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(→文字列の型変換) |
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話は戻って… | 話は戻って… | ||
− | 上記のように変換を進めていて気づくことですが、それぞれの型は取り扱える文字コード長が異なります。_bstr_tやCComBSTRはマルチバイト文字とワイド文字の両方に対応していて、プロジェクト設定にしたがって記憶する文字型を切り替えています。CStringAはマルチバイト文字、CStringWはワイド文字です。stringとSystem:: | + | 上記のように変換を進めていて気づくことですが、それぞれの型は取り扱える文字コード長が異なります。_bstr_tやCComBSTRはマルチバイト文字とワイド文字の両方に対応していて、プロジェクト設定にしたがって記憶する文字型を切り替えています。CStringAはマルチバイト文字、CStringWはワイド文字です。stringとSystem::Stringはマルチバイト文字を扱うようになっています。したがって、変換時にはマルチバイト文字、ワイド文字変換が必要になるケースと必要ないケース。あるいは、プロジェクトの設定によって決まるケースがあるわけです。そのことから、_bstr_tやCComBSTを利用しておくという、ある程度、文字列の世界を熟知している人だけが選ぶ道があるようにも思えるわけです。マイクロソフトの用意したものを使うにしても賢い選択というのが、その時代、時代によって存在することになります。 |
開発するプログラムの枠組みによってはマルチバイトやワイド文字といった切り替えは気にしないという人もいるのかもしれません。具体的にどのように変換処理を記述するかについても、そのときそのときで違ってくることもあるのかもしれませんね。 | 開発するプログラムの枠組みによってはマルチバイトやワイド文字といった切り替えは気にしないという人もいるのかもしれません。具体的にどのように変換処理を記述するかについても、そのときそのときで違ってくることもあるのかもしれませんね。 |