AviUtl 新しいページはコチラ
提供: yonewiki
(→関連情報) |
(→NCH Software VideoPadのAviUtlを引き合いに出す広告) |
||
1行: | 1行: | ||
[[メインページ#パソコン|パソコン]]に戻る。 | [[メインページ#パソコン|パソコン]]に戻る。 | ||
== '''概要''' == | == '''概要''' == | ||
− | AviUtlは動画編集の応用的なことが出来ますが、条件(規格に合わないフレームレートを使うとか、可変ビットレートの素材を使う、これらのようなケースの一部) | + | AviUtlは動画編集の応用的なことが出来ますが、条件(規格に合わないフレームレートを使うとか、可変ビットレートの素材を使う、これらのようなケースの一部)によって音ズレとかも発生したりするようです。使いこなせない奴がバカだという風潮の強い尖った思考の多いコミュニティの中で育ったAviUtl。すごいけど使いにくい。分かり辛い。そんな感じがする。知能が足りなくても使えるようになるといいな。可能性だけはそこに転がっているみたいなところはある。 |
9行: | 9行: | ||
*一緒に配布されている拡張編集プラグインもダウンロードしてAviUtlを解凍して出来たAviUtl.exeと同じディレクトリ階層の中に「plugins」という名前のフォルダを作って、その中に拡張編集プラグインを解凍してできたファイルから拡張子(*.auf/*.auc/*.aui)を配置しましょう。プラグインは他にもあるので、ネットを徘徊して良さそうだと思ったものを追加していくと良いでしょう。 | *一緒に配布されている拡張編集プラグインもダウンロードしてAviUtlを解凍して出来たAviUtl.exeと同じディレクトリ階層の中に「plugins」という名前のフォルダを作って、その中に拡張編集プラグインを解凍してできたファイルから拡張子(*.auf/*.auc/*.aui)を配置しましょう。プラグインは他にもあるので、ネットを徘徊して良さそうだと思ったものを追加していくと良いでしょう。 | ||
+ | |||
+ | *動画ファイルの形式によっては、映像と音のタイミングがずれます。原因はよく分かっていないのですが、フレームレートが中途半端なfps(24.15[fps])とかになっているという問題(自分は30fpsをよく使います)と音声ファイルが固定ビットレート(CBR)が推奨されているのに可変ビットレート(VBR)になっている(自分はmp3はCBRの128[kbps]をよく使います)とか、サンプリング周波数が動画の標準的な値の48[KHz]ではなく41.2[kHz]になっているとか、そういうところに原因があると思います。ちなみにiPhoneで撮影したmp4ファイルをAviUtlに読み込ませると、音ズレが発生しました。[[⧅ffmpeg|ffmpeg]]の変換で上記のような怪しい部分を改善することで、いい感じになるのでffmpegはあった方がいいし、活用した方がいいと思います。 | ||
+ | |||
+ | |||
===''' 使用時に注意しなければならない事 '''=== | ===''' 使用時に注意しなければならない事 '''=== | ||
20行: | 24行: | ||
− | + | <span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">この後に記す各種プラグインの導入作業を実施した上での話</span>になりますが、大事なことなので先に書いておきます。 | |
46行: | 50行: | ||
− | *新規プロジェクトの作成ダイアログで、これから作る動画のピクセルサイズ(720x480pxはDivX HomeTheaterのオススメ設定)と動画フレームレートfps(30fpsはDivX HomeTheaterのオススメ設定)と音声の1秒当たりの量子化数を設定します。動画の場合は48000[Hz]( | + | *新規プロジェクトの作成ダイアログで、これから作る動画のピクセルサイズ(720x480pxはDivX HomeTheaterのオススメ設定)と動画フレームレートfps(30fpsはDivX HomeTheaterのオススメ設定)と音声の1秒当たりの量子化数を設定します。動画の場合は48000[Hz](48[kHz])がよく使われます。 |
53行: | 57行: | ||
*動画を読み込むために、拡張編集ウィンドウの追加したいレイヤーの上あたりで右クリックして、コンテクストメニューの[メディアオブジェクトの追加]-[動画ファイル]を選択します。 | *動画を読み込むために、拡張編集ウィンドウの追加したいレイヤーの上あたりで右クリックして、コンテクストメニューの[メディアオブジェクトの追加]-[動画ファイル]を選択します。 | ||
− | |||
59行: | 62行: | ||
+ | *前の項目の作業で、拡張編集ウィンドウのレイヤー1に動画ファイルと記されたボックスが追加されます。この状態は空の動画ファイルの箱が追加されただけです。動画ファイル自体を読み込むには、箱を選択した状態のときに現れる動画ファイル[標準]ダイアログで、[参照ファイル]ボタンを押します。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | [[ファイル:2020-12-04 11h27 17.png|400px|thumb|none|動画ファイル標準描画]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | *読み込むと[参照ファイル]ボタンの右横に、読み込んだ動画のファイル名が表示されます。拡張編集ウィンドウのレイヤーに表示された動画ファイルの箱をドラッグして先頭に着き当てます。読み込んだ動画ファイルが途中からの映像の分なら、この作業は不要ですが、映像を表示させたいタイミングに合わせる必要があります。きちんと先頭にできたら、下の画像で示した上の方にある四角い赤枠のところが、「1」という表示になります。動画表示タイミングは動画全体の1から始まるフレーム番号で調整する仕組みです。 | ||
+ | [[ファイル:2020-12-04 18h33 39.png|400px|thumb|none|動画ファイル調整]] | ||
+ | |||
+ | ※読み込んだ動画には音声はありません。純粋に動画部分だけを抜き出したものが、編集操作の対象になっています。動画と同じファイルからでもいいので、音声は別途、読み込む必要があります。 | ||
+ | |||
+ | *次に、音声ファイルを読み込みます。動画読み込みとほぼ変わらない手順です。拡張編集ウィンドウの使われていないレイヤー番号のところで右クリックして、表示されたコンテクストメニューから[メディアオブジェクトの追加]-[音声ファイル]を選択します。 | ||
+ | [[ファイル:2020-12-04 18h36 05.png|400px|thumb|none|音声ファイル読み込み]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | *[参照ファイル]ボタンを押して音声ファイルを読み込みます。読み込む時に*.mp3を読み込みたい場合はファイル選択ダイアログでファイルの種類選択リストをAll Filesにしないと駄目だったりします。「mp3」は標準で読み込めるファイルではない扱いだからだと思います。拡張編集の基本的な設定ができていれば、読み込めるようになります。 | ||
+ | [[ファイル:2020-12-04 18h38 12.png|400px|thumb|none|音声ファイル読み込み]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | *動画ファイルと同じように再生開始タイミングを先頭になるようにします。 | ||
+ | [[ファイル:2020-12-04 18h40 30.png|400px|thumb|none|音声ファイル読み込み]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | この拡張編集のレイヤーに施した設定状態の全体がプロジェクトという概念になっています。なので、保存したい場合は本体ウィンドウにある[ファイル]-[編集プロジェクトの保存]※名前を付けて保存にあたるモノ、あるいは、[ファイル]-[編集プロジェクトの上書き]で保存します。読み込んだそれぞれのファイルの配置関係が狂うとプロジェクトは機能しなくなるので、同じディレクトリに全てのファイルを置いた状態で作業をした方が良いでしょう。それぞれの編集元の動画を消すときには、もうプロジェクトも使えないので、同時に消してしまった方が良いと思います。動画や音声以外の使えそうなレイヤーオブジェクト配置があるなら、エクスポートして残しておくと良いと思います。レイヤー上で右クリックして表示されるコンテクストメニューの[ファイル]-[オブジェクトファイルのエクスポート]で保存できます。保存したファイルは、インポートして違うプロジェクトで活用できます。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | [[ファイル:2020-12-05 14h18 44.png|400px|thumb|none|使えそうなレイヤーのオブジェクトを保存しておく]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | あ、あと本体画面の一番右隅にある三角マーク。これ動画の長さを制御するやつなんで、<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #ff7f7f 75%); font-weight:bold; ">先頭に再生ポジションがある時に再生ポジションを一番後ろにやるつもりで一番右のボタンをクリックしたら、一番最初がビデオの終わりになって、動画のサイズ0秒になっちゃう</span>んで、気を付けて欲しい。結果。0秒の動画なので、ビデオが正常には作成されないです。一応サムネイルのある0秒の動画ファイルになります。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | [[ファイル:2020-12-06 00h06 13.png|400px|thumb|none|再生時間が0秒になる問題]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ここまでが、AviUtlの使い始めの基本知識です。 | ||
65行: | 105行: | ||
=== '''関連情報''' === | === '''関連情報''' === | ||
+ | *[[⧅ffmpeg DivX HomeTheater形式の生成]] | ||
+ | *[[⧅ffmpeg 5.1ch形式の生成]] | ||
+ | *[[⧅ffmpeg DivX HomeTheater形式の生成 2#ssa形式の字幕を作る|Subtitle Editによる動画字幕ファイル.ssaの生成]] | ||
+ | *[[Avidemux]] | ||
+ | *[[⧅ffmpeg DivX HomeTheater形式の生成 2#字幕をつける|Avidemux 動画に字幕をつける]] | ||
+ | *[[AviUtl 動画に凝った字幕をつける]] | ||
+ | |||
+ | ==== '''AviUtl応用技術情報''' ==== | ||
+ | *[[AviUtl 拡張機能を取り込む]] | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | ==== '''NCH Software VideoPadのAviUtlを引き合いに出す広告''' ==== | ||
NCH Softwareの広告が怪し過ぎる。AviUtlなんて扱ってないのに、なんだろね。この広告。おめぇはVideoPadだろ!って思ってしまう。試用版の制限も良く分からないし、バージョンアップしたらまた購入をせしめたりするアナウンスが出まくったり、なんか余計なソフトウェアを入れてきたりするらしい。なのに、大手のプロテクトアプリで、アドウェア判定も免れているらしい。ちゃんと自分でセットアップできれば、AviUtlの方が優秀っす嫌っす。炎上商法っす。炎上に加担してしまったっす。すっすすっすいうっす。 | NCH Softwareの広告が怪し過ぎる。AviUtlなんて扱ってないのに、なんだろね。この広告。おめぇはVideoPadだろ!って思ってしまう。試用版の制限も良く分からないし、バージョンアップしたらまた購入をせしめたりするアナウンスが出まくったり、なんか余計なソフトウェアを入れてきたりするらしい。なのに、大手のプロテクトアプリで、アドウェア判定も免れているらしい。ちゃんと自分でセットアップできれば、AviUtlの方が優秀っす嫌っす。炎上商法っす。炎上に加担してしまったっす。すっすすっすいうっす。 | ||