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*c:/texlive/2017/texmf-dist/fonts/source/public/knuth-lib/grayf.mf | *c:/texlive/2017/texmf-dist/fonts/source/public/knuth-lib/grayf.mf | ||
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− | gray.tfm/gray.logおよび123文字のグリフを持つgray.600gfやその他にcmr8.600pk/gray.600pk/logo8.600pkが生成されます。(*.pk=PacKed bitmap fonts パックされたビットマップフォント) | + | gray.tfm/gray.logおよび123文字のグリフを持つgray.600gfやその他にcmr8.600pk/gray.600pk/logo8.600pkが生成されます。(*.pk=PacKed bitmap fonts パックされたビットマップフォント) mktextfmコマンドはmetafontプログラムで適切なプログラムが記述されていなければ、tfmファイルを生成することはできません。texliveでインストールした場合、grayやblackなどのmfコマンドのmodeによって必要となるtfmが不足しています。mfファイルはあるので、mktextfmコマンドでtexliveのインストールディレクトリを再帰的に検索してmfファイルを検索します。イメージとしては、tfmは文字コードごとのグリフを収める器みたいなもので、これに文字の解像度とか、文字の幅、文字間、高さといった情報を持っていて、pkファイルには解像度ごと、グリフ情報をもっていて、文字の太さごとにもpkファイルを準備したりもします。gfグリフファイルからpkファイルを生成するにはgftopkコマンドを使います。texのフォントセットとしてはtfmと解像度や倍率に適合するxxx.(nnn)pkファイルが対で必要になります。(nnn)にはdpiという単位の数字が入ります。いろいろと説明しましたが、これでdviファイルを生成するのに必要なファイルがそろったので、以下のコマンドを実行します。dviファイルを作るにはgfファイルとgray.tfmなどのmodeごとに必要となるtfmファイルがあればよいということになります。Windows10の場合は各コマンドで生成したファイルでカレントディレクトリに置くだけでは動作しないようなpkファイルはコマンドによっては、C:\User\ユーザ名\.texlive2017\texmf-var\fontsというフォルダ以下に適切に分類されて保管される仕組みになっています。あれ?どこにいった?と思ったときはこのあたりを覗くとよいでしょう。 |
>'''GFtoDVI mfput.2602gf''' | >'''GFtoDVI mfput.2602gf''' |