AdSense 「要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」対応方法 新しいページはコチラ

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(概要)
(ads.txtによる対策手順)
 
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== '''概要''' ==
 
== '''概要''' ==
 
 AdSenceのアカウント画面を閲覧した時に表示されることがあります。タイトルの通りのコメントが表示されている場合ads.txtが正しく設定されていないか。設定していないかということを意味しています。コメントが出ていても対応しないという選択肢もあります。
 
 AdSenceのアカウント画面を閲覧した時に表示されることがあります。タイトルの通りのコメントが表示されている場合ads.txtが正しく設定されていないか。設定していないかということを意味しています。コメントが出ていても対応しないという選択肢もあります。
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 AdSenseのようなプログラマティック広告はDSP(Demand-Side Platform)望む側の地盤、つまり広告主側が買い取る広告枠システム。それと、SSP(Supply-Side Platform)供給する側の地盤、つまりはWebSiteの所有主が提供する広告枠システムで成り立っています。広告主-DSP <= システム(AdSenceとか) =>SSP-WebSite(Site管理人) <=WebSite訪問者(広告閲覧者、商品購買者)という構造です。プログラマティック広告はRTB(Real-Time Bidding)とかオープンオークションとも呼ばれます。Biddingは入札っていう意味ね。
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 AdSenseのようなプログラマティック広告はDSP(Demand-Side Platform)望む側の地盤、つまり広告主側が買い取る広告枠システム。それと、SSP(Supply-Side Platform)供給する側の地盤、つまりはWebSiteの所有主が提供する広告枠システムで成り立っています。
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広告主-DSP <= システム(AdSenceとか) =>SSP-WebSite(Site管理人) <=WebSite訪問者(広告閲覧者、商品購買者)
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という構造です。プログラマティック広告はRTB(Real-Time Bidding)とかオープンオークションとも呼ばれます。Biddingは入札っていう意味ね。
  
  
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 そこで、Web広告業界は一つの対策方法を考え出したのです。それがads.txt(アズテキスト)を使った確認です。アズテキストと支払い情報は結びついているし、ドメインにおかれていないといけないなれば、他のサイトがIDを乗っ取ろうとしてもads.txtを置いて認証されていなければ、正規のドメインとは言えない。もしads.txtまでコピーしてしまっても収益は詐欺集団には入らないので無意味。ドメイン名が一致しないので広告表示はされないし。広告枠の買い付け対象にもならない。そういう感じです。
 
 そこで、Web広告業界は一つの対策方法を考え出したのです。それがads.txt(アズテキスト)を使った確認です。アズテキストと支払い情報は結びついているし、ドメインにおかれていないといけないなれば、他のサイトがIDを乗っ取ろうとしてもads.txtを置いて認証されていなければ、正規のドメインとは言えない。もしads.txtまでコピーしてしまっても収益は詐欺集団には入らないので無意味。ドメイン名が一致しないので広告表示はされないし。広告枠の買い付け対象にもならない。そういう感じです。
 
 
 
 
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==='''ads.txtによる対策手順'''===
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:'''1.'''自身のAdSenseメインページへ移動します。[https://www.google.com/adsense/ https://www.google.com/adsense/]
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:'''2.'''Home画面の上部に肌色の枠に「要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。 今すぐ修正 ヘルプ」というようなメッセージが表示されていれば、「今すぐ修正」リンクをクリックしてページを移動します。
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:'''3.'''「1 つのサイトで使用する ads.txt ファイルを作成する。収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルをダウンロードして、次の各サイトのルートレベルのドメインにアップロードしてください。(自身のドメインID=xxxxxxx.xxxが表示される。)変更が反映されるまで数日かかる場合があります。使用している広告ネットワークが他にもある場合は、ads.txt ファイルに追加してください。詳しくは、ads.txt ガイドをご覧ください。」というメッセージが表示されているところの下にダウンロードというリンクがあるのでクリックしてダウンロードします。
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[[ファイル:2020-09-06 20h26 52.png|400px|thumb|none|手順2.3.のイメージ]]
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:'''4.'''ダウンロードしたテキストの文字コードが「UTF-8N」形式になっているか確認する。
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*メモ帳 UTF-8Nでの保存が出来ない。
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*TeraPad
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::ⅰ.メニューの「ファイル」-「文字コード/改行コードを指定して保存」を選択
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::ⅱ.ダイアログで文字コードに「UTF-8N」を選択。
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::ⅲ.名前を付けて保存で「ads.txt」として保存。
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*サクラエディタ 名前をつけて保存で文字コードに「UTF-8」を選択して、BOMありのチェックボックスは「OFF」で保存。
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:'''5.'''FTPでバイナリ転送モードを選択した状態で(1行なので、文字コードが自動変換されないために念のためバイナリに設定)ads.txtをドメインのトップディレクトリに保存。例えば、このsiteでいえば、いつも、www.yo-net.jpを使っていますが、www.のようなドメイン名に前にある文字列が無い状態のWebsite、つまりはhttp://yo-net.jp/のディレクトリに保存します。
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*FileZilla
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::ⅰ.メニューの「編集」-「設定」を選択。
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::ⅱ.表示されたダイアログのツリー部分で「転送」-「FTP:ファイルの種類」を選択。
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::ⅲ.デフォルトの転送タイプ「バイナリ」を選択。
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::ⅳ.転送処理を実施。
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:'''6.'''これだけだとテキストをUTF-8N形式として扱ってくれないことがあります。同じディレクトリに「.htaccess」という名前ファイルを作成し、既存の場合は同ファイルに以下のような文字を追記、新規なら記述します。
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<syntaxhighlight lang="text">
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<Files ads.txt>
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AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt
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</Files>
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</syntaxhighlight>
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 以上です。
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 これで、うまくads.txtが作れたかを確認するために
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 [https://fe.datasign.co/adstxt/ https://fe.datasign.co/adstxt/]へアクセスし、アドレス(例えば、ht<span>t</span>ps://yo-net.jpのようなもの)を入力してチェックすると良いでしょう。DataSignという会社が提供しているWebツールです。正確に診断してくれるので、ためになります。Googleは失敗していても、何も教えてくれないです。やってはいけないコマゴマとしたことがあるので、そういったものにも気付けます。素晴らしい。これを正確に行ったからと言って収益があがるわけではありません。下がるのを防止するだけです。引き続きサイト運営を頑張りましょう。
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