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(→概要) |
(→"|" パイポマーク(or検索条件)) |
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===="?" クェスチョンマーク、クェスションマーク(直前の文字0文字か1文字)==== | ===="?" クェスチョンマーク、クェスションマーク(直前の文字0文字か1文字)==== | ||
− | ::"?" | + | ::"?" クェスチョンマーク(イクスクラメーションマーク)は直前の文字0文字か1文字に対応 |
::*ex10:'''"超超超超文字列正規表現検索Regular Expression".match(/超?文字列/)''' | ::*ex10:'''"超超超超文字列正規表現検索Regular Expression".match(/超?文字列/)''' | ||
::結果:超文字列 ※3番目の文字からのモノに一致(4文字目)し、0番目から2番目の繰り返しは無視されます。超がなくても文字列というキーワードだけでも一致は起こります。次の例に示すような感じです。 | ::結果:超文字列 ※3番目の文字からのモノに一致(4文字目)し、0番目から2番目の繰り返しは無視されます。超がなくても文字列というキーワードだけでも一致は起こります。次の例に示すような感じです。 | ||
::*ex11:'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/超?文字列/)''' | ::*ex11:'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/超?文字列/)''' | ||
::結果:文字列 ※0番目の文字からのモノに一致し、超がなくても文字列というキーワードだけでも一致は起こります。 | ::結果:文字列 ※0番目の文字からのモノに一致し、超がなくても文字列というキーワードだけでも一致は起こります。 | ||
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===="*?","+?","??", */+/?直後のクェスションマーク(最小マッチング)==== | ===="*?","+?","??", */+/?直後のクェスションマーク(最小マッチング)==== | ||
79行: | 78行: | ||
===="[^ ~ ]" 大カッコ、ブラケットマーク+ハットマーク(羅列検索条件否定)==== | ===="[^ ~ ]" 大カッコ、ブラケットマーク+ハットマーク(羅列検索条件否定)==== | ||
− | ::"[^ ~ ]" カッコに囲まれた文字以外 | + | ::"[^ ~ ]" カッコに囲まれた文字以外 ^はキャレットとも言います。 |
::例えば、A~Zあるいは、文,字,列,正,規,表,現,検,索,のいずれかの文字以外はあるか?という検索は | ::例えば、A~Zあるいは、文,字,列,正,規,表,現,検,索,のいずれかの文字以外はあるか?という検索は | ||
::*ex15:'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/[^A-Z文字列正規表現検索]/)''' | ::*ex15:'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/[^A-Z文字列正規表現検索]/)''' | ||
88行: | 87行: | ||
::[々〇〻\u3400-\u9FFF\uF900-\uFAFF]→々,〇,〻,\u3400-\u9FFF,\uF900-\uFAFF \uXXXXはユニコード文字番号16進数指定です。 | ::[々〇〻\u3400-\u9FFF\uF900-\uFAFF]→々,〇,〻,\u3400-\u9FFF,\uF900-\uFAFF \uXXXXはユニコード文字番号16進数指定です。 | ||
::[\uD840-\uD87F][\uDC00-\uDFFF]→ユニコードのサロゲートペアと呼ばれる範囲の4バイト文字範囲です。 | ::[\uD840-\uD87F][\uDC00-\uDFFF]→ユニコードのサロゲートペアと呼ばれる範囲の4バイト文字範囲です。 | ||
− | :: | + | ::説明の意味が分からない人は[[Unicode|ユニコード]]の記事で確認してみて下さい。 |
− | + | ||
===="|" パイポマーク(or検索条件)==== | ===="|" パイポマーク(or検索条件)==== | ||
− | ::"|" | + | ::"|" パイポ(パイプ)マークは、記述したうちのどれか?という意味になります。既に一つ前のややこしい議論の結果として使ってしまっています。前述のように文字コード範囲を複数記述する方法としても使えますし、検索文字列を複数記述する手法として"/ ~ /"の中で使えます。 |
::ex17.'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/Regular|Expression/)''' | ::ex17.'''"文字列正規表現検索Regular Expression".match(/Regular|Expression/)''' | ||
::結果:Regular ※9番目の文字のモノです。RegularかExpressionのどちらかという意味になります。先に登場するRegularに一致します。 | ::結果:Regular ※9番目の文字のモノです。RegularかExpressionのどちらかという意味になります。先に登場するRegularに一致します。 | ||
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===="{}" 中カッコ、ブレースマーク(直前の文字の繰り返し数指定)==== | ===="{}" 中カッコ、ブレースマーク(直前の文字の繰り返し数指定)==== | ||
120行: | 117行: | ||
::上限のある場合で10回以内の繰り返しに一致するには以下のように",10"とします。以下の例でも超が11以上あっても10を限度とした一致をする結果が得られます。 | ::上限のある場合で10回以内の繰り返しに一致するには以下のように",10"とします。以下の例でも超が11以上あっても10を限度とした一致をする結果が得られます。 | ||
− | ::ex20( | + | ::ex20(3).'''"超超超超文字列正規表現検索Regular Expression".match(/超{,2}文字列/)''' |
::結果:文字列 ※3番目の文字からのモノに一致し、検索した文字列と一致したという結果になります。 | ::結果:文字列 ※3番目の文字からのモノに一致し、検索した文字列と一致したという結果になります。 | ||
− | |||
====/^ ~ /(先頭文字指定)==== | ====/^ ~ /(先頭文字指定)==== | ||
185行: | 181行: | ||
::*ex28:'''"2016文字列正規表現検索Regular Expression2".match(/\S/)''' | ::*ex28:'''"2016文字列正規表現検索Regular Expression2".match(/\S/)''' | ||
::結果:文 ※0番目の文字でのモノに一致し、検索の一致があったという結果になります。初めて登場する空白、制御文字以外の文字に一致しています。 | ::結果:文 ※0番目の文字でのモノに一致し、検索の一致があったという結果になります。初めて登場する空白、制御文字以外の文字に一致しています。 | ||
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+ | ====/ ~ /i (大文字小文字を区別しない検索)==== | ||
+ | ::/ ~ / のように"/"で囲まれた部分に書いた文字が検索文字になりますが、/ ~ /i のように記述すると大文字と小文字を区別しない検索になります。 | ||
+ | ::*ex29:'''"2016文字列正規表現検索Regular Expression2".match(/regular/i)''' | ||
+ | ::結果:Regular ※13番目の文字でのモノに一致し、検索の一致があったという結果になります。 | ||
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+ | ====/ ~ /g (すべてを検索、グローバルマッチ)==== | ||
+ | ::/ ~ / のように"/"で囲まれた部分に書いた文字が検索文字になりますが、/ ~ /g のように記述すると検索対象文字列全体のすべてで検索し、先頭の検索結果が見つかっても、それ以降に登場する検索についても、すべて実施します。検索結果は複数の検索結果が返却されることもあるため、配列要素になって返却されます。 | ||
+ | ::*ex29:'''"2016文字列正規表現検索Regular Expression1,Regular Expression2".match(/Regular/g)''' | ||
+ | ::結果:Regular ※13番目の文字でのモノと33番目の文字でのモノと一致し、検索の一致があったという結果になります。 | ||
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+ | ====/(*)~/ (パターンマッチ 10個まで)==== | ||
+ | ::/ ~ / のように"/"で囲まれた部分に書いた文字が検索文字になりますが、/(*)~/ のようにカッコ(パーレンスィスとかパーレンとも言います。)を利用すると、()に相当する部分をパターンとして記憶するような動作が起こります。具体的には例を見た方がわかりやすいと思います。 | ||
+ | ::*ex30:'''"超超超超超文字列正規表現検索Regular Expression1,Regular Expression2".match(/(*)文字列(*)/)''' | ||
+ | ::結果:超超超超文字列 ※0番目の文字でのモノと33番目の文字でのモノと一致し、検索の一致があったという結果になります。これだけだと通常の検索と何も変わらないように思えますが、$1という変数のような記号に対して最初の()内で一致したパターンの文字が格納されます。 | ||
+ | ::$1 = 超超超超超 | ||
+ | ::$2 = 正規表現検索Regular Expression1,Regular Expression2 | ||
+ | ::という具合に2つ目以降のパターンも同様にして格納されます。 | ||