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==='''概要'''=== 意思疎通ってのは、英語とかだとコミュニケーションって奴でよく使われている日本語でも表現できる内容とだいたい一致するものだと思っていますが、意思疎通の方がもっと広範囲な意味がありそうな気がしたので、こちらの表現を使いました。 人と人との関わりあいなので、自分の人格がいくら正しいと思っていても、人と違えば、自分の人格の考え方というのはただのうざったい押しつけになってしまいます。どんなに自分の考え方と違っていても相手の気持ちを最大限に汲み取ってあげようとすることが意思疎通だと思っています。だから、他人とはある意味、理解不能なモノであり、ドラマで言えば、ヒーロー、悪役、悪役の手下、エキストラ、尊敬している人、敬愛している人、人生を共にする人と様々な役割をあてがい、自分の中での位置づけをしていくものです。そして自分自身の立ち位置も自分なりに把握して、それで、人と人が関わっていき、現代の情報交換の手法の全てを駆使して、心に思っているものを相手に伝えたり、人を動かしたり、動かされたり、怒ったり、笑ったり、泣いたり、喜んだりするのです。自分の信じていた人に、裏切られた時の怒りは、それを乗り越えて笑いに変えていける近道でなければならないし、笑っている時も、相手を常に笑わせ続けるためのものであり、相手を怒りの果てに泣かせてしまったり、心に突き刺さる出来事があって泣いているときも、タイミングをみながら時間をかけて、笑いや喜びに変えていける意思疎通があったのなら、それは自分の願うところの意思疎通であります。 この長ったらしい記事を読んで不愉快になっている人がいるとしたら、自分自身の文章もまた下手くそな意思疎通だったのだなぁと感じるところでありますが、このWebページは一方的に自分の思いを記述しているだけなので、いろんな人がいるんだろうけど、特に耳を傾けたくないというか、いろんな人がいるので耳を傾けられないというのが正直なところで、Webでの意思疎通にはある程度の工夫がなければ、なかなかうまく意思疎通もできません。技術的な問題もあるわけです。 ==言葉の解釈をめぐる意思疎通に関する事象== *粛々(しゅくしゅく) :沖縄県知事さんが、官房長官さんと会話したときに辺野古移設については粛々と進めるといったような発言を聞いて、上から目線だと不服である旨の発言をしました。確かに政治家のみなさんの中では、批判を受けても厳かに静かにたんたんと物事を進めていくという意味合いが強かったのかもしれません。しかしながら、この言葉も意思疎通の受け取り方ややり取り次第で解釈がかわることもあります。つつしんでとすすめるという意味合いもあるわけで、そのような、ものしずかな心持ちで、よく意見を聞いて進めるという解釈もあるらしいです。結局、意見の違う人が複数いれば、言葉の解釈を悪いように意味づけることで相手を批判することができるということになります。こういった言葉の意味のすり替えやすれ違いによって意思疎通がうまくいかないのですから、情報を発信するというのは難しいことです。日本語以外の各言語でも同じような問題はあると思います。かといって誰にでもわかる幼稚な言葉ばかり使っていると体裁が悪いということもあるようで、複雑な世の中になっているとように感じます。話し合いによる平和的解決が簡単でなくなっていることにもつながっていっているのかもしれません。
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