコンパイルの対象は、#あらゆるファイルからよく呼び出される、#あまり変更する必要がなくなった、#規模が大きい。そのようなファイルだけを一度プリコンパイル済ファイルを作っておくということをします。そういった作業をするために1つのヘッダファイルに、プリコンパイルしたいヘッダファイル群を呼び出すように作成して、プリコンパイル済みヘッダーファイルのオブジェクト(.pch)を作成します。
  
  

2021年2月6日 (土) 00:00時点における最新版



個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ツールボックス