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(VDMX)
(VDMX スケール系)
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==== VDMX スケール系 ====
 
==== VDMX スケール系 ====
 VDMXはOS/2テーブルのusWinAscentとusWinDescentの値から任意のサイズのフォントにおける最大の黒色部分高さを決定します。スケーリングによる高さと丸め込み量による高さとで異なるフォント高さになるため、yMaxやyMinから飛び出ることがないように定義されます。VDMXヘッダーにアスペクト比ごとにグループ化したときの総数だけratRange構造体を保有する可変量と総数だけテーブル開始位置からの記載ポジションを設定する可変量を保有しています。ratRange構造体が4バイトです。そしてVDMXレコードが続きます。高さレコードの数だけ1レコード12byteのvTable構造体を持ちます。VDMXタグテーブルは大きな配列になります。アスペクト比ごとのグループ?なんそれって感じでマイクロソフトの仕様書のページにいくと分類が乗ってました。なるほどxとyの比率を検出して、どのテーブルを使うべきかを検出するそうな。それで、ratRagneのxRatio、yStartRatio、yEndRatioが0,0,0になっているのが全ての比率に対応するグループのテーブルなのでこれが見つかると検索を終了するので、0,0,0は配列の最後に配置するべきだそうです。いやー、これは深い。ratRagneのbCharSetの意味はテーブルバージョンによって変わることになっています。Version 0 の bCharset 1のみすべてのグリフに適用せずANSIコードのみに適用されることになります。Version 1の利用が推奨されているようです。bCharset 0 は既存のフォントに追加する場合、1 は全く新しいフォント用に使うことになっています。
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 VDMXはVertical Device Metric の意味でOS/2テーブルのusWinAscentとusWinDescentの値から任意のサイズのフォントにおける最大の黒色部分高さを決定します。スケーリングによる高さと丸め込み量による高さとで異なるフォント高さになるため、yMaxやyMinから飛び出ることがないように定義されます。VDMXヘッダーにアスペクト比ごとにグループ化したときの総数だけratRange構造体を保有する可変量と総数だけテーブル開始位置からの記載ポジションを設定する可変量を保有しています。ratRange構造体が4バイトです。そしてVDMXレコードが続きます。高さレコードの数だけ1レコード12byteのvTable構造体を持ちます。VDMXタグテーブルは大きな配列になります。アスペクト比ごとのグループ?なんそれって感じでマイクロソフトの仕様書のページにいくと分類が乗ってました。なるほどxとyの比率を検出して、どのテーブルを使うべきかを検出するそうな。それで、ratRagneのxRatio、yStartRatio、yEndRatioが0,0,0になっているのが全ての比率に対応するグループのテーブルなのでこれが見つかると検索を終了するので、0,0,0は配列の最後に配置するべきだそうです。いやー、これは深い。ratRagneのbCharSetの意味はテーブルバージョンによって変わることになっています。Version 0 の bCharset 1のみすべてのグリフに適用せずANSIコードのみに適用されることになります。Version 1の利用が推奨されているようです。bCharset 0 は既存のフォントに追加する場合、1 は全く新しいフォント用に使うことになっています。
  
 
■VDMX Header
 
■VDMX Header
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[[メディア:IMPACT TAG VDMX TebleInfo.txt|IMPACT_TAG_VDMX_TebleInfo.txt]]
 
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==== hdmx スケール系 ====
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 hdmxはHorizontal Device Metricの意味でVDMXは大文字でしたが、水平方向についての定義です。
  
 
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