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(第34話)
(第三十五話)
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:ついにタナシルリの嘘が暴かれるのか。嘘はばれるとはいうがこういうトンでもない嘘を突き通すのはなかなか無理がある。確実に墓場までもっていける嘘にするための努力が足りない。嘘はひとのためになることであり、誰の迷惑にもならないものであり、自分のためにもなるようなものなら許されるのかもしれない。そして墓場まで持って行くことにより史実をも塗り替えられる崇高な嘘へと昇華させることができる。そしてワンユのいうとおり無駄な人間なんていない。どんなひとにだってやれば出来ることがあるはずだ。
 
:ついにタナシルリの嘘が暴かれるのか。嘘はばれるとはいうがこういうトンでもない嘘を突き通すのはなかなか無理がある。確実に墓場までもっていける嘘にするための努力が足りない。嘘はひとのためになることであり、誰の迷惑にもならないものであり、自分のためにもなるようなものなら許されるのかもしれない。そして墓場まで持って行くことにより史実をも塗り替えられる崇高な嘘へと昇華させることができる。そしてワンユのいうとおり無駄な人間なんていない。どんなひとにだってやれば出来ることがあるはずだ。
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===第三十六話===
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:タナシルリの子供は拾われた子供なのだという尼僧がキヤン側に情報をもたらすもタナシルリは私兵を総動員させて尼僧の殺害を目論む。これに対抗するべくパク内官に尼僧を匿ってもらい寺の近くの洞窟に身を隠すように進言するキヤン。途中パク内官はタナシルリの子供がキヤンの子供であると知る。このことが明るみになると陛下の側室の者との間に子供を持つという大罪により、ワンユこの上奏をうけてペガン長官とやキヤンの立場が危ないと悟り、尼僧の口(をしばし封じ込めるひつようがあると考え、尼僧を捕らえておこうとパン内官は尼僧を探すも既に姿がなく、あくるひ尼僧をの寺へと追いかける途中でパク内官はヨンチョルの私兵がうろついているのを見掛ける。よもやと、あたりを調べると尼僧の首吊り遺体が見つかる。一方ワンユは都周辺護衛の平凡な志願者たちを一騎当千の軍隊に育て上げていた。ペガン長官とタルタルはヨンチョル一族を崩壊させる争いの策略をたて、各省の高官に陛下よりヨンチョルを断罪する機密文書を発行する。そして、ペガン長官の上奏が届きヨンチョルを断罪する宣言書が届く。それをみたヨンチョルは各省の高官に出兵するように、命令し、兵を都にあつめペガン長官を生け捕るように命令する。

2015年4月20日 (月) 00:00時点における版



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