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 カーニングという文字間の調整をする作業を始めました。タブ譜用手描き風アルファベットが対象なんですけど大文字小文字の52文字と記号8文字と数字の70文字。カーニング設定って文字毎に前後の組み合わせで設定するらしい。とんでもない作業量。4900通り!手描きだから全部の文字でカーニング設定しないとバランスが取れない。辛い。数字と記号の18文字の後ろに来る全70文字について設定完了。1260通りの作業が終わった。この調子だと3日はかかる。気長にやってみようかな。
 
 カーニングという文字間の調整をする作業を始めました。タブ譜用手描き風アルファベットが対象なんですけど大文字小文字の52文字と記号8文字と数字の70文字。カーニング設定って文字毎に前後の組み合わせで設定するらしい。とんでもない作業量。4900通り!手描きだから全部の文字でカーニング設定しないとバランスが取れない。辛い。数字と記号の18文字の後ろに来る全70文字について設定完了。1260通りの作業が終わった。この調子だと3日はかかる。気長にやってみようかな。
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 さらにその後…
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 おぅ。カーニング設定のためのScriptわかった。手作業で新しいカーニング設定行を追加してはユニコード文字番号を前側と後側を入力して、カーニング量を設定したりしてました。これは3日どころか1カ月はかかるなぁと思ったのです。そして一括でなんかできる部分はないのかといろいろ調べた結果スクリプトを使うと良さそうだということになりました。FontForgeのメニューの「ファイル」-「スクリプトを実行」で、くそちっせぇスクリプト入力テキストエリアと2個の選択肢のラジオボタン。片方が「Python」もう一方が「FF」。FFってなんだと思ってはいましたが、FontForgeスクリプトってことだと気づきました。だいたいFontForgeが用意した関数を使うわけでFontForge専用言語を使った方がやりやすいのでFFを使う道を選びました。
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 FFを選ぶとちっさいテキストエリアだけなくテキストファイルを読み込むこともできるようになる感じです。まったく触ってなかったので、読み込みは使えない灰色の未完成のボタンだと思ってました。スクリプトを書いてテキストファイル読み込んでみました。長いスクリプト、今回で言えば4900行以上にわたって、延々とカーニング設定入力部分を作るという操作です。したらば長すぎて、全部実行されないという。あほかと。ばかかと。不謹慎なことを思ったりしたわけです。くそちっせぇテキストエリアっていうのも不謹慎な発言でした。というわけでスクリプトをコピペしてOKボタンを押すと。まぁなんということでしょう。ここ2日間やってきた作業がわずか2秒ほどで完成。わしゃ何をやっとたんかのう。と思いました。でも4900通りのカーニング量を自分で調節せねばならないのは変わりません。
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 4900のうち2000くらいは終わってるんであともう少しだな。メトリックウィンドウで全ての組み合わせのサンプル文字を入力して、カーニングを調整するのが一番速そう。全ての組み合わせは、Excelの表に組み合わせたい文字一覧(A~Z、a~z)をセルに一文字づつ作って、それをVBAで吐き出させました。そうするとAA.AB.AC.….AZ.Aa.Ac.…Azみたいな文字を吐き出す感じです。記号文字も含めるとA基点だけで、70通り。一気に確認できる。カーニング量を数字で調整するのは少し面倒だけど、より正確だし、数字を打ち込むのなんてちょろいちょろい。いいペースで作業が進みます。
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 けど、まだ、あんまりやってない。安心して終わった感じ。
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 やる気になったらすぐ終わる。やる気の波が来るまで待とう。

2020年9月6日 (日) 00:00時点における版



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