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(第四十一話)
(その後)
 
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:がばっとあけたら金塊があったのでタファンは、これ以上は確認しなくていいとしたがバヤンフトや皇太后は全部を確認しようとする。そして、開けてみると箱の中は衣でお咎めなし。キヤンの根回しですこしづつ運び込むように指示されていた。いやはやせっかく手にしたお金をあっさり失うところでしたね。でもタルタルは流石に気付いていました。そのお金でわが一族を滅ぼそうとするなら、容赦しないと釘を刺されました。つぎはそのお金の使い道の話になっていきますが、その前にペガンはタファンを皇帝として慕い、コリョを元のものにしようと抱き込みます。これをみたキヤンは絶対に資金が相手に渡ってはいけないと不安になります。そして、バヤンフトがキヤンを陥れようと策をねって来ます。つまり、アユリシダラを皇太子として認めないための手立てを図ります。マハ王子は皇太后さまに育てられキヤンが亡き母のタナシルリをなきものにしたと、教え込みます。全員で追い込んだのにね。キヤンはマハとも対等に可愛がる寛大さがあります。一方で、メバクの頭は資金を失ったことに腹を立て、タンギセ、ヨムビョンス、チャチョムらにコリョの商店を迫害し、おかねを巻き上げようとします。それをみていたワンユらはメバクの動きを調べ、止めようと考えます。ヨンビスはメバクにとらえられ、大都支部を崩壊させた罪にとわれるが、放免となる。そして宮殿の外部から来たという尼がおとずれ事態は慌ただしくなる。マハは
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:がばっとあけたら金塊があったのでタファンは、これ以上は確認しなくていいとしたがバヤンフトや皇太后は全部を確認しようとする。そして、開けてみると箱の中は衣でお咎めなし。キヤンの根回しですこしづつ運び込むように指示されていた。いやはやせっかく手にしたお金をあっさり失うところでしたね。でもタルタルは流石に気付いていました。そのお金でわが一族を滅ぼそうとするなら、容赦しないと釘を刺されました。つぎはそのお金の使い道の話になっていきますが、その前にペガンはタファンを皇帝として慕い、コリョを元のものにしようと抱き込みます。これをみたキヤンは絶対に資金が相手に渡ってはいけないと不安になります。そして、バヤンフトがキヤンを陥れようと策をねって来ます。つまり、アユリシダラを皇太子として認めないための手立てを図ります。マハ王子は皇太后さまに育てられキヤンが亡き母のタナシルリをなきものにしたと、教え込みます。全員で追い込んだのにね。キヤンはマハとも対等に可愛がる寛大さがあります。そしてヨンファに、マハ王子を虐待させてそれをキヤンのせいにしようとするものです。しかしこれは、赤ん坊の仕草で誰にやられたか、はつきりするというキヤンの提案で全員がマハ王子を抱いてみることに、するとキヤンにはなんともないのに、ヨンファが抱くと泣くことで、バヤンフトの嘘がバレます。ヨンファにはまだマハがタナシルリの子ではないと証言してもらう役が残されていていますから、お咎めなし。バヤンフトはなんか辱めを受けた感じでそのばをさる。さて、問題はタファン対ワンユだね。復位してから貿易の幅を拡げたり、逆に封鎖をしようとしたり、倭国と貿易して横流しするとはなんたることかというそういう問題がでっちあげられたり、ワンユとキヤンが秘密裏に文書のやり取りをしているという捏造。いろいろあって侵略戦争を繰り返すタファンら、そんなこんなで5年経過して、タファンはまた酒を飲むようになり、幻覚をみるそして敗戦の報告に来た将軍らの首をはねる。なんてこった。
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:マハは完全に洗脳され、憎きは母の敵キヤンとなっていました。そんなとき、タンギセはこの敗戦続きの原因はワンユだとして、キヤンはきっとワンユの肩をもちタファンの信用もなくなります。と皇太后と手を組む。そして偽の帳簿をつくり、廃位をせまる。そんなはずはないとキヤンは確かめようとする。一方でマハはワンユの廃位の勅書持って自らワンユをとらえにゆく。出向いたマハだがワンユの挨拶がないことを不満として、宮殿の前で待つ頑固ぶりを発揮。これには仕方なくワンユは出向く。そして廃位を告げられ大都まで連行されることに、でもワンユに会いに行ったりしたら、それこそペガンや皇太后、タンギセのおもうつぼ、タルタルはワンユとキヤンが会うところを捉えるように命じられるが、動かず偽の帳簿をでっち上げたことを皇太后につめよる。
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:なんやかんやでとらえられてしまったワンユ。実際は元の民への救済金を支援してくれていたりなんだけど、そんなことかんけいないよとばかりに攻め立てるペガン、皇太后らとらえられたワンユはタファンの前に連れられるとタファンは剣を抜き処刑しようとする。しかし皇太后らはキヤンにすべての罪をキャンにもかぶせようとしているため、キヤンが企てたことだとワンユに言わせるまで拷問をするつもりだ。しかし、そんなことで屈するワンユではない。拷問が夜をまたがったため、外に干されていた時、ワンユの前にマハ王子が現れる。そしてマハに告げる。一国をになうものなら過去受け入れよと言われる。そうだマハはタナシルリがどんな人だったのかを知らない。そしてキヤンは証人となる役人を連れてくるとしたがタンギセらが殺害暗殺しようとする。それを見越していたヨンビスらは証言してもらうものに自分の命を狙おうとするような奴らのために嘘の帳簿のことを協力する必要がないことをわからせる。そして、取り調べの時間になっても証人がこないので、ワンユを処刑しようとするが、かんいっぱつで証人が到着。なぜかワンユは流刑という決着になる。疑わしい人物というだけのことで、そして、この流刑の際にペガンがワンユを仕留めると言い出す。キヤンはかくこうしょうの偉い人たちを集めてタナシルリの子が拾われてきたこで王族とは関係ない。これ以上ペガンについていてもなにも得られないと告げる。
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:そしてヨンファにタナシルリの件の証人となるように交渉するヤンだったがこれをバヤンフトに盗み聞きされヨンファばバヤンフトにつくことになる。バヤンフトからもらった指輪を手に晴れて自由の身を約束されたヨンファはかねてからの恋仲のヨムビョンスに報告し、ヨムビョンスに指輪を渡す。そして、証言の文を書いたヨンファはアッサリとバヤンフトに殺されてしまう。首吊り自殺にみせかけて。ヨムビョンスはキヤンの仕業だと思い込む。復讐の思いを強くする。この異変でキヤンはバヤンフトがまたやらかしたと確信する。一方ワンユは流刑地に向かう際ペガンとタイマンをはることになる。ペガンはワンユに剣を渡し真剣勝負を挑む、しかし、そこへ待ち伏せしていたタンギセらがワンユを弓で射る。そして、ちょっと傾斜のある崖から滑り落ちるワンユそれを見つけたヨンビス。王様は死んでしまったとパンシヌらは思った。そして、そのことを報告にいったパンシヌからマハがピョルで王様とヤンさまの小なのたと告げる。その頃ヨンビスはワンユを連れて逃げていた。馬で追いかけ来るタンギセらを追い払うためにも急いでいた。そこでタルタルに見つかってしまうが、ボロボロのワンユの姿を見て、ヨンビスとワンユが人里離れた場所で過ごすなら見逃そうとする。しかし、そのご、タンギセらに追われ大量の弓をワンユを乗せた荷馬車から受けてしまう。最後にワンユへの思いを伝えて息をひきとった。(ここ泣くところですね。自分は泣きませんでした。ワンユほど感情的な人間ではありません。タファンもよく泣く。愛する人のために泣いたことなんかない。なんとなく羨ましい。そのときのためにとっておきますが、たぶん使いどころなさそう。)
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:その後、バヤンフトは、ヤンにマハ殺しの罪を着せようと策略しマハを狙います。ヨンファが死に際に書いたスンニャンに虐げられたので自殺します的な遺書が決め手らしい。でも、ヨムビョンスが下手を打つのでマハっつうかピョルはキヤンの目の前まで来ます。そして、一応覆面をしていますが、ヨムビョンスはキヤンの前でマハっつうかピョルに毒矢を放ちます。一命を取り留めたかのように見えたピョル。毒矢はじわじわと効いてきている様子。ヨムビョンスはピョルを襲った際に、ヨンファからもらった指輪を落とします。ま、これがヨンファの無念を晴らすことになるのかと思えば、感慨深いものがあります。そして、トクマンは指輪の持ち主がバヤンフトであるということをキヤンに告げ、キヤンの怒りは頂点に。わが子を殺そうとした相手を許せるはずがない。ペガンを含めた一同を集めてバヤンフトの罪を暴き、流刑に処されます。タルタルはやや呆れ顔で、ペガンはちょっと悲しそうだけどやむを得ないっていう感じ。バカなことをしたな!バヤンフトっていうのが視聴者の感覚でしょうか。でもバヤンフトがいなければ物語のスカッと感はないわけで、ドラマって言うのはこういうものだと思います。現実社会でもいてくれてよかった悪ってのはあるのでしょうか?スカッとする悪。役に立ってるような気がしてきます。ヨンファまで殺したんだから、当然の報いのように思えます。流刑になったときも、あの暴れようです。本性を現したなって感じの振る舞いですね。人間は追い込まれると本性でますでしょうか?いっぱしの悪なら、冤罪疑惑を感じさせるくらい死ぬ間際まで冷静でいたいものです。マハはこのままでは危ないので、とりあえずパクプルファさんが連れて宮中から出ていきました。そんなおり、パンシヌやチョンバギらが、マハがワンユの子であることを話しているのをワンユが知りびっくりします。同じくして、キヤンが宮中のものにマハはタナシルリがお寺から連れてきた拾い子を自分の子として育て、証拠隠滅のため、寺の尼僧を放火で皆殺しにしたことを伝えます。これは、尼僧のお友達が生存していて証言してくれたことや、宮中ではソ尚宮がタナシルリの行動を証言したことで信じてもらえます。皇太后はマハを失って、倒れちゃいました。もうこうなったらキヤンを殺すしかないみたいな展開になってきました。ペガンと皇太后はキヤンを狙うに違いないです。マハは一人で強く生きてほしいという願いをキヤンはマハに伝えました。あっピョルね。
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:ここまでで、かなりキヤン側が楽になったかなぁと思ったんですけど、ここでまさかのタファンのキヤン不信で、なんでも豪快に解決してしまう手腕とワンユの強さと嘘のラブレターに踊らされます。んで、めっちゃ酒をあおります。ぐでんぐでんになってしまいます。ペガンは娘の不忠をわびてタファンへの信頼を強くしたりします。しまいにはタファンは玉璽をあずけちゃったりする始末。これで急転直下でしょ。ペガンさんはありとあらゆる自分の都合の良い政策を推し進めます。なんつうか暴走です。今まで尽力してきた有能な人材であってもキヤンと少しでもつながりがあれば、罷免して、キヤンを孤立させることを強引に推し進めます。これにはさすがのタルタルもキヤンのまとまさを知っているだけに、やるせなくなります。自分の事ばかり考えるペガンにタルタルは不信感を抱き始めます。タルタルがいてくれてよかったと思えるのは我々視聴者側でしょうか?これではさすがのキヤンもピンチです。いつ殺されてもおかしくない。そんな状況です。そんな最中、ピョルの容態は急激に悪化し始めますが、ヤンに強く生きろと言われたピョルはそれを守ろうとし、体調が悪い事を表だって言わない強さをみせます。そしてワンユとの対面もはたし、同じように励ましの言葉を貰います。もう目の周りが朦朧としている感じなので気付いてあげてほしかったっすけど、ワンユも気付かずにピョル放置。そしてしばしの別れ。と、まもなくピョルは息を引き取ります。親子としての時間を過ごすことなく息を引き取り、それを知ったキヤンもワンユも号泣します。宮中ではいよいよキヤンの追放という段階になったところでしたが、タファンが酒で倒れたのを口実に、薬で少し眠ってもらうことにしてキヤンが政務を代行する摂政を行うと宣言します。そして、間一髪のところで、ペガンから玉璽のはく奪、丞相の廃位。皇太后の廃位。そして、ペガン派のこれまでの罪をあばき、官僚ら自身に罪を問う作戦を実行しこれがうまくいき、全員を追放します。キヤンの作戦の実行速度はとてつもなく早いです。
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:ソ尚宮がマハが誰の子であるかを皆の前で暴きます。そしてマハが死んだことも同時に告げられます。これでますますペガンはワンユとつながっているなどというのはどういうことだと反逆者扱いし始めます。そしてマハの死を知ったキヤンは、こうなる原因を作ったバヤンフトに毒を与えます。バヤンフトはかなり抵抗しますが、無理やり毒をのまされてこの世を去ります。そのことを知ったペガンは更に怒りを露わにします。クーデター的な乗っ取りを考え始めます。キヤンはとにかく今の摂政状態を無理矢理続けようとします。コルタがキヤンの動きが怪しいと思い始めますが、キヤンは相手にしないほど、摂政状態を堅持します。タファンの意識が戻ることが多くなりますが、何事もないと諭し、動かないようにとキヤンがなだめます。さすがにこれは何事かが起こっている状態ですので嘘をついていることになります。コリョ派で固めた摂政を行っているとばれたら大変です。そしてペガンは乗り込む決意をし私兵を集めるようにタルタルにいいます。キヤンもその動きを掴んでおり、タルタルを信じているということを告げ、あとはタルタル自身が決めればよいというようなことを言い残して、タルタルと別れます。夜になり、いよいよ、戦いのときです。ペガンが乗り込んできますが、キヤンはあわてません。こうなることを知っているし、精鋭ぞろいです。ペガンの私兵には全く、動じません。そして、ペガンを仕留めたのはなんとタルタルでした。そして、タルタルは言いました。「叔父上との約束です。わたしは民のためにこの国を治める。私欲に走るようなことがあればそのときはタルタルおまえの手で止めてくれ」と確かにそんなこと言ってたなぁ。と思い出しながら、剣を深くさしていきます。これがペガンの最期になるのでした。そして時をおくれることわずかなところにタファンがあらわれて丞相の死を悼みます。
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:いやはや、もう丞相ですらないこともしらずにタファンは丞相を思って泣くなんてコレはまずいことになるような気もするなぁと思っているとやっぱりそうなりました。
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:タファンをだました罪として、ソッコテジェという許しを請い続ける罪をキヤンにタファンは命じます。でも悪いことしてませんし謝ることもないし、ということでソッコテジェはしないというキヤン。たしかに許しを請うべきことがそこには無い。コリョ出身というだけでみんながガミガミ言ってくるし、殺されかけたりもした。それに抗って何が悪いという感じはあります。タファンの権力を利用したのは利用しましたけどね。とりあえず肩たたき100回の刑を言い渡されました。それには従った模様です。タファンを思う気持ちはもうホンモノのようです。タファンが殺されたりしないようにと真剣に願っているようすです。タファンの健康を何よりも案じているのはキヤンだということです。それでもタファンの怒りはおさまりません。宮廷に残った官僚ら全員敵みたいなことを言って追放しようとします。そして、タファンに従うことができないものは死、従うものは土下座せよと荒れ放題です。タルタルだけは土下座をすることもなく、それなら死を選ぶと自分の意志を貫きます。そして、タファンはタルタルをほめます。そうだ、こういう自分の意志のないおまえらはとっとと出ていけと怒鳴り散らします。おやおや、ご機嫌斜めですねねぇ。これを見ていた皇太后はタファンに変えて違う皇帝を据えてキヤンを追放しようと考え始めます。それにはコルタが手を打つとのこと。コルタはすこしづつタファンに毒をのませて頭痛を引き起こさせては薬というループを作ろうとします。
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:最近の体の調子の悪さを案じたキヤンはタファンの回復を祈るようになっていきます。一方でタルタルは叔父上の悪行をタファンに報告し、キヤンを許し、立て直しをはかるように勧める。でもタファンはまだ納得できない様子。そしてなんとなく予想はしていましたが、コルタがメバクの頭であることが視聴者に明かされます。メバクは金の盲者です。ワンユの策略にはまって、穀物をすべて安値で放出し、紙のお金を手にします。ワンユはメバクの頭になりすまして、穀物を買い占めろというホンモノの頭に対して、穀物を放出せよと命じてメバクの財産価値を下げさせます。タンギセやヨムビョンス、チャチョムらはついさっきと違うことを言うお頭に疑念を抱きます。そして、買い遅れたことでお金だけを手元に残してしまいます。そして、そうこうしているとタファンはキヤンの祈る姿を見て、タルタルの行っていた話を信じ始めます。やはりキヤンだけが自分をおもってくれていたのかもしれないと。そしてペガンは悪に手を染めていたのだと。気付くのおそいですけど、こんなもんですかね。コルタもタファンも気付くの遅いよ。それですっかり仲良くなったタファンとキヤンは愛し合っていることを確かめ、政務にも身が入り始めます。そしてペガンの帳簿や財務に関する状況報告をタファンに行うと、すっかりタファンはキヤンの優秀さにも惚れ込んでしまいます。そしてアユリシリダラにも教育をするつもりだと告げます。それはいいことだと笑顔。仲のよろしいことです。そして、通貨改革を行うとある日、宮廷の会合で告げられてコルタは驚きます。出所の不明瞭なお金を持っているものがいるので、新貨幣とコウショウの交換をすすめるといいます。コルタは一気に窮地に陥ったことになります。お金がただの紙くずになってしまったのです。これはなんとしてでも阻止せねばならないとコルタの尻に火が付きます。それとタルタルが丞相に任命されました。するとコルタがキヤンとタファンを殺せという指示でも出したのでしょう。なかよくキヤンとタファンでおでかけするという情報が入ると、そのおでかけの最中にタンギセらが襲い掛かってくる。少ない私兵は速攻でやられてしまい、二人はピンチに陥りますが、覆面をしたワンユ一派に救われます。そしてかなりの深い傷をおったタンギセがそれでも立ち上がろうとするので、スンニャンがタファンを守るために弓やでバシバシ打ち続けます。そしてタンギセは最後の最後に余計なひと言をいって息を引き取ります。マハはワンユとスンニャンの子だ。と…
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:ワンユは命の恩人として扱われるが、タファンはタンギセの最期の言葉が気になり、タナシルリの側近でありながら、いまだ存命のソ尚宮を呼び寄せる。そして事実を知り、その事実を知る者は全員しななければならないと、よくわからない思想にたどり着く。一国の王の妻に別の男の子供がいたとか、そういう世間体が許されないのかもしれない。自分からしたらどうでもいいことですけど。とはいいつつも、お手柄はお手柄ということで、ワンユはコリョ王に復位。キヤンは皇后にタイトルどおりでいけば、奇皇后ということになります。最初はコリョの奴婢からですからのぼりつめたほうでしょう。武術に優れ、知力に優れ、人としての生き方を全うし、素敵な出会いという運といい、全てを手にしました。ほとんど全てを失って。そして即位式の風景に戻ります。第一話の風景だそうです。ワンユは一度は心惹かれたキヤンとの別れを受け入れます。さみしそうな背中がたまらないでしょう。ここまで全部見てきたからわかる背中と第一話の背中では重みが違いますね。しかし物語はまだすべておわっていません。コルタのじわじわとした攻めと元皇太后のご乱心は消えていません。あいかわらず頭痛と薬のループのタファンもうそろそろやばいっす。そしてタファンは夜に抜け出して、ワンユらを殺しに出向く。ココはワンユ抵抗せず、うまいこといってしまいます。タファンがキヤンの過去を守るためお前を殺すと言うとそれを受け入れてしまいます。そんなことってあるか?こんなに強い男が、そんな小さな秘め事を隠すためだけに死ななきゃならんのか?わけわからーん!!っていうのが現代人の視聴者の感覚かなぁと思うんですけど、ドラマ的にはひとつの区切りというかお決まりごとなんでしょうか、韓流では毎度毎度、恒例になってきましたが、ラストで重要人物が死ぬという展開。ありがちです。しかも、その意味が冷静に考えると希薄だということ。って思いましたが、まだラストではありません。どうやらコルタvsキヤン・タファンが最終回のようです。
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:最終回はまさかのワンユ無し。コルタぁ!薬の飲ませて寝込んだタファンにぶつくさいってるから、頑張って眠らなかったタファンにばれるんやで、タファンは花瓶をわって、それを握りしめて睡魔と闘う。そしてコルタの悪行がすべて表ざたになる。もうだめだこりゃ。皇太后ともどもおしまいやで、でも、キヤンがメバクに乗り込んできたときは思わず、皇后と口走ったものの、ばれずに済んだところは、物語を少し面白くする展開になった。その頑張りが、タファンの感動の行動へとつながるんすよね。コルタの正体を知ったタファンは、あえて皇帝の地位を退き、皇太后にすべての権力をあたえるように仕向けた。そして、最後にタファンはふらふらになりながら、血を吐きながらもコルタらを召し取る。コルタは最後までお金がどうのこうのいってました。お金ってそんなに大事ではないです。人生の舵をきるための船程度の役割です。目的地にたどりつけさえすれば、ゴムボートでもいいし、泳ぎでもいいわけです。宇宙を経由してもいいわけです。まぁそういうこっちゃな。そして、タファンは見事な最後を遂げる。キヤンに抱擁されながら幸せな顔で最後を遂げる。だらしない皇帝だったけど、男気のあふれる最後を見せれました。これもそれもあほなコルタのおかげですかね。コルタは真面目そうな顔の俳優さんだったのは、かなり思慮深くキャスティングされてはいるんだなとそのように思いました。日本語声優もまじめそのものの声質です。
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そして数奇な運命をたどった皇后の話はクライマックスへ。数年後、元は責め立てられ大都へ敵が迫ってきます。タルタルもやられちゃったみたいです。タルタルがやばくなったらモンゴルを超えて北へ逃げて下さいって、言っていたのと、タファンと大草原を馬に乗って駆け抜けると語った思い出が重なった映像で物語は終わります。
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最終回以降は3週にわたる総集編だそうです。自分は最初の方を見ていないので、ちょっと楽しみですね。
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しかし、長い物語をうまくまとめてきましたね。しかも隣の国のお話を盛ってる訳でしょ。どれくらいの人が勘違いしちゃうんだろうってぐらい影響力ある作品になってしまっていると思う。番組の冒頭にあんなテロップだされても史実にもとづいている部分があるのなら、人間の脳内歴史は上書きされることがあるからね。きっとこうだったに違いないが、こんなだったくらいまで修正されます。ドラマらしい紆余曲折を無理矢理ねじこんでいる部分があるといえばあるけど、自然と言えば自然なようにも思えるように作ってあってよくできていると思います。あと映像が綺麗でしたね。日本の作品でもこれくらい根をつめたドラマって言うのは少なくなっている中、そういった映像制作面を含めても、ここ最近ではかなり上位にくいこんでくるクオリティだと思います。日本も頑張らんとね。

2015年8月11日 (火) 00:00時点における最新版



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