HR-Vを貰いました
 

なんとなしに ホンダのHR-V(マニュアル)を貰いました。物件の駐車場が2台まで無料なので、
保険代と税金だけで保持できるので、くれるっつうんで貰いました。

TS-F1620(カロッツェリア)口径16cmの2ウェイスピーカー 6K円
TS-WX910A(カロッツェリア)口径16cmX2のバックローデッドホーン構造クラス最大級パワードサブウーファー800W。38K円
FH-770DVD(カロッツェリア)2DINの液晶画面付き DVD CD USB ヘッドユニット 25K円
AVIC-T99(カロッツェリア)SDDナビゲーション+1SEG+SDカードに記録された各種メディア再生機能35K円
ETC車載器。ついてました。

低音が半端ないっす。ナビは載せ替えキットを買っただけです。

取り付けたときの感想

HR-Vの全面カバーを外すのは大変な作業でして、エアコンダクトの間に紐を通して引っ張るという豪快な作業も必要です。内張りも結構固いんすわコレ。
サブウーファーの配線引き回しも大変だったし、車速センサーの取り出しもなかなか大変でしたね。車でテレビとか見ることないんすけどワンセグのアンテナもきちんと取り付けました。
周りの人が見たいって言うときありますからね。
後ろのスピーカーの穴とか配線とかあるんですけど、ダミーの板がついてるだけでが何もついて無かったので、スピーカを取り付けました。
DVDユニットもえらいやすくなったんですね。 液晶画面付きのこれでこの価格。すごいね。

ウーハのリモコンのケーブルはマットの下ではなく、きちんと内張りの下に入れました。いったん前側に出して、あとは横の下側の内張りな中を通しました。
バッテリーも直接つなげるように、しましたので、大変でしたけど。すっきりです。中古車なんで思い切って、前パネルの上の方を直径8mmくらいの半円で切り抜きました。
そこからNaviの車速センサーとかワンセグアンテナケーブルが出てます。次使う人には申し訳ないけど、同じようにここから線をとりだしてもらえればすっきりするんで、
まぁ良いことをしたのではないかと思います。
後ろのスピーカーの金型の枠が無いので仕方なくタイラップでひっぱる形で取り付けました。ようするにぶらぶらしてます。この車。遮蔽性が悪く、大音量にするとかなり音が漏れます。
自宅では大音量にはできませんが、広い公共の駐車場とかでなら、音がもれても、まぁ音楽がなってるな程度なので、迷惑にはなっていないかなと思って、場をわきまえて使ってます。

実は、車のボンネットの塗装がバリバリとはがれている状態だったんで、かるく塗装しなおしたりしました。これまた大変だったんです。

まずはボンネットとサイドミラーの塗装の全剥がしからです。けずってけずって削りまくります。豪快にやります。このとき車のエンジンとかかけながらやると感電することを知りました。あぶないっす。
死ぬとこでした。忘れてました。塗装剥がしたら金属部分が出てきて、死ねるような電気が流れてます。あぶないっす。ゴム手袋しててよかったっす。

それで、まずはプラサフという下地塗料を塗るわけですが、その前にマスキングです。ビニール付きのマスキング材で十分にカバーできましたが、細かいところのカバーまで考えるとマスキングテープはかなり大量に必要でした。
足りなくなってかなしい思いもしました。安いんだからけちけちせずいっぱいかっときゃよかった系の材料です。次にいっぱい買っとけばよかったと思ったのはそのプラサフでした。何回もぬりたかったんすけど足りなくなりました。

あと、メタリック系のグレーの塗料を使ったんですけど、これを塗った後、すぐにクリア専用の上塗り塗料を塗りなさいという指示がありまして、よく理解できなかったんですけど、塗料は乾かしながら何回か塗れって書いてる割には
乾かないうちにクリア専用の塗料を塗れというのは矛盾してないかコレと思いつつ適当に、やりました。適当なりの結果になってしまったような気もしてます。

それから、風が強い日&夜にやるとダメですね。多少の照明がある程度のところだと塗装のムラがわかりません。おかげさまでムラができてしまいました。あと風が強かったので、しっかり塗装したとおもっていても、全然、風で吹き飛ばされていたんだなぁと
思うような箇所ももありました。残念です。もうひとつ残念なのは、そのクリア専用の仕上げ塗料なんですけど、スプレーの噴射ノズルの反対側にもなんかついてることに作業完了後に気づきまして、この反対側についてるピンを中に押し込むことで
硬化促進剤とクリア塗料がまぜられて、より早く硬化するというのです。そのありがたい硬化剤を使わないまま、クリアーの吹付け作業をやってしまったわけです。

意味ねー。

こりゃ、はやいうちにまたべりべりとはがれるんじゃないかと思いつつも、それなりの塗装ができたみたいなので、これでおしまいにしました。

本当はこのあと、コンパウンドで磨いてキラキラになる予定だったのですが、なんつうかもう無駄っていうか、意味がないので、コンパウンド作業はかるくやっただけで終了。磨く気にもなりません。

みなさんも気を付けてください。

どうすればよかったのか?ソフト99に今度聞いておきます。

  →聞いてみました。マイカ、メタリック系のスプレーは重ね塗りする際は、10分間隔だそうです。
    で最後は3分くらいの間隔ですぐにウレタンクリアの塗装をするのが良いとのことです。
    これも何回か10分間隔で重ね塗りすると良いとのことです。
   ただしウレタンクリアの塗装は、液だまりが発生しないように丁寧に塗装する必要があり、平行面の塗装はかなり難しいとのことで、
    できれば、垂直塗装になるようにした方がよいとのことです。ウレタンクリアは液だまりのようなムラが発生すると
   下地との化学変化により、磨いてもとれないような内部的な塗布ムラが発生するので、失敗したら全部剥がして、
    プラサフからやり直しという選択肢しかなくなるそうです。それか、そのままほったらかしにするか…。
   水平面に塗るときもできるだけスプレーは垂直方向を向くように塗装してあげるのがよいそうです。無理ですけど…。
    塗るときは基本横方向への移動を1mを30秒くらいかけるくらいのスピードで塗り、
    ぬった範囲の2分の1が重なるように、垂直方向を上に、奥に移動するように塗ります。
    とくに水平面の塗装をするときは風がふいていると、厳しくなりますので、
    かならず風よけや、風のない日、風のおこらない場所で作業をする必要があります。
    塗装は大変ですね。したがって、マイカ・メタリックカラーの塗装の後はシリコンオフはできません。
    クリアが先ですので、プラサフが乾いた後、シリコンオフで脱脂して、メタリック塗装を行い、
     ウレタンクリア(こだわらないなら普通のクリアという選択肢もありだそうな)
    を塗装する。一週間後、完全乾燥したら、脱脂処理をして、コンパウンド処理をします。
    HR-V程度の大きさの車ではボンネット一枚に対してプラサフ、メタリック塗料、クリアーはそれぞれ4本は、いります。
    一本1200円はするので、これだけで1万5000円はかかります。
    こう考えると、オールペイントを10万円程度でやってくれる店がいかに良心的かわかりますね。
    作業はとおして2週間はかかるし、天候が変化したら、大変です。
    塗装の剥がし工程とマスキングにも相当時間がかかりますし、塗るのにも神経を使い。
    その上、プラサフ後と、クリア塗装後の乾燥待ち、それぞれ1週間。大変です。
    つぎからペイント処理をやるとしたら、業者にお願いします。
    ガラスコーティングくらいなら自分でやれそうですけど。ガラスコーティングに5万も6万も取る方がよっぽどぼったくりに感じます。
   

でもー最初よりはよくなったねって、家族から褒められたので、それで良しとします。
ベロベロで汚らしいままだと目立つけど、まぁよくみれば塗装の下手な車だねぇくらいになりました。なんかあって少し汚れたのかな程度になりました。
ボロボロで目立たないってだけでも十分ですね。リベンジしたいけど、気力がわきません。もう2度とやりたくないです。

やるとしたら、やる必要性と知識。技術。削るための電動道具。マスキングをじっくり張り付ける時間。風のない時期。いろいろなものが重なればやるかもしれません。
全面塗装は安いとこだと10万円くらいです。
自分でやっても道具だけで2万円はかかりましたので、電動道具とかまでそろえることを考えればプロにやってもらった方が早いし、安全だと思います。
素人はやるなと思いました。塗装の技術と知識を身に着けたい人は、やってみる価値ありです。