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+ | ===='''フォントファミリStd/Pro/Pr5/Pr6 StdN/ProN/…'''==== | ||
+ | よく見かけるこのようなフォントファミリにつけられた記号はAdobeが定めた文字セット区分を意味しています。N付きN無しはJIS90とJIS2004字形という区分で、ある同じ文字でも違うカタチになる区分けです。ちなみにNが付いていなくてもN付き扱いになっているフォントも多く | ||
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+ | *MS Pゴシック | ||
+ | *MS ゴシック | ||
+ | *MS UI Gothic | ||
+ | *MS P明朝 | ||
+ | *MS 明朝 | ||
+ | *メイリオ | ||
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+ | では、JIS2004字形になっています。どちらかと言うとJIS90の方が親しみのある漢字字形で、辻のような感じがJIS2004字形フォントなら2点しんにょうという感じの部首になります。JIS90フォントは普通の1点のしんにょうです。名前にもよく使われる感じがJIS2004によって改変された人は嫌な思いをしているのかもしれないです。でも本来は2点しんにょうが正しいのがほとんどらしくて、1点しんにょうは、正しくないものの、かなり広く普及したものになりました。でも、そんな実情をしらない大手のフォントは、正しいとされている2点しんにょうをベースにフォント開発をしてしまったために、今更、1点しんにょうが正しいから、こっちに直せとはいいきれなくなってしまってN付きが主流となる方向性になったようです。実はこのような変化を遂げた感じは多く。168+10文字あるそうです。N無しの方が親しみがある感じで古くて間違っていると覚えておくといいかもしれません。 | ||
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+ | それでStdとかの区分は収録文字数で日本語についてはAdobe-Japan1の後ろに-1~-6(7も作られるとかいう噂も)と区分けがあります。 | ||
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+ | *Std Adobe-Japan1-3 9,354文字 | ||
+ | *Pro Adobe-Japan1-4 15,444文字 | ||
+ | *Pr5 Adobe-Japan1-5 20,317文字 | ||
+ | *Pr6 Adobe-Japan1-6 23,058文字 | ||
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+ | こういことらしいです。Pro以上は名前の通り活字を生業としている世界で必要とされる字体が収録されているだけで、一般人にはあまり関係しないところです。フォントを販売している会社が提供するPro以上のフォントファミリの価格はStdよりも高価です。イメージでいうと1万5千円が3万円になるような感覚です。これが太さ毎に別売りだったりして、全部買うと10万超えというフォントファミリも少なくない印象です。最初からフォントが搭載されているOSのありがたさ。噛みしめてもいいと思います。誰かが大変な思いをして紡いだ文字だから。 | ||
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