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(マルチバイト文字列、ワイド文字列)
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VisualSutdioのプロジェクトの設定でもUnicode文字列とマルチバイト文字列、どっちも使わないってのが設定できます。VisualStudioをアクティブにしている状態で[Alt]+[F7]でプロジェクトのプロパティが表示されるダイアログが表示されます。左側のツリー構造から構成プロパティの中の全般を選択すると右側のビュー表示されるリストに文字セットというのがあります。リストには「Unicode文字セットを使用する/マルチバイト文字セットを使用する/設定なし」の3つがあり、ここで選択した設定にしたがって、Visual C++だけの機能になりますが、TCHAR型という文字列変数を定義することで、設定にしたがって、マルチバイトおよびUnicodeを判別してコンパイルしてくれます。因みにワイド文字列型では、wchar_t型というのを使うのですが、TCHAR型は、Unicode設定だとwchar_tに置き換わることになります。<br />
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VisualSutdioのプロジェクトの設定でもUnicode文字列とマルチバイト文字列、どっちも使わないってのが設定できます。VisualStudioをアクティブにしている状態で[Alt]+[F7]でプロジェクトのプロパティが表示されるダイアログが表示されます。左側のツリー構造から構成プロパティの中の全般を選択すると右側のビュー表示されるリストに文字セットというのがあります。リストには「Unicode文字セットを使用する/マルチバイト文字セットを使用する/設定なし」の3つがあり、ここで選択した設定にしたがって、Visual C++だけの機能になりますが、TCHAR型という文字列変数を定義することで、設定にしたがって、マルチバイトおよびUnicodeを判別してコンパイルしてくれます。因みにワイド文字列型では、wchar_t型というのを使うのですが、TCHAR型は、Unicode設定だとwchar_tに置き換わることになります。
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どっちも使わない、設定なしを選択した方がよい場合もあります。それはワイド文字、Unicodeとか、マルチバイト文字を使わないアプリ構成にしたい場合です。Windows.hで提供されるようなAPIでさえも文字列を引数にとることはありますが、この引数の受け取り方が設定なしの場合、なにかとchar型のままでいいよ。という具合になります。そうするとwchar型とかtchar型を使わなくてもよいので、ひたすら文字列はchar型のみを扱えばよいことになります。最初のうちは英語のみ対応のアプリにして練習するのもありかなと思いますので、設定なしという道もあっていいかと思います。むしろ学術的なことに専念するアプリやそういった専門書なんかでは、設定なしを使って説明されるパターンがあります。これは文字列うんぬんを語ると限られたページの中で専門的なことが説明できなくなるからだと思います。ここで書いたことを知っていればあとで、ワイド文字対応に応用することなんかは簡単なことですから、別の専門的なことを勉強するにあたっては、設定なしを選択して、英語版アプリ(1バイト文字、ASCIIコード範囲)を作る覚悟で取り組むということもあっていいかと思います。      
  
  

2016年12月1日 (木) 00:00時点における版



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