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== '''概要''' == | == '''概要''' == | ||
ASIOって美味しいの?なんつうか、ハードウェアに搭載された入出力のドライバ規格でして、Audio Stream Input Outputの略です。ようするにオーディオに関するハードウェアが返すAPI(Application Programing Interface)みたいなものを取り決めたっす。ソフトウェアでハードウェアの音の入出力を制御するっす。ドイツのスタインバーグ社Steinberg Media Technologies GmbHが策定したものです。 | ASIOって美味しいの?なんつうか、ハードウェアに搭載された入出力のドライバ規格でして、Audio Stream Input Outputの略です。ようするにオーディオに関するハードウェアが返すAPI(Application Programing Interface)みたいなものを取り決めたっす。ソフトウェアでハードウェアの音の入出力を制御するっす。ドイツのスタインバーグ社Steinberg Media Technologies GmbHが策定したものです。 | ||
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− | 本来ならばDAW(Digital Audio Workstation 音を操作するアプリ) | + | 本来ならばDAW(Digital Audio Workstation 音を操作するアプリ)とかの音を扱うソフトウェアが、外部のASIO対応のオーディオ入出力機能をもったハードウェア(専門的な言い方ではオーディオインターフェイス)とでやりとりするものです。 |
− | + | DAWの入出力選択ウィンドウとかにハードウェアからの入出力を受け付ける選択肢が表示されて、それを選択すると、互いがやりとりをする設定になります。ASIO対応ハードウェアを使う時はDAW側もハードウェアがASIO対応機器と認識して設定されます。ASIOの基本的な骨格はSteinBergが取り決めていますがそれに、付加価値を加えたASIOを独自に作っているDAWもあります。 | |
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− | 基本的にはWindowsだけのことを考えています。WDMに限らずDirectSound、WASAPI=Windows Audio Session API、MME=windows MultiMedia | + | 基本的にはWindowsだけのことを考えています。WDMに限らずDirectSound、WASAPI=Windows Audio Session API、MME=windows MultiMedia Extensions、KS=Kernel Soundといったオーディオデバイスとのやり取りを行う各種ドライバも同じです。 |
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− | + | 違うんす。ここであえてWDMではなく、間にASIOを取り入れて、音の入力をしたいってのがASIO4ALLのやりたい事なんです。 | |
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− | + | 入力の遅れが10msec~1msecになるんです。どういうことかっていうとDAWソフトウェアのようなアプリで音楽を鳴らしながら録音する機能を有するアプリの場合、ASIOが無いときは音がなるまでに200msec 最近のPCだと50msecくらいかかります。 | |
− | + | パソコンの内蔵スピーカーで音をならしながら、それに合わせて音を録音すると、音がアプリに届くまでに、更に遅延が発生します。聴こえるまでの遅延と入力するまでの遅延です。アプリケーション側で記録されるまでに500msecから100msecかかります。この遅延のうちの入力部分だけでも早くしようとするのがASIO4ALLです。 | |
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− | + | それを解決するのがASIOです1msecから10msecは凄い。出力にPC内蔵のスピーカーを使う時はオーディオデバイス自体による遅延が少しあります。DAW→ASIO→内蔵スピーカのDeviceドライバ→出音。こんな感じです。内蔵スピーカーDeviceドライバの機能を出来る限り削って鳴らす方が、遅延がなくて済みます。できれば出力用のASIO対応オーディオ機材を使って、音を鳴らす方が遅延は少なくて済むと思います。 | |
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+ | '''いろいろな機能を切る手順の一部説明 事例''' | ||
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+ | サウンド絵柄を右クリックして表示されえるコンテクストメニューから「サウンドの設定を開く(E)」を選択。 | ||
+ | [[ファイル:2020-09-30 12h51 15.png|400px|thumb|none|サウンド絵柄を右クリックして]] | ||
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+ | サウンドの設定パネルが開くので右側の「サウンドコントロールパネル」をクリックします。 | ||
+ | [[ファイル:2020-09-30 13h02 35.png|400px|thumb|none|サウンドコントロールパネルを開く]] | ||
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+ | サウンドダイアログが開くので、「再生」タブの中の「内蔵スピーカ」欄を選択して、「プロパティ」を押します。 | ||
+ | [[ファイル:2020-09-30 13h05 52.png|400px|thumb|none|スピーカーのプロパティを開く]] | ||
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+ | 例えば、付加機能としてDolobyというタブがあるのでOFFにします(画面はクリックする箇所を示していますが、既にOFFになっている状態です。オフって書いてます。)。PCによっては付加機能の名称が違ったり、もっとあったり、なかったりもします。付加機能が無い場合はそのままで良いでしょう。 | ||
+ | [[ファイル:2020-09-30 13h10 51.png|400px|thumb|none|付加機能をオフにする]] | ||
+ | 付加機能をOFFにしたら。今まで開いたウィンドウとかダイアログとかパネルとかは適当に閉じてください。 | ||
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+ | もう一つの付加機能としてWindows10ならではの動作だとは思いますが、立体音響という機能をOFFにします。サウンド絵柄を右クリックして表示されえるコンテクストメニューから「立体音響」-「オフ」を選択します。 | ||
+ | [[ファイル:2020-09-30 12h55 57.png|400px|thumb|none|立体音響もオフにする]] | ||
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+ | 以上で内蔵スピーカーでも可能な限り遅延が無くなったと思います。切って切って切りまくろう。不要なモノはOFF!OFF!OFF! 余計なものはOFF!OFF!OFF! | ||
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いつか、世に出すような音楽になるかもしれない。録音するかもしれない。ならASIOだ。OK。カモンASIO。OK。いぇい。 | いつか、世に出すような音楽になるかもしれない。録音するかもしれない。ならASIOだ。OK。カモンASIO。OK。いぇい。 | ||
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+ | ==='''インストール'''=== | ||
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− | + | [[ファイル:2020-09-24 18h14 03.png|400px|thumb|none|ダウンロード]] | |
− | + | ダウンロードしたら、ダブルクリックしたりして起動。インストール開始です。基本、次へ次へなのですが、 | |
− | *Rewuschel( | + | 以下なような、何をインストールする?的な選択を迫られます。一番上のASIO4ALLは本体なので、導入は必須です。その次からがよくわからない。 |
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+ | [[ファイル:2020-09-24 18h19 48.png|400px|thumb|none|ダウンロード]] | ||
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+ | *Rewuschel(ドイツ語でRewireみたいな感じという意味らしい。もう一回かき乱すみたいな意味なのかな?SterinBergっていうドイツの会社の規格だからこういう表記なのかな。ドイツ語。というかニュアンスな感じがあるので、よくわからない。) | ||
+ | :Rewireって何ぞっていう人もいると思います。このASIO4ALLのドライバから入力を出力につなぐような技術を使うかっていう感じの機能です。2個くらいDAWを同時に使う時に入力にASIO自体が選べるようになるので、それを使ったりします。インストールした見た目は何も変わらないです。 | ||
*Off-line Settings | *Off-line Settings | ||
− | : | + | :オフラインでも設定できるモノ。なんか分かり難いですけど、通常はDAWのオーディオ設定でASIOの設定を調整しますが、デスクトップにできる起動アイコンとか、ASIOを使っていない状態でASIOの設定が出来るツール。 |
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インストールしました。作業は終わりです。 | インストールしました。作業は終わりです。 | ||
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+ | 色々、力説しましたが、自分のPCではASIO4ALLは動きません。Intel SST(Smart Sound Technology) Audio しょぼい。 Wave for IHF( Institute of High Fidelity(Hi-Fi) )が出力。Wave for DMIC(Digtal MICrophone)が入力。IHFとかIHF-Aはノイズに関する規格。なのでFL Studio ASIOというのを使っています。ImageLineのFL Studioを使っています。機能はシンプルです。 | ||
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+ | 自分ごときがASIO使う必要もないですけどね。でもがASIOないとただ弾いて聞くだけのことでも遅れがでるので、うまく演奏できません。自分のようなものでも、ASIO対応のオーディオインターフェイスはあった方がいいですよね。ハードウェアとしてのマルチエフェクターからそのままヘッドフォンで聞いて演奏するというアナログなことは、ソフトウェアだけでやろうとすると課題はいろいろあるね。 | ||
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