Cpp クラス 仮想関数 新しいページはコチラ

提供: yonewiki
移動: 案内, 検索
(クラス 仮想関数)
 
5行: 5行:
 
<tr>
 
<tr>
 
<td style="width:1px;"></td>
 
<td style="width:1px;"></td>
<td class="mbox-text plainlist" style="">本来の表記は「<b><span id="RealTitle" style="font-size:large;">C++ クラス 仮想関数</span></b>」です。この記事に付けられた題名は{{記事名の制約}}から不正確なものとなっています。</td>
+
<td class="mbox-text plainlist" style="">本来の表記は「<b><span id="RealTitle" style="font-size:large;">C++(Cpp) クラス 仮想関数</span></b>」です。この記事に付けられた題名は{{記事名の制約}}から不正確なものとなっています。</td>
 
</tr>
 
</tr>
 
</table>
 
</table>
174行: 174行:
 
</syntaxhighlight2>
 
</syntaxhighlight2>
  
 という具合です。アップキャストした方が派生クラスの関数がわからないので、基底クラスの方の関数が呼ばれています。で、これを解決するのが、仮想関数だというキーワードを出していました。仮想関数という機能を使うには基底クラスが仮想関数の存在を認める宣言をするだけです。
+
 という具合です。アップキャストした方が派生クラスの関数がわからないので、基底クラスの方の関数が呼ばれています。オプションがいくらかあって、基本料金と合計金額に差があるのに、optionは知らんみたいになって残念な感じです。で、これを解決するのが、仮想関数だというキーワードを出していました。仮想関数という機能を使うには基底クラスが仮想関数の存在を認める宣言をするだけです。
  
  
202行: 202行:
 
#endif
 
#endif
 
</syntaxhighlight2>
 
</syntaxhighlight2>
 +
 +
 617行目の
 +
 +
<syntaxhighlight2 lang="cpp">
 +
    virtual void mfVirtual_vDispValue();
 +
</syntaxhighlight2>
 +
 +
 ようにvirtualというキーワードを宣言の部分に書けば、仮想関数という扱いになり、基底クラスでは、存在しないかもしれない架空の関数としての振る舞いになり、アップキャストされている場合は派生クラスに同じ名前の関数があるはずだから、それを見に行くようになります。この存在しないかもしれない架空の扱いを仮想関数と呼んでいるのだと思います。基底クラスでは、ある機能が自分自身にも派生クラスにもあるべきだという意味で使われます。今回の場合は、それぞれのクラス、基底クラス、派生クラスの全てに独自の合計金額を出力する関数があって、それぞれで動きは違うけど、同じ目的をもった関数が作られています。仮想関数はこういう使い方をします。実際のプログラミングでは、このサンプルよりも驚くべき使われ方や画期的な使われ方がされていることの方が多いです。
 +
 +
 +
 そうすると、virtualをつけた場合の動作は
 +
 +
<span style="color: #ffffff; background-color: #555555; padding: 0px 5px 0px 5px; display: inline-block;">実行結果<!-- padding 上 右 下 左-->
 +
<syntaxhighlight2 lang="text" line start=701>
 +
Constructor:CBaseInheritance(int,int)
 +
Constructor:CDriveInheritance(int,int,int)
 +
BaseMoney=22800, OptionMoney=600 total=23400
 +
Constructor:CBaseInheritance(int,int)
 +
Constructor:CDriveInheritance(int,int,int)
 +
BaseMoney=22800, OptionMoney=600 total=23400
 +
Destructor:~CBaseInheritance()
 +
Destructor:~CDriveInheritance()
 +
Destructor:~CBaseInheritance()
 +
</syntaxhighlight2>
 +
 +
 +
となります。が、ここでも、まだ、デストラクタの数がコンストラクタの数と一致せず、まだまだ残念な感じになっています。
 +
 +
 +
 +
 でも、これで、継承 デストラクタの記事への下準備ができました。答えはもうわかってると思いますけど…
  
  
 
[[C PlusPlus#C++からの技術|C++]]に戻る
 
[[C PlusPlus#C++からの技術|C++]]に戻る

2021年2月6日 (土) 00:00時点における最新版



個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ツールボックス