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== '''概要''' == ほとんど全部入りのTexがTexlive2017です。毎年新しいセットが有志によってまとめられて、TeXアプリ群が公開されるしくみになっているそうです。自分も2017を導入してみましたので、そこで気が付いた設定の追加や変更について記録しておこうと思います。 *'''dvioutが2種類ある問題''' 関連付けの設定を変更しました。名前を変えてwin32の下のdvioutを無効にしてからやると切り替えれました。なぜ切り替えるかというとwin32の下のdviout.exeを使うと設定が保存されなかったからです。これでフォントファイルの保存場所に合わせて設定が変更できるようになります。利用するGhostScriptの実行ファイルも最新のものに変更できます。まずは記事を読み進めて、GhostScriptを導入して下さい。 :C:\texlive\2017\bin\win32\dviout.exe :↓ :C:\texlive\2017\bin\win32\dviout___.exe のように名前を変更して、dviファイルを開くとアプリを指定して開くウィンドウが起動するので、そこで C:\texlive\2017\tlpkg\dviout\dviout.exe を選択します。 *'''GhostScript''' tlpkgのtlgsには32bit版で少し古いのと日本語対応のフォントとかが入っていない感じがしました。なので、GhostScriptは別途、ダウンロードしてきて日本語版をインストールしました。みなさんもググってインストールしてみるとよいと思います。それでGSViewも別途インストールするっす。 *'''GSViwe''' 上記のようなGhostScriptの事情からGSViewもインストールするわけですが、 デフォルトの設定では-sFONTPATH=C:\psfontフォルダが指定されていますが、Texliveでは、そんなフォルダはありません。なので以下のような設定をします。(※実際のところ、その上の設定項目でパスさえ設定されていればいいので、-sFONTPATH=の設定はしなくてもいいらしい…) :Options->Advanced Configures :*GhostScript Optionsの項目を ::'''-dNOPLATFONTS -sFONTPATH="C:\Program Files\gs\gs9.21\Resource\CMap" -dWINKANJI''' :とします。-dWINKANJIは日本語フォントを使うときにつけるオプションだそうです。日本人には必須のオプションですね。 :*GhostScript Include Pathの項目を ::C:\Program Files\gs\gs9.21\bin; ::C:\Program Files\gs\gs9.21\lib; ::C:\Program Files\gs\gs9.21\Resource\CMap; ::C:\Program Files\gs\gs9.21\Resource\CIDFont; ::C:\Program Files\gs\gs9.21\Resource\Font ::のように設定してGhostScriptがフォント関連のファイルを参照できるようにしておく。CMapやらCIDFontとか、もともとのシステムフォントを参照する設定とか含めて、ずいぶんとフォント設定は特殊ですね。一言では説明しきれないくらい複雑なので、また別の機会で記事にするやもしれません。奥村先生の情報は、TeXにある程度精通している知的な人でないと読み解けないものですが、相当に新しいので、しばらくはそっちの解説にゆずります。 *'''dviout''' そうすると、最新のGhostScriptを使いたいので、設定を変更します。 :Option->Setup Parameters :*Graphicタブ :gsx:'''"C:\Program Files\gs\gs9.21\bin\gswin64c.exe"''' :gdat:'''C:\TEMP\gdat''' == '''MusixTex''' == TeXで楽譜を作成しようとするねじ曲がったプロジェクトです。ねじ曲げれる力ってのは凄いですね。楽譜と文書をいっしょくたんに考える発想から始まったのかもしれません。楽譜は楽譜専用のエディタでというのが便利そうなのですが、同時に書けちゃうというね。それなりに制限はあります。作成者は合唱とかクラシックとか西洋の古典音楽のようなものには精通されていたみたいですが、バンドにはあまり興味がなかったのか、バンドスコア+ギターのTAB譜のようなものは、簡単には作れません。大改造が必要です。クラシックギター向けなのかもしれませんがギターコードを5線譜の上にダイアグラムをちょこちょこ記載する形式のものは作れるようになっています。TAB譜を作るには5線譜ではなく6線に変えるという変更からはじまり、TABという記号とか、指番号による音符表記あるいは、特殊奏法の表記の追加なんかもふくめて、なかなかの改造になります。新しいマクロ程度の作業量ではなさそうな感じです。なんつううかMusixTexにテコ入れするぐらいのプログラミングをしないとダメかもです。TuxGuitarとかいうアプリもありますが、あれでもイマイチなっとくいくようなスコアは作れません。バンドスコアをつくっている会社内部で使われているプログラムを一般に出回っているOS向けのアプリにして売り出してもらわんと…ってそこまでする必要…ないな。本当に欲しくなったら、自分でイチカラ作りましょかね。そのときはアプリ単独ではなく、TeXとも連動できるようには考えておきたいものです。どうやって? 話は本題に移ります…。 最近はスラーの扱いがPostScriptによる描画に変更されたそうで、METAFONTによる簡易スラーに縛られない作りになっています。したがってSampleMusix.texというファイルをPDFにするには以下のようなコマンドを順番に実行しなければならないでしょう。 *eupTex SampleMusix.tex *musixflx SampleMusix.mx1 *eupTex SampleMusix.tex *dvips SampleMusix.dvi *ps2pdf SampleMusix.ps という感じですね。specialのpsslurs.proのようなスラーを使う場合、dviファイルで閲覧することはできません。閲覧しようとすると、エラーになって、スラーが描画されない状態のものが仕上がります。お気をつけあそばせ。つまりdvipdfmxってやるとUnknown Tokenとかいう警告になってSlur@Dictという定義がわからなくて描画できませんでしたみたいなことになります。まずはポストスクリプトによる編集をしないとダメですね。dviファイルで開いても/Undefinedfilenameというエラーがいっぱい表示されるというね。そういうことです。 == '''Windows10 64bit Home Editionの問題?''' == GSView64.exeでGhostScriptのExamplesとしてついてきたpsファイルall_**.psを表示しようとするとプログラムが異常終了する。描画すると100ページ以上にもなる全文字出力のポストスクリプトサンプルなので、このあたりの問題を解決できていないのかもしれない。他の1ページ出力サンプルは動作しました。GSView自体はあまり使わないので、これ以上は深追いしません。自分だけの問題なのかもしれない。わからない。わからない。わかりたくない。(Windows10に導入したAdobe Distillerでpsをpdfに変換させると動作しました。) *all_ac1.ps(中国語) *all_ag1.ps(中国語簡体字っつうのそういうやつだと思います。もしくは逆。) *all_aj1.ps(日本語) *all_aj2.ps(日本語※これは自分のPCではフォントの設定ができていないらしくDistillerでも描画できませんでした。) *all_ak1.ps(韓国語)
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