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:2.[icu配置パス]\icu\source\allinone\allinone.sln を開く(プロジェクト変換ダイアログ表示されたらOKで変換する) | :2.[icu配置パス]\icu\source\allinone\allinone.sln を開く(プロジェクト変換ダイアログ表示されたらOKで変換する) | ||
::注)icu配置パスを決めてからビルドをしないと駄目です。ビルド時に生成されるファイルで絶対パスで管理されるDATAがあるため、ビルド後に移動させると動かなくなります。 | ::注)icu配置パスを決めてからビルドをしないと駄目です。ビルド時に生成されるファイルで絶対パスで管理されるDATAがあるため、ビルド後に移動させると動かなくなります。 | ||
− | :3.メニューの[ビルド]-[バッチビルド]を選択し、表示されたダイアログで、Win32かx64のプロジェクトを選択してから→[ビルド]で、ひたすら待つ。全部でおそらく15分(Corei7 3610QM | + | :3.メニューの[ビルド]-[バッチビルド]を選択し、表示されたダイアログで、Win32かx64のプロジェクトを選択してから→[ビルド]で、ひたすら待つ。全部でおそらく15分(Corei7 3610QM 2.3GHz)くらい |
+ | ::次のプロジェクト設定Win32 or x64をビルドするときには手順1に戻ることになります。 | ||
:4.コマンドプロンプトでテストプログラムを動かす。テストコマンドの引数4種類全部確かめるなら以下4つのコマンド全部実行。それか自分の目的のテストだけ実施。あるいはテストはやらないのもひとつの選択肢。 | :4.コマンドプロンプトでテストプログラムを動かす。テストコマンドの引数4種類全部確かめるなら以下4つのコマンド全部実行。それか自分の目的のテストだけ実施。あるいはテストはやらないのもひとつの選択肢。 | ||
::*[icu配置パス]\icu\source\allinone\allinone.bat x86 Debug | ::*[icu配置パス]\icu\source\allinone\allinone.bat x86 Debug | ||
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*プロジェクトの設定 | *プロジェクトの設定 | ||
− | :1.Win32プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\bin、x64プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\bin64という絶対パスを、プロジェクト毎にプロジェクトの設定の中(ALT+F7キーで表示されるダイアログの構成プロパティの中) | + | :1.Win32プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\bin、x64プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\bin64という絶対パスを、プロジェクト毎にプロジェクトの設定の中(ALT+F7キーで表示されるダイアログの構成プロパティの中)にあるVCディレクトリの実行可能ファイルディレクトリにパスを設定する。Win32プロジェクトとx64プロジェクトとでパスは異なるためプロジェクト毎に毎回設定した方が良いでしょう。文字コード変換を必要とするプロジェクトを作成する都度、設定しましょう。面倒な人でWin32プロジェクトしか作らないX54しか作らないという人は、どちらかの環境変数PATHに入れてもいいでしょう。でも結局、この次にlibファイルやincludeファイルの設定もしないといけないし、やっぱりプロジェクト毎に設定しましょう。一見、面倒そうだけど、そんなにたくさんプロジェクト作る人ってあんまりいないと思います。小さなサンプルコードプロジェクトをたくさん作って、それで変換テストしまくる人は大変かもしれませんね。自分は基本Win32のプロジェクトで遊んでるので、環境変数PATHにWin32プロジェクト用の実行パスを登録しています。X64をビルドするときに、また切り替えます。このとき、新しいパス変数を作ってPATH32=[icu配置パス]\icu\bin;(他のSDKの実行パス);…;…でPATH64=[icu配置パス]\icu\bin64;(他のSDKの実行パス);…;…として、環境変数PATHにはPATH=(既存パス1);(既存パス2);%PATH32%;(既存パスn)みたいに登録するといろいろなSDKをまとめて切り替えられます。64に変えればいいんだもんね。 |
:2.Win32プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\lib、x64プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\lib64という絶対パスをプロジェクト毎にプロジェクトの設定の中にあるVCディレクトリのライブラリディレクトリにパスを設定する。これも実行パス同様に管理して環境変数LIB32とLIB64を作って、環境変数LIB=%LIB32%とかにすると、プロジェクトの設定にはライブラリの欄に$(LIB)と入力するだけでよくなります。 | :2.Win32プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\lib、x64プロジェクトなら[icu配置パス]\icu\lib64という絶対パスをプロジェクト毎にプロジェクトの設定の中にあるVCディレクトリのライブラリディレクトリにパスを設定する。これも実行パス同様に管理して環境変数LIB32とLIB64を作って、環境変数LIB=%LIB32%とかにすると、プロジェクトの設定にはライブラリの欄に$(LIB)と入力するだけでよくなります。 | ||
:3.Win32,x64共通ですが、[icu配置パス]\icu\includeをプロジェクト毎にプロジェクトの設定の中にあるVCディレクトリのインクルードディレクトリに設定します。自分はこれも環境変数INCLUDEを作っていて、$(INCLUDE)と設定しています。 | :3.Win32,x64共通ですが、[icu配置パス]\icu\includeをプロジェクト毎にプロジェクトの設定の中にあるVCディレクトリのインクルードディレクトリに設定します。自分はこれも環境変数INCLUDEを作っていて、$(INCLUDE)と設定しています。 | ||
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ebcdic-xml-us 1 ★ebcdic-xml-us | ebcdic-xml-us 1 ★ebcdic-xml-us | ||
</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
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+ | ICU4Cを使ったプログラムをリリースするときは必要なDLLも一緒にexeファイルと同じディレクトリに置いて配布する必要があります。Win32プロジェクトなら[ICU配置パス]\icu\bin\icuuc**.dllが必要になります。x64プロジェクトなら[ICU配置パス]\icu\bin64\icuuc**.dllが必要になります。プロジェクト設定によりbin or bin64\追加libファイル名+バージョン番号.dllという具合にライブラリと対になってると思っていいです。できれば配布する前に開発環境が導入されていない通常のPCで動作チェックするのがよいです。環境が準備できないなら誰かに人柱になってもらって、確認がとれてから正式リリースとか、そういう風にした方がよいです。自分は以前に配布するべきファイルセットを間違えて、迷惑をかけたことがありますので、チェックするようにしています。 | ||
=='''文字列大文字小文字変換'''== | =='''文字列大文字小文字変換'''== |