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− | WDMはWindows Driver | + | WDMはWindows Driver Modelの略です。WDMは多岐にわたるハードウェアのためのドライバーを指しているので、実際はWDMの中のオーディオドライバー部分ということになります。 |
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+ | このWDMがパソコン内蔵のスピーカーやマイク入力を制御していますので、ASIOではなく、WDMを使っているというイメージです。 | ||
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+ | 他のOSなら、WDMにあたるドライバーがあるはずです。そのときのドライバーの名称は知りません。 | ||
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+ | 基本的にはWindowsだけのことを考えています。 | ||
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+ | macOS XはcoreAudioっていうドライバが入っていてこれはASIOと同等なので、この話とはあまり関係ないかもです。同じmacでもsound managerとかっていうドライバだと関係あります。 | ||
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− | + | 違うんす。ここであえてWDMではなく、間にASIOを取り入れたいってのがASIO4ALLのやりたい事なんです。 | |
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+ | いってみればDVDドライブが無いけど、パソコンの中にDVDドライブのソフトウェアを作って、DVDのイメージファイルをそのソフトウェアに読み込ませれば、DVDが読み込めるみたいなことで実物のDVDがなくてもDVDみたいな動きを提供してやろうということです。 | ||
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− | + | ASIOで制御すると、反応が良いらしいんです。 | |
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+ | えっそれだけ?うんそれだけなんです。 | ||
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+ | 入力の遅れや出力の遅れが10msec~1msecになるんです。どういうことかっていうとDAWソフトウェアのようなアプリで音楽を鳴らしながら録音する機能を有するアプリの場合、ASIOが無いときは音がなるまでに200msec 最近のPCだと50msecくらいかかります。 | ||
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+ | なっている合わせて音を録音すると、音がアプリに届くまでに、また50msecとかかかります。アプリケーション側で記録されるまでに500msecから100msecかかります。 | ||
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+ | すると何が起こるか?ずれる。ずれると、思ったのと違う録音になります。 | ||
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+ | これをまたDAWでこざかしいことをやって調整することもできますが、疲れる。しかもmsecの世界、演奏するときに感じたグルーブ感は戻ってこない。こういうことがおこります。 | ||