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(TA(Text Animation)スクリプトを入手しよう)
(TA(Text Animation)スクリプトを使う手順)
 
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*拡張編集ウィンドウの字幕を追加したいレイヤーを右クリックして表示されるコンテクストメニューから[メディアオブジェクトの追加]-[テキスト]で字幕の文字を表示させるための箱をレイヤーに表示させます。
 
*拡張編集ウィンドウの字幕を追加したいレイヤーを右クリックして表示されるコンテクストメニューから[メディアオブジェクトの追加]-[テキスト]で字幕の文字を表示させるための箱をレイヤーに表示させます。
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[[ファイル:2020-12-05 21h01 12.png|400px|thumb|none|テキストを追加]]  
 
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*拡張編集ウィンドウのレイヤーに表示された字幕の箱の左端を字幕の表示し始めに右端を字幕の表示終わりになるように調整します。箱の左あたりをつまんでドラッグすれば始まりの位置が定められます。右も同じです。箱が伸び縮みする感じです。ドラッグすると全体がシフトします。さらに細かい調整は次の項目に説明する方法で実施できます。
 
*拡張編集ウィンドウのレイヤーに表示された字幕の箱の左端を字幕の表示し始めに右端を字幕の表示終わりになるように調整します。箱の左あたりをつまんでドラッグすれば始まりの位置が定められます。右も同じです。箱が伸び縮みする感じです。ドラッグすると全体がシフトします。さらに細かい調整は次の項目に説明する方法で実施できます。
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[[ファイル:2020-12-05 21h13 27.png|400px|thumb|none|テキストの時間軸位置調整]]  
 
[[ファイル:2020-12-05 21h13 27.png|400px|thumb|none|テキストの時間軸位置調整]]  
  
  
 
*まず、テキストを入力します。文字の表示位置微調整をします。必要に応じてフレーム単位で表示開始位置と表示終了位置を調整します。数字を見ながら箱の両サイドをつまんで調整します。数字の横の三角ボタンは、このとき機能しません。押しても無駄です。
 
*まず、テキストを入力します。文字の表示位置微調整をします。必要に応じてフレーム単位で表示開始位置と表示終了位置を調整します。数字を見ながら箱の両サイドをつまんで調整します。数字の横の三角ボタンは、このとき機能しません。押しても無駄です。
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[[ファイル:2020-12-05 21h15 36.png|400px|thumb|none|テキストを調整]]  
 
[[ファイル:2020-12-05 21h15 36.png|400px|thumb|none|テキストを調整]]  
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:文字の表示位置はXとYのところのスライダーや三角マークあるいは数字の上でクリックして左右にドラッグすることでも数字が変化します。本体画面でも字幕の位置がわかるので、本体画面を目安に調整することになります。あとで文字の寄せ方の調整をするので、その後でまた調整することになるかもしれません。
 
:文字の表示位置はXとYのところのスライダーや三角マークあるいは数字の上でクリックして左右にドラッグすることでも数字が変化します。本体画面でも字幕の位置がわかるので、本体画面を目安に調整することになります。あとで文字の寄せ方の調整をするので、その後でまた調整することになるかもしれません。
  
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:次に紹介する更に凝った字幕となるともっと大変な作業になります。
 
:次に紹介する更に凝った字幕となるともっと大変な作業になります。
  
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=== '''凝った字幕の付け方''' ===
 
=== '''凝った字幕の付け方''' ===
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=== '''TA(Text Animation)スクリプトを入手しよう''' ===
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==== '''TA(Text Animation)スクリプトを入手しよう''' ====
  
  
 まずは字幕を装飾する動きに関するスクリプトを導入するのが良いと思います。有名なスクリプトとしたは「TA」という「さつき」さんという人が作ったスクリプトがあります。意外と簡単に自分でもスクリプトは作れます。プログラミングで使う言語様式はLuaというプログラム言語だそうです。Luaを少し勉強したら、出来るんだろうね。Luaはブラジルのリオデジャネイロにあるカトリカ大学の情報工学部の人たちが作ったとされています。VBによく似ている感じがありますが、独特の記法もあります。
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 まずは字幕を装飾する動きに関するスクリプトを導入するのが良いと思います。有名なスクリプトとしては「TA」という「さつき」さんという人が作ったスクリプトがあります。意外と簡単に自分でもスクリプトは作れます。プログラミングで使う言語様式はLuaというプログラム言語だそうです。Luaを少し勉強したら、出来るんだろうね。Luaはブラジルのリオデジャネイロにあるカトリカ大学の情報工学部の人たちが作ったとされています。VBによく似ている感じがありますが、独特の記法もあります。
  
  
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 では、テキストアニメーションをつける、おおまかな流れです。ここで基本中の基本を知り、各々で羽ばたいて下さい。※個々のスクリプトの動作は上記で説明したようなSiteで勉強して下さい。
 
 では、テキストアニメーションをつける、おおまかな流れです。ここで基本中の基本を知り、各々で羽ばたいて下さい。※個々のスクリプトの動作は上記で説明したようなSiteで勉強して下さい。
  
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==== '''TA(Text Animation)スクリプトを使う手順''' ====
 
*字幕で追加したテキストオブジェクト(拡張編集タイムライン上の箱型のモノ)を選択したときに表示されてるテキスト[標準描画]ダイアログの右上隅の[+]ボタンを押して、表示されたコンテクストメニューから「アニメーション効果」を選択します。
 
*字幕で追加したテキストオブジェクト(拡張編集タイムライン上の箱型のモノ)を選択したときに表示されてるテキスト[標準描画]ダイアログの右上隅の[+]ボタンを押して、表示されたコンテクストメニューから「アニメーション効果」を選択します。
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[[ファイル:2020-12-10 15h56 50.png|400px|thumb|none|アニメーション効果を追加]]
 
[[ファイル:2020-12-10 15h56 50.png|400px|thumb|none|アニメーション効果を追加]]
  
  
 
*上記作業によって、ダイアログに赤枠のような部分が追加されます。同時に、テキストにデフォルトの効果が適用されます。ダイアログの左下隅の効果が適用され、文字が斜めになりました。ここでは[震える]が適用されています。タイムラインで、選択した字幕が再生ポイント(縦線)上にないと適用結果を本体画面で確認することはできないです。確認できない場合はタイムラインで字幕が表示されるタイミングに再生ポイントを移動して下さい。
 
*上記作業によって、ダイアログに赤枠のような部分が追加されます。同時に、テキストにデフォルトの効果が適用されます。ダイアログの左下隅の効果が適用され、文字が斜めになりました。ここでは[震える]が適用されています。タイムラインで、選択した字幕が再生ポイント(縦線)上にないと適用結果を本体画面で確認することはできないです。確認できない場合はタイムラインで字幕が表示されるタイミングに再生ポイントを移動して下さい。
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[[ファイル:2020-12-10 16h16 19.png|400px|thumb|none|アニメーション効果を追加した状態]]
 
[[ファイル:2020-12-10 16h16 19.png|400px|thumb|none|アニメーション効果を追加した状態]]
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*テキスト[標準描画]ダイアログの[文字毎に個別オブジェクト]のチェックボックスにレ点を入れた方がよいでしょう。
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[[ファイル:2020-12-10 17h14 08.png|400px|thumb|none|文字毎に個別オブジェクトを選択]]
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※いれなくても動作するものがありますが、文字列全体が一つとして、動作するため、単調な動作になってしまいます。チェックを入れると文字毎に異なる動作になり、より、ばらけた感じになるでしょう。チェックを入れた場合と入れない場合の動作の違いも確認しておくとスキルは高まるでしょう。
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※チェックを入れた後に表示される[移動座標上に表示]にチェックを入れると全ての文字がX Yで指定した数値の座標のところに全てが集まります。字が重なり過ぎてなんだかわからなくなるアニメーション効果が多いでしょう。あまり使わないオプションになると思います。
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*テキストのアニメーション効果には数多くの種類があります。左下のコンボボックスから所望のアニメーションの効果種別を選択しましょう。個別の動作概要については先に述べた説明siteを参照するとよいかと思います。
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[[ファイル:2020-12-10 17h24 13.png|400px|thumb|none|アニメーション効果を選択]]
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*ダイアログに新しく追加された部分は、消したり、無効にしたり、畳んだりすることが出来ます。
 
*ダイアログに新しく追加された部分は、消したり、無効にしたり、畳んだりすることが出来ます。
 
:*消すには、新しく追加された部分の上で右クリックして表示されるコンテクストメニューから[フィルタ効果の削除]を選択します。
 
:*消すには、新しく追加された部分の上で右クリックして表示されるコンテクストメニューから[フィルタ効果の削除]を選択します。
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:[[ファイル:2020-12-10 16h28 53.png|400px|thumb|none|消す方法]]
 
:[[ファイル:2020-12-10 16h28 53.png|400px|thumb|none|消す方法]]
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*一時的に無効にするには、新しく追加された部分の右上にあるチェックボックスのレ点を外します。また有効に戻すには、同じ場所をクリックしてレ点を付けます。
 
*一時的に無効にするには、新しく追加された部分の右上にあるチェックボックスのレ点を外します。また有効に戻すには、同じ場所をクリックしてレ点を付けます。
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:[[ファイル:2020-12-10 16h41 50.png|400px|thumb|none|無効にする]]
 
:[[ファイル:2020-12-10 16h41 50.png|400px|thumb|none|無効にする]]
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:*畳むには、新しく追加された部分の左上の三角マークをクリックすると畳むことができます。表示領域の節約になります。
 
:*畳むには、新しく追加された部分の左上の三角マークをクリックすると畳むことができます。表示領域の節約になります。
:[[ファイル:2020-12-10 16h44 33.png|400px|thumb|none|消す方法]]
 
  
  
 効果をつけるフィルターのようものは、重ねて効果をつけていくことが出来ますので、どんどん新しく追加される部分が継ぎ足される感じになります。畳んだ方が扱いやすい場合もあると思います。適用するフィルター効果が多くなって、画面よりダイアログが長くなっても、スクロールバーを表示されないので、畳んでコントールするしかないです。追加したフィルターについて、一時的に効果を消すとどうなるか確認することに役立ったりもします。うまく利用して下さい。
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:[[ファイル:2020-12-10 16h44 33.png|400px|thumb|none|畳む方法]]
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 効果をつけるフィルターのようなものは、重ねて効果をつけていくことが出来ますので、どんどん新しく追加される部分が継ぎ足される感じになります。畳んだ方が扱いやすい場合もあると思います。適用するフィルター効果が多くなって、画面よりダイアログが長くなっても、スクロールバーは表示されないので、畳んでコントールするしかないです。追加したフィルターについて、一時的に効果を消すとどうなるか確認することに役立ったりもします。うまく利用して下さい。
  
  

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