※DreamStationDXiは、32bit専用DXiで64bitFLStudioでは動作しません。
     

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本家のWebSiteにログイン(ログインできない人はユーザ登録!)して、TopページのMy FL STUDIOというところをClickして見られるページから入手できます。ほら、左っ側にあるでしょ。Dream Station DXi Download...そうそう、それですよ。

インストール方法

  ダウンロードしたDSDXI Installer.exeを起動して、インストーラにあなたのVSTiやDXiプラグインフォルダを教えてあげるだけです。FL STUDIOのプログラムファルダにあるPluginフォルダに入れると二重に読み込まれたりするので、自分の場合はプラグイン用のフォルダを別にして作っています。プラグインフォルダはFL STUDIOのメニュー[Option]-[FileSetting]を選択して表示されるダイアログのVST plugins extra Searching Directoryで設定できます。
 
  使い方は次のページに以降で紹介します。でも、もうちょっと待って。いま執筆中だから...とりあえず、入手さえできれば、自分で道を切り開いていける人のために、この記事を先行リリースさせて頂きました。このツールを理解できないあなたにはShift+CLRボタンで楽しい奇跡が待っているハズ!

Plug-in (プラグイン)

Dream Station DXi

 Audio Simulation社が開発したDXi=DirectX Instrumentsプラグインです。残念ながら、無料のプラグインではありません。市場価格は $49=5000円くらいになっています。しかし!FL STUDIOではDream Station DXiが無料で使えるのです。ただし、気がつかない人は、気が つかないままになっていることが多いようです。そんなわけで、Memo Notes第1弾はコレ!Dream Station DXi。楽しいよ〜。

 

 プラグインの画面は下の図のような感じになっています。3OSCとあんまり変わらない感じですが、ちょっと強力な感じです。 入手方法  本家のWebSiteにログイン(ログインできない人はユーザ登録!)して、TopページのMy FL STUDIOというところをClickして見られるページから入手できます。ほら、左っ側にあるでしょ。Dream Station DXi Download...そうそう、それですよ。   インストール方法  ダウンロードしたDSDXI Installer.exeを起動して、インストーラにあなたのVSTiやDXiプラグインフォルダを教えてあげるだけです。FL STUDIOのプログラムファルダにあるPluginフォルダに入れると二重に読み込まれたりするので、自分の場合はプラグイン用のフォルダを別にして作っています。プラグインフォルダはFL STUDIOのメニュー[Option]-[FileSetting]を選択して表示されるダイアログのVST plugins extra Searching Directoryで設定できます。   使用方法  FL STUDIOのメニュー[Channels]-[Add one]-[DreamStation]を選択すると利用できるのですが、一番最初の時はメニューに表示されていない状態になっているはずなので、メニュー[Channels]-[Add one]-[more...]を選択します。表示されたダイアログで利用するプラグインを選択しますが、ここでも、最初は表示されていないはずなので、ダイアログの一番下にある[Fast Scan]ボタンを押します。すると赤文字で新しく検出されたDXiやVSTiが表示されます。Dream StationはDXiにもVSTiにも対応していますので、いろんなところに表示されますが、DXiグループとして、表示されている[Dream Station DXi]の横をクリックしてFのチェックマークを入れましょう。これで利用開始できるようになりました。    使い方は簡単。表示されている画面の各種ノブを操作して、希望する音質を探り出しすだけです。[SAVE]ボタンで操作したノブの状態を保存し、[LOAD]ボタンであらかじめ作成したノブの状態を読み出します。[CLR]ボタンで初期状態に戻したり、Shift+[CLR]ボタンでランダムなノブ編集がされます。このランダムが奇跡を起こしてくれるかもしれません。[MOD]ボタンでモジュレーションの種類を一覧します。選択しても何も変化しません。一覧をみるだけのようです。次のページから各種音質調整ノブについて、間単に説明します。矢印キーの右を押すと次のページへ、左を押すと戻ることが出来ます。ページの上下に用意されたページ表示アイコンをクリックしても大丈夫です。

 音質を調整するためのノブがたくさん配置されていますが、ある程度ノブの意味を知っていないと操作している内に日が暮れてしまいま す。ここからは各ノブの簡単な説明をします。音を言葉で表現するには、どこかで限界を感じるものですが、力の限り音声素材を交えて説 明してみたいと思います。ちなみに、調整ノブはよくあるシンセサイザーと同じような感じになっておりまして、シンセサイザーのことを よく知っている人は、読むだけ時間の無駄になってしまいます。

はじめに

 オシレーターはいくつかの波形を重ね合わせたり、波形の形を変えてみたり、時間的変化を調整したりすることで、音質を変えることが できるものです。音質というよりは音色と呼ぶほうが、自分は好きですので音色という言葉を使うようにします。各調整ノブは大きく分け て以下のような機能に分類されています。うまく触らないと全く効果を得られない場合もあれば、ちょっと触っただけで劇的に変化するも のまであります。

OSCILLATOR1

 基本となる音声波形についての情報

OSCILLATOR2

 重ね合わせる音声波形についての情報(オプション)

OSCILLATOR3

 更に重ね合わせる音声波形についての情報、OSCILLATOR2よりは簡単なもの(オプション)

AMPLIFIRE

 合成された波形の振幅について時間的変化を決めるもの

FILTER

 各種モードである周波数帯域成分を打ち消す効果を与え、その打ち消す効果の振幅量や時間的変化を決めるもの(オプション)

LFOLow Frequency Oscillator

 耳には聞こえない低周波なオシレータを使って効果を与えるもので、基本波形には大きな効果を及ぼすもの(オプション)

USER ENVELOPE

 特定の対象波形にだけ振幅についての時間的変化を与えるもの(オプション)

VIBRATO

 ある一定の時間が過ぎたときの音程の変化を与える

MISC

 ノート(MIDIの発音命令信号や情報のこと)とノートの間を繋ぐときの効果を決めるもの

OUTPUT

 出力結果の音量やステレオ効果、音程、同時出力させるノート数を決めるもの

各種調整ノブの簡単な説明

 ノブの調整で多種多様の音色が得られます。何万という音色を生み出すこの機能を文字だけで説明するのはとても難しいことですが、ど んな感じの変化が起こるか例をあげながら説明します。どうしても音でしか説明できなさそうな部分については音素材を用意しました。

OSCILLATOR1

波形選択ボタン

 サイン波・三角波・のこぎり波・非対称方形波・ノイズ波)で波形のタイプを選択します。サイン波と三角波の違いはわずかですが音のき れいさはサイン波にあるように感じます。のこぎり波は音が濁ったような感じになります。以下にそれぞれの波形を選択したときの一例を 掲載します。もちろん、これ以外の調整ノブによって、これらの音は劇的な変化を遂げることもありますので、どれがいいとか、そういう 決まりはありません。作りたい音質によっては、ノイズ波は使えないという印象はあるかもしれません。非対称方形波はビブラートのよう な効果を感じることができます。 

サイン波

三角波

のこぎり波

非対称方形波

ノイズ波

 サイン波は美しい音ですが、周波数スペクトルが1つの成分で構成さ れているため、やや機械的な感じになりやすく、三角波は若干の倍音成 分が含まれているためやや自然な感じ、のこぎり波は倍音成分をふんだ んに含んでいるので、管楽器のような感じ、非対称方形は、倍音成分の 偏りが生じるため、不自然な感じを生み出しているように感じます。ノ イズはすべての周波数成分を含む、いわゆる雑音ですが、オシレータで は特定の効果も期待出来そうです。

各種調整ノブの簡単な説明(続き)

OSCILLATOR1

tuneノブ

 ピッチとは、音程のことです。つまりこのつまみを左に回せば、指定したノートの音より高い音程に右に回せば低い音程になります。私 達は普段、周波数の中心成分が高い周波数になることを音程が高くなるという風に呼んでいるのですね。(±2オクターブ)

kbdtrkスイッチ

 このスイッチはノートに指定した音程を有効にするかどうかを決めるスイッチです。これを切ると全てCの音程でノートの発音命令だけに 従うようになります。打楽器のような効果になります。スイッチを入れるとノートの音程を反映するので、楽器のように振舞います。

pwidthノブ

 このつまみは、方形波を選択したときに有効です。100%のときは方形波は対称な方形波になります。0%のときは偏りが最大になりま す。しかしながら、0%にすると波が感じられなくなるため、音が聞こえなくなるということもあります。これは次のpwmノブが0%のとき 顕著になります。

pwm(Pulse Width Modulation)ノブ

 このつまみは、方形波を選択したときに有効です。倍音成分の時間的な変化を生み出すノブです。細い部分と太い部分に一定の割合で揺 らぎを与えます。したがって、100%の揺らぎ効果を与えているときはpwidthノブで設定した波形の指定はほぼ無視されるような格好にな るかもしれません。パルス幅モジュレーションという風に一般的には呼ばれています。

 

 *倍音とはその音程の周波数の倍の周波数の成分を示します。楽器を弾いたときの主音程の他に裏で高音域の音がはっきりと聞き取れる 場合もあると思います。それが倍音なのです。1オクターブ(2・4・8・16…倍がオクターブ)とはちょっと違うので注意が必要です。各楽器 の倍音構成を知ると楽器を主体とした音の設定が可能になります。そんなことを知り尽くしていたら、オシレータは瞬時にあらゆる楽器で あると思えるようになるでしょう。楽器に近づくことはあっても、そのものにはなれないからおもしろいんだよね。シンセサイザー独特の 味をうまく生かして欲しいです。

OSCILLATOR2

波形選択ボタン・tuneノブ・kbdtrkスイッチ

 OSCILLATOR1と一緒です。ただ、OSCILLATOR2としての足される波形の役目であるというだけのことです。

fineノブ

 tuneより細かい音程の調整ができます。

FM(FrequencyModulation)ノブ

 周波数変調はFM放送などの方式とよく似ている、搬送波に音声波を乗せるというあの変調と同様の処理をして、複雑な周波数成分を波 形に加えるという変調です。このノブを回すほど変調が強くかかり、複雑な周波数成分を含む音声に変化します。明るい感じの音色になる という印象です。

S/Rスイッチ

 SはSynchronas=同期加算処理を意味し、波形の同期を行うのでOSCIILLATOR1の波形を切り落とすようなこともおこります。Rは RingModulationを意味し、乗算処理を行います。波の乗算処理は複雑な波形を生み出すため、新たな周波数成分をもった波形へと変化し ます。音色が変わります。

Vofノブ

 Volumeを設定するつまみです。このつまみはUSER ENVELOPEでdestモード「V2」を使用した場合に無視され、ボリューム設定は USERENVELOPEの設定に従います。

OSCILLATOR3

波形選択ボタン・tuneノブ・fineノブ・Vofノブ

 OSCILLATOR1や2と一緒です。ただ、OSCILLATOR3としての足される波形の役目であるというだけのことです。

各種調整ノブの簡単な説明(続き)

AMPLIFIER

A(Atack)ノブ

 音の出始めからGainで設定されたボリュームまでに到達するまでの時間

D(Decay)ノブ

 Gainで設定されたボリュームまで到達してからSustainで設定されたボリュームに到達するまでの時間

S(Sustain)ノブ

 Atackで設定した時間+Decayで設定した時間が経過してからノートの発音終了指示があるまでの間の音量。

R(Release)ノブ

 ノートの発音終了指示があってから、音量を0にするまでにかかる時間。

Gainノブ

 アタックで到達する音量

 

 *ADSR方式の音量調整はMIDIでよく利用される方式です。これに加えて音量の変化を直線的にするか?曲線的にするかを指示できるも のもあるようです。DreamStationでは直線的な変化として処理されるようになっています。

FILTER

Cutoffノブ

 modeスイッチで設定するフィルターで使われるカットオフ周波数のことです。例えばハイパスフィルターならこの周波数より高い周波 数を通過させて、これより低い周波数の成分を1オクターブ低くなるごとでにで12dbずつ減衰するように振舞います。20Hz〜19000Hz で設定します。

Resoノブ

 カットオフ周波数付近の成分を強調するものです。Resonansは共振を意味します。カットオフ周波数の成分を共振させることで、強調 します。modeスイッチでLP1とHPを選択しているときは強調される度合いが増します。

modeスイッチ

 LP1を選択するとLowパスフィルターとして動作し、カットオフ周波数以降を1オクターブごとに12db減衰させます。LP2では24db 減衰させます。HPはハイパスフィルターとして動作し、カットオフ周波数以前を1オクターブごとに12db減衰させます。BPはバンドパ スフィルターとして動作さし、カットオフ周波数の両側を1オクターブごとに12db減衰させます。FMTはフォルマント周波数のフィルタ をかけて、人の声の周波数帯域に近い成分だけ取り出します。keyスイッチを入れるとカットオフ周波数ノートの音程分だけシフトした カットオフ周波数として動作します。

ADSRノブ・Gainノブ

 AMPLIFIERと同様に時間的変化を調整するノブですがフィルターの強さを設定するものです。

LFO(LowFrequencyOscillator)

Destボタン

 O1はOSCILLTOR1にLFOの効果を適用します。O2はOSCILLATOR2にLFOの効果を適用します。PWはOSCILLATOR1の方形波に LFOの効果を適用します。FLTはフィルターのカットオフ周波数にLFOの効果を適用します。

波形選択ボタン

 OSCILLATOR1や2と一緒です。ただLFOの場合は並みの形がもたらす効果は、オシレータの場合とは全く異なるということに注意が必 要です。

Depthノブ

 LFOの効果をかける量を設定します。

rateノブ

 LFOの波形の周波数を早くします。結果的にLFOがもたらす効果の周期が短くなります。

 *低い周波数を合わせることで、元の波形にはあまり変化をもたらさないのですが、大きな時間的経過の中で変化が発生します。サイン 波を選択すると緩やかな周波数成分の変動をもたらします。変化は行ったり来たりするような感じで繰り返されます。のこぎり波を選択す るとサイン波のときよりは直線的な変動をもたらします。変化はあるところまで到達すると、また最初に戻ったような感じになります。方 形波を選択すると2種類の状態を行ったり来たりする感じなります。ノイズ波形ではランダムな変化が発生します。ランダム故、一定の変 化が繰り返される効果はほとんど期待できません。

各種調整ノブの簡単な説明(続き)

USER ENVERLOPE

Destボタン

 FMは周波数変調部分に適用します。O1はOSCILLTOR1の波形に適用します。O2はOSCILLATOR2の波形を適用します。PWは OSCILLATOR1の方形波に適用します。V2はOSCILLATOR2のボリュームに適用します。FLTはフィルターのカットオフ周波数に適用し ます。したがって目的の波形が有効になっていないと効果は得られません。

ADSRノブ・Gainノブ

 AMPLIFIERと同様に時間的変化を調整するノブですが、目的の波形の強さを設定するものです。

VIBRATO

Delayノブ

 音が鳴ってから設定した時間だけ経過してから音低が揺らぎはじめます。

Depthノブ

 音程が揺らぐ量を調整します。

rateスイッチ

 音程が揺らぐ早さを調整します。

OUTPUT

Levelノブ

 音量です。隣のレベルゲージは目安になります。

Panノブ

 ステレオの左右のバランスを設定します。

Tuneノブ

 全体的な音程を変化するときにつかいます。±2オクターブで設定できます。

Polyphony

 同時発音数を設定できます。2音以上が設定されているときにはポルタメントにも影響を及ぼしますし、低い数値が設定されている場合 は前になっている音を止めたりする効果も生まれます。

 *以上、説明を簡単にしましたが、予測のつかないつまみ〜はっきりとした効果がきまっているつまみまでいろいろあります。シンセサ イザーをよく理解すると、思い通りの音を直感的に作成できるようになります。使い倒せば倒すほど見に良くつく楽器なのかもしれませ ん。因みにウィンドウタイトルバーの右上隅あたりにある左向きと右向きの矢印を選択するとプリセットがいくつか表示されます。

シンセ系はOSC1だけを使って、AMPLIFIERのアタックとリリースをなくして、Ducayを短く、Sastainを小さくするとよいでしょう。 Portsを使うとよりシンセの感じに近づきます。ブラス系はOSCを複数組み合わせて、倍音成分が多くなるように組み合わせるのがコツで す。金管や木管系はフィルタを使って低い周波数成分をカットして、AMPLIFIERではアタックを長めに、リリースも少しとるとよいで しょう。揺らぎを出すためにLFOやビブラートを使うと面白いかもしれません。打楽器系ではDucayやSustain・Releaseを0にします。 高い周波数成分を強調すれば、ハイハットのような音になったり、低い音を強調すれば、ドラムのような音が得られるかもしれません。

いろいろ、試すしかないです。自分の好きな感じの音が出来上がったら、とりあえず保存しておいて損はないでしょう。

MISC(miscellaneousミセラニアス=種々雑多という意味)

Porta(ポルタメント)ノブ

 ノート間の音程の違いを滑らかに繋ぐ度合いを設定します。大きくすると滑らかなグリッサンドがノート間で自動生成されます。

Keyoffノブ

 ノートの長さに関係なく、一定時間立つと音を止める動作を実現します。0にすると無効になりますが1にすると非常に短い時間で音が 自動的に止まることになります。打楽器などの音の持続が不必要なものをシンセで表現するときに利用できます。

Distスイッチ

 音の歪み量を与えます。